更新
トヨタ初の「8Lハイブリッド」!?衝撃的な広告が目撃される!
トヨタの8LハイブリッドがSNSで話題

2022年1月13日に正式発表されたトヨタ新型「ヴォクシー」と「ノア」。発売から1週間が経過していますが、ヴォクシーのとある広告がSNS上でひっそりと話題になっています。
話題になっている広告では、ヴォクシーの画像とともに「トヨタ初8Lハイブリッド」の見出しが確認でき、広告主もトヨタ自動車株式会社と記載されています。
SNSでは「胸熱すぎる」「ジワジワくる」や「気になってクリックしてしまう」「タイヤが何本あっても足りない」といった反応が見られました。
正確には「1.8Lハイブリッド」だと思われる

分かりきっていることではありますが、当然トヨタに8Lハイブリッド車なるものは存在しません。
ヴォクシーのパワートレインは、ガソリン仕様が2.0L直列4気筒「M20A-HKS」、ハイブリッド仕様は1.8L直列4気筒エンジン「2ZR-FXE」+モーターを採用しています。8Lという記載は1.8Lの「1.」が抜けてしまったものだと考えられます。
なお1.8Lハイブリッド車は、すでに現行プリウスなどをはじめ複数存在しています。そのため、図らずも「本当に8Lが?」と妙に信憑性を高める結果となりました。
8.0Lハイブリッドに近い車種は存在するのか?

2022年1月現在、広告にあった「8Lハイブリッド」に当てはまる乗用車は存在しません。トヨタで最も高排気量のハイブリッド車は「センチュリー」で、排気量は4.968L。これでもかなり高い方なのですが、8.0Lには及びません。

視野を輸入車メーカーにまで広げてみると、ランボルギーニの最新スーパーカー「シアン」が6.498L・V12エンジンを搭載するハイブリッド車でした。
乗用車の中ではシアンが8.0Lハイブリッドに最も近い車種だといえるでしょう。
商用車にベストアンサーがあった!

先程、8Lハイブリッドに当てはまる乗用車はないとお伝えしましたが、商用車なら話は別です。
2019年に日野自動車が発売した「プロフィア ハイブリッド」は9.0L直列6気筒エンジンにモーターを組み合わせた、9.0Lハイブリッド車です。
これまでの車種を踏まえた上で「8Lハイブリッド」というのが、いかに常軌を逸しているかがお分かりいただけたのではないでしょうか。少なくともヴォクシーのようなファミリー層をターゲットとしたミニバンに収まるようなものではありません。
近年はエンジンのダウンサイジング(小排気量化)がトレンドになっているため、スーパーカーなどでも3.0Lなどの排気量であることも多いです。そんな中で8.0L、しかもハイブリッドという車種を投入される可能性は低いと考えられます。
実際にこういった車種が発売したとすれば、大きな話題になること間違いなしでしょう。
トヨタ車の新型車情報はこちらから
その他の最新情報
ノア&ヴォクシー最大のライバル!?ホンダのステップワゴンも発表
FJクルーザーがBEVで復活?コンパクトクルーザー市販型を予想
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...