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トヨタが後付けの踏み間違い加速抑制システムを発売|プリウスとアクアに対応
トヨタが後付けの踏み間違い加速抑制システムを発売
車体前後に超音波センサーを取り付け

車内にはアラート表示用モニターを取り付け

トヨタは保有車の安全性を高めるため、2018年12月5日から後付けの踏み間違い加速抑制システムを発売しました。
トヨタの新型車には「トヨタセーフティセンス」を始めとする先進安全装備が搭載されていますが、先進安全装備未搭載の車を長く利用しているユーザーも多いのが現状です。近年、高齢ドライバーによる駐車場でのアクセル/ブレーキの踏み間違いによる事故が多発していることもあり、既存のトヨタ車に後付けできる安全装備を発表しました。
最新のトヨタセーフティセンスが2018年から導入へ|搭載予定や変更点など
踏み間違い加速抑制システムとは
踏み間違い加速抑制システムとは、車体前後に壁や障害物があるにも関わらず、ブレーキと間違えてアクセルを強く踏み込んでしまった際、加速を抑制するシステムです。
また、車体前後の壁や障害物を検知してブザー音で注意喚起します。
自動ブレーキ機能はありませんので、停止の際はドライバーが自らブレーキを踏む必要があります。
詳しい作動状況については以下の通りです。
前方・後方の障害物に向かって急発進してしまった場合
・進行方向約3m以内にある壁を検知して、ブザー音でお知らせ
・ブレーキと間違えてアクセルを強く踏み込んでしまった際、加速を抑制
・車内の表示機にアラートが表示、ブザー音でもお知らせ
後退時に誤ってアクセルを強く踏み込んでしまった場合
・約5km/h以上になると、加速を抑制
・車内の表示機にアラートが表示、ブザー音でもお知らせ
対象車種はプリウスとアクア!今後拡大予定
トヨタセーフティセンス未搭載の3代目プリウス

踏み間違い加速抑制システムには、車両前後に取り付ける超音波センサーや付属部品などが含まれており、価格は55,080円です。(税込み)
後付けできる車種は「プリウス」と「アクア」。トヨタは今後、対象車種を広げていくということです。
ダイハツも踏み間違い加速抑制装置「つくつく防止」を発売

同日、ダイハツも「タント」に対応した、後付けの踏み間違い加速抑制装置「つくつく防止(ぼうし)」を販売しました。
ダイハツの先進安全「スマートアシスト」非搭載車の安全性を高める目的です。
(MOBY編集部 本田カミ)
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...