MOBY(モビー)自動車はおもしろい!

MOBY[モビー] > メーカー・車種別 > トヨタ > トヨタ「脚用シートベルト」の特許出願、次期型アルファードへの採用も?
トヨタ

更新

トヨタ「脚用シートベルト」の特許出願、次期型アルファードへの採用も?

なぜ?脚用の拘束装置の特許を出願

出典:日本国特許庁

2022年8月29日、トヨタが昨年2月に出願した自動車用乗員拘束装置(シートベルト)に関する発明が公開されました。

従来のシートベルトはご存知の通り、乗員の肩から腰にかけてベルトを装着することでシートに固定し、衝突などによって生じる衝撃から身を守るための拘束装置です。

では、なぜトヨタは脚に装着する拘束装置を開発しようとしているのか。それにはしっかりとした理由がありました。

「サブマリン現象」を防止する目的

出典:日本国特許庁

トヨタが今回の特許を出願した背景には、サブマリン現象を抑制し、乗員を保護する目的があります。

サブマリン現象は衝突事故などによって生じた衝撃で、乗員がシートベルトの拘束から離れ、座席から滑り落ちて、ダッシュボード下などに潜り込む現象。画像のようにリクライニングしている状態で衝突すると、シートベルトでは抑えきれない向きに力がかかり、足元の空間にもぐり込んでしまうのです。

これを防ぐために「従来のシートベルトに加えてオットマン部分(足置き)にも拘束装置を設ける」というのが、今回出願した特許の狙いです。

オットマンと連携して下半身を拘束

出典:日本国特許庁

今回出願された拘束装置は、ベルト状ではないので正確にはシートベルトではありません。

記載のある説明によると、通常時の拘束器具はオットマンと平行に収納されているようです。

この状態から、乗員がダッシュパネルなどに設けられたスイッチによって「安楽モード」を選択すると、シートがリクライニングしてくつろぐ姿勢へと変化するとのこと。

32と50が拘束部材
出典:日本国特許庁

シートが安楽モードに移行すると、オットマンとともに拘束部材を車両前方に回転させ、上画像のような状態に。

出典:日本国特許庁

乗員が足を伸ばせる空間を創出するとともに、脚を拘束する準備をします。

出典:日本国特許庁

拘束装置を正面から見るとこのような形をしています。

今後発表される新型車の安全装備に?

リクライニング状態であるにも関わらず下半身が拘束できていないことが検知された場合、スピーカやディスプレイなどから警告メッセージやアラーム音が発せられるようです。これはシートベルトを着用しないまま走行しようとした時、警告音が流れるのと同じようなイメージでしょう。

さらに、安楽モードや睡眠モードが選択されたとしても、しっかり拘束できていることが確認できない場合、一定の角度以上は傾けられない構成にしているとのこと。

つまりサブマリン現象が発生する可能性が高い角度までリクライニングするには、下半身の拘束が必須だということです。

新型アルファードに採用される可能性も…

すでに現行の販売を終了することがアナウンスされたアルファード

こうした安全機能が、今後登場する新型車に搭載されることはじゅうぶん考えられます。

オットマンを備えてくつろぐことを前提とする車種としては、アルファードのような大型ミニバンが真っ先に思い浮かびます。2023年5月に発表されることが期待されている次期型アルファードに、もしかしたらこの機能が備わっているかもしれません。

新型リーク情報提供求む!
「ディーラーで聞いた」など、読者の方からの新型車情報を募集しています。情報提供をしていただける方はこちらよりご連絡ください!

トヨタの新型車情報はこちら

現行アルファード最後のコンプリートカーの発売が延期に

トヨタ 新型BEVセダン「bZ3」が発売前にリーク!中国BYDと共同開発

その他の最新情報

遂に発表!新型シビックタイプRが世界初公開

スズキがインドで開発中のジムニーシエラ5ドアをスクープ!

執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...
すべての画像を見る

画像ギャラリー

コメント

利用規約

関連する記事

関連キーワード