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トヨタ新型RAV4アドベンチャーが欧州デビュー!国内仕様との違いを比較
欧州でRAV4アドベンチャーが発売


トヨタは2021年9月14日、同社のSUV「RAV4」に大自然をテーマにした最新モデル「RAV4 ADVENTURE(アドベンチャー)」を追加設定しました。
国内仕様との比較

すでに日本市場ではアドベンチャー仕様が導入されており、基本的なデザインは共通しているものの、国内版とは微妙に異なる点も見られます。両者の違いは「国内仕様との比較」の項目で詳細にお伝えします。
外装デザインの違い

国内仕様と大きく異なるのはLEDヘッドライトの模様です。新型ではプロジェクタータイプのLEDヘッドライトとLEDフロントフォグライトが採用されています。
ホイールのデザインはどちらも同じですが、欧州仕様はマットグレーの専用19インチアルミホイールが採用されており、全体に一体感をもたせています。
気づきにくいですが、新型には現行にはないセンサーが多数配置されており、フロントではグリル下隅、フォグランプ下に存在を確認することができます。国内版だと車両左側(助手席側)のミラー下部に付属する補助ミラーは、欧州版では設定されていません。

リアに関しては特に異なる点はありません。主な変更はフロントに集中しているようです。
内装には大きな変化はなし

内装を見ると、ハンドル位置の違いを除けば基本的には同じです。
シートは国内仕様のRAV4アドベンチャーと同様、合成皮革素材を使用し、キルティングとクッションが施されています。ただ、新型ではブラックカラーを採用しており、SUVらしいタフな印象になっています。
機能面は堅実なアップデート

新型RAV4では、運転席にしかなかったパワーアジャスト機能を助手席でも利用可能としたほか、イルミネーション付きのウィンドウコントロールスイッチ、USB-Cポートの追加など、全体的な仕様向上が図られています。
スペックにも変更はなし
今回発表された新型RAV4アドベンチャーのパワートレインは現行のものを引き継いでいます。
2.5L直4エンジン+電気モーターのハイブリッドで、駆動方式は最新の四輪駆動「e-FOUR」が組み合わされます。ハイブリッドのシステム最高出力は222PSで、こちらも現行RAV4から変わりありません。
詳細な数値は以下のとおりです。
エンジン | 直列4気筒 |
---|---|
排気量 | 2487cc |
最高出力 | 131kW[178PS]/5,700rpm |
最大トルク | 221N·m[22.5kg・m]/3,600-5,200rpm |
モーター最高出力 | 前:88kW[120PS] 後:40kW[54PS] |
モーター最大トルク | 前:202N·m[20.6kg・m] 後:121N·m[12.3kg・m] |
トランスミッション | 電気式CVT |
駆動方式 | FF 4WD |
使用燃料 | レギュラー |
欧州では2022年初頭から納車開始
ヨタによると、新型RAV4の欧州における納車時期は、2022年第1四半期ごろになるとのこと。日本市場での発売については現在のところ不明です。
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- MOBY編集部
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