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トヨタ・スバル共同開発の新型EVが2021年4月に登場!シルエットも公開
トヨタが新たなティザー画像を公開

トヨタの欧州部門は2021年3月15日、新たな電動SUVのコンセプトカーと思われるティザー画像を公開しました。
トヨタによると、完全な姿がお披露目されるのは今年4月開催の上海モーターショーとのこと。4月19日のプレスデーが初公開となりそうです。
スバルと共同開発の「e-TNGA」を採用

コンセプトカーはミドルサイズのSUVで、スバルと共同開発した新しいプラットフォーム「e-TNGA」を採用する電気自動車です。
e-TNGAは汎用性が高く、様々なボディタイプの車両に適応できるとしています。さらに、前輪駆動や後輪駆動、四輪駆動といった駆動方式や、バッテリーやモーターなどによるクラス分けも容易だといいます。
スポーツモデルの登場も?
今回の発表では、「運転を楽しめて、見た目も美しい車両の設計・開発もできる」という内容も含まれていました。これは電気自動車に移行しても、スポーツモデルが登場することを示唆している可能性が考えられます。
以前リークされた特許画像の車両に似ている

冒頭のティザー画像では、かなりざっくりとはしていますがコンセプトモデルのシルエットが確認できます。
このシルエットが、以前発見されたトヨタ・スバル共同名義の特許画像に似ていることから、何らかの関連性があるのではないかと考えられます。
また、この特許画像の車両もe-TNGAを搭載していると言われていたことも、今回発表された車両と一致しています。
車名は「BZ4Xコンセプト」か

(トヨタからBZシリーズという名称の正式発表はされていない)
以前のXプロローグの際もお伝えしましたが、今回のコンセプトカーはトヨタの次世代EVシリーズ「BZ」のうちのひとつではないかと予想しています。

BZの名はトヨタが申請していた商標から判明したもので、「BZ1」~「BZ5」に加え、SUVのモデルと思われる「BZ1X」~「BZ5X」が確認されています。
「汎用性が高く、様々なボディタイプの車両に適応できる」というe-TNGAの特徴も、複数タイプに分かれているBZシリーズに最適。さらには特許画像の車両とも似ています。
その中で、BZ4Xのみコンセプトの商標が発見されているため、今回のコンセプトカーの車名が「BZ4Xコンセプト」である可能性が高いと言えます。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...