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トヨタの新型車「Xプロローグ」の正式名称が商標登録から判明か?
トヨタが「Xプロローグ」のティザーを公開

2021年3月10日、トヨタが欧州の公式サイトで新型モデル「X prologue(Xプロローグ)」のティザー画像を公開しました。
Xプロローグの全容は3月17日18時(日本時間)に発表される予定です。
公式サイトではXプロローグを「‘A Small’ 」と表現していることから、次世代のEVファミリーのコンパクトモデルなのではないかと予想されています。
e-TNGAプラットフォーム搭載の次世代EVか

Xプロローグは、3眼LEDヘッドライトやC字型のLEDデイタイムランニングライトに加え、グリルレスといった今までにない先進的なデザインを採用しています。
また、トヨタの欧州部門は以前、2021年にRAV4と同じサイズの新型SUVを発表することを明らかにしています。
こうした特徴や背景から、ガソリン車でないことはほぼ確実で、車名の「X」も含め、海外メディアではe-TNGAプラットフォームを搭載した次世代ピュアEVクロスオーバーである可能性があると考えられています。
車名は「BZ4X コンセプト」か?

MOBY編集部としては、冒頭のティザー画像に写っているのは「BZ4X コンセプト」ではないかと予想しています。
BZとは、トヨタが昨年に商標登録している車名で、BZ1~BZ5までが確認できています。それに加え、それぞれにクロスオーバーモデルと思われる「X」まで存在していることが判明。
BZ4Xにのみ「コンセプト」という車名が!
欧州連合知的財産庁に登録されているBZシリーズの車名リストを見ると、「BZ4X」のみコンセプトモデルと思われる車名「BZ4X コンセプト」が登録されています。
ティザー画像の車種がクロスオーバーと考えられていることもあり、SUVと思われる「BZ4X コンセプト」である可能性はありえるのではないでしょうか。
BZ=ゼロエミッション車?
ちなみに、このBZという車名は「Beyond Zero(ビヨンド・ゼロ)」の略ではないかとも考えられており、トヨタ欧州のサイトにもBeyond Zeroというページが存在します。
このページには電気自動車や燃料電池自動車など、ゼロ・エミッションに関する技術が紹介されています。
実際にBZがこういった意味を含んでいるのかは不明ですが、次世代というだけあり、MIRAIのような燃料電池車であることも考えられます。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...