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トヨタ&レクサス「ランクル300」「LX600」「NX」を受注停止、5年以上の長納期化が決め手に
新型ランクル300やLXなど受注停止に

引用:トヨタ公式ホームページ
トヨタおよびレクサスは2022年7月1日、「ランドクルーザー300系(以下、ランクル300)」「LX600」「NX」の3車種の受注を停止することを公式ホームページにて発表しました。
受注停止に至った理由は上画像にある記載のとおりで、世界的な半導体不足が問題となっている中で、世界各国から生産能力を大幅に上回る受注があるためとしています。
納車待ちの間に仕様が変わってしまうおそれ
ランクル300は発表直後から長納期化が際立っており、受注停止直前の6月時点では5年以上とされていました。
5年といえば、一般的な車種ならフルモデルチェンジも視野に入ってくる期間です。近年のランドクルーザーのフルモデルチェンジ間隔は10年前後と長めだとしても、5年のうちにマイナーチェンジすることは十分ありえます。
仮にこのまま受注を続けた場合、マイナーチェンジ等の仕様変更と被ってしまう可能性が高いため、それを回避するために受注停止としたのではないでしょうか。
中古車市場でも転売された車両が…

かねてよりランクル300やLX600は、その長納期ゆえに新車が中古車市場に流出していることが問題視されています。そもそもランクル300ではこうした自体を防ぐため、転売を禁止する誓約書を購入者に記入させていたほどでした。
それにもかかわらず、かなり高額で転売されている現状があります。中古車サイトをみると、最低でも1,500万円、高いものでは2,000万円を超えるものも。最上級グレードの「GR SPORT」の本体価格が770万なので、2倍以上の価格になっています。
現行で販売されていたにも関わらずここまでの価格が高騰しているのは、やはり納車を待てないユーザーが一定数存在するからでしょう。
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