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トヨタ新型シエンタ マイナーチェンジ!2列シート5人乗りも設定
トヨタ新型シエンタ マイナーチェンジ発売開始!
9月11日より発売
マイナーチェンジしたトヨタ新型シエンタ

2018年9月11日、トヨタはシエンタをマイナーチェンジして発売しました。
シエンタはコンパクトな5ナンバーサイズのボディでありながら3列シートを備えた、デザイン、機能性に優れたミニバン。2015年7月のフルモデルチェンジ以降、マイナーチェンジや一部改良が行われていませんでした。
今回のマイナーチェンジでは外装デザインと安全装備の進化に加え、2列シート5人乗り車を用意。アウトドアユーザーにとってさらに使い勝手が向上しました。
新型シエンタの変更点について、シート、デザイン、価格などの点から解説します。
新型シエンタマイナーチェンジの変更点まとめ
最大の注目は2列シート5人乗りの新設定
「FUNBASE X」「FUNBASE G」に設定された2列シート5人乗り

2列目をフラットにすれば自転車も積むことができる

新型シエンタには2列シート5人乗りグレードである「FUNBASE X」「FUNBASE G」が設定されました。大容量のラゲッジスペースとミニバンならではの広い室内空間は、5人乗りになったことで、アウトドアや車中泊などでの使い勝手が向上しました。
2列目シートを倒せば、最大荷室長2,065mmのフラットなスペースが利用できます。26インチのマウンテンバイク2台を積むことができ、アウトドアだけでなく自転車通学の子供の送迎など、ファミリーユースでも活躍しそうです。
外装デザインは小変更で質感アップ
新型シエンタ フロント

新型シエンタ リア

新型シエンタの外装デザインは、フロント部を中心に小変更。フロントバンパー、フロントグリル、ヘッドランプ、リヤランプ、ホイールキャップの意匠変更が行われ、質感が高められました。
メッキや新フロントグリルの採用で、マイナーチェンジ前よりもさらにスポーティさが強調されています。
また、さっそくカスタムブランドであるモデリスタ/TRDより、カスタマイズアイテムも登場しました。
【トヨタ新型シエンタ カスタム】モデリスタとTRDの最速発売情報
カラーバリエーションは全16種!ツートーンも
ボディカラーのバリエーションは新色ベージュを含むモノトーン10種、ツートーン6種の全16種。ツートーンカラーは、ブラックルーフとの組み合わせになります。
内装・インテリアも質感と使い勝手が向上
3列シート7人乗り仕様のインテリア

ユーティリティホールを利用した積載例

新型シエンタの内装はシートが統一されたことで、質感が向上しています。また、先述の通り、2列シート車が設定されたことも大きなポイントです。
2列シート車専用インテリアとして、デッキサイド両側のユーティリティホールがあります。左右に9個ずつあるこのホールにより、オプションのユーティリティフックやシステムバーと組み合わせることで、棚やつっかえ棒を作ることが可能です。
燃費性能に関して大きな変更はなし
新型シエンタの燃費性能は、ハイブリッドモデルのみ若干の向上がみられます。とはいえ従来のJC08モード燃費 27.2km/Lから28.8km/Lへの向上であるため、体感値では大きな変化はないかもしれません。
もともとシエンタは、3列シートミニバンの中ではホンダ フリードと並んで燃費がトップクラスでしたので、この数値はまったく問題ないといえるでしょう。
また、今回からWLTCモード燃費も公開されたため、購入時の燃費シミュレーションがさらにしやすくなっています。
燃費に関する記事はこちら
WLTCモードとは?新燃費基準のJC08モード燃費からの変更点
安全性能も強化
次世代 トヨタセーフティセンス

新型シエンタは安全性能も強化されました。
トヨタの先進安全技術である次世代トヨタセーフティセンスが採用されています。上位グレードの『G』のラインナップには標準装備、エントリーグレードの『X』のラインナップにはオプション設定となります。
次世代トヨタセーフティセンスには、歩行者(昼間)検知機能が採用されています。詳しくは以下記事をご確認ください。
最新のトヨタセーフティセンスが2018年から導入へ|搭載予定や変更点など
自動ブレーキやパノラミックビューモニターを新設定
アクセルとブレーキを踏み間違えた時などに、障害物を検知して自動でブレーキをかける「インテリジェントクリアランスソナー」を新設定。「G Cuero」に標準装備、「G」「FUNBASE G」「X」「FUNBASE X」にはオプション設定となります。
また、車両を上から見たような映像をナビゲーション画面に表示するパノラミックビューモニターをオプション設定しました。
便利な最新機能も多数搭載
このほか、新型シエンタには便利な最新機能が多数搭載されました。
パワースライドドアのクローズ中に施錠を予約でき、すぐにその場から離れることができる「パワースライドドア予約ロック機能(スマートロック操作)」や、停車してイグニッションをオフにすると、ディスプレイから後席の荷物の置き忘れを通知する「リヤシートリマインダー」など、細やかな気づかいがみられます。
新型シエンタの価格・グレード構成
グレード名 | 定員 | 価格(税込み) |
---|---|---|
G Cuero | 7人 | 253万円 |
G | 238万円 | |
X | 223万円 | |
FUNBASE G | 5人 | 234万円 |
FUNBASE X | 219万円 |
グレード構成 | 定員 | 価格(税込み) |
---|---|---|
G Cuero | 7人 | 217万円 |
G | 202万円 | |
X | 181万円 | |
G Cuero | 6人 | 231万円 |
G | 216万円 | |
X | 196万円 | |
FUNBASE G | 5人 | 198万円 |
FUNBASE X | 178万円 |
2列シート5人乗りは178万円から
新型シエンタは、ガソリン仕様が5/6/7人乗りから、ハイブリッド仕様が5/7人乗りから選ぶことができます。6人乗り仕様は4WD、それ以外はFF(2WD)となっています。
注目の2列シート5人乗りは、ガソリンが178万円から、ハイブリッドが219万円からです。
また、先代モデルで特別仕様車だった「G Cuero」が正式に最上位グレードにラインナップしました。
新型シエンタに2列シート5人乗りを設定したことで、ミニバンラインナップをさらに充実させたトヨタ。もはや「燃費のいいミニバン」が当たり前となった昨今において、使い勝手や機能性のよさを追求することは必須といえるでしょう。アクティブユースに活躍できそうな新型シエンタの売れ行きに注目です。
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本日の在庫数 4678台 平均価格 134万円 本体価格 3~321万円 -
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