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日本復活も?トヨタ新型ハイランダー(クルーガー)右ハンドル版が目撃される

2020年12月17日、オーストラリアにてトヨタ クルーガーの2021年新型モデルが目撃されたと、現地の自動車メディア、car adviceが報じました。
新型クルーガーが目撃されたのはメルボルン・アルトナに位置するトヨタオーストラリア本社付近とのこと。車両はハイブリッド車の青く縁取られたエンブレムではなかったことから、V6エンジン搭載のガソリンモデルだと推測されています。
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ただ、外観に変更はない模様。着目すべきは、目撃された車両が日本と同じ右ハンドル仕様であるということです。米国を中心に販売しているトヨタ クルーガーは左ハンドルで、かつて日本国内で販売していた2007年以降、右ハンドル仕様はありませんでした。
左側通行であるオーストラリアの道路事情に対応する流れだと考えられますが、日本市場はあるのでしょうか。少なくとも逆輸入車としての需要は高まりそうです。
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トヨタ クルーガーとは

トヨタ クルーガーは、ハリアーの兄弟車として2000年に発売されたSUVで、途中からハリアーにはない3列7人乗り仕様を発表しました。2007年に国内生産を終了し、以降は北米を中心に「ハイランダー」の名で販売されています。
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現行モデルは2019年4月に発表された4代目。パワートレインには3.5L V6エンジンと2.5L直4ハイブリッドがラインナップ。
2020年5月には欧州トヨタがハイブリッドモデルを導入することを発表しました。発売は2021年初頭を予定していると伝えています。
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国内発売はある?
現在、トヨタブランドで3列シートを採用しているSUVはランドクルーザーのみ。クルーガーはもともとミドルサイズSUVでしたが、現在は海外専売モデルということもあり、ランドクルーザーと同等のサイズにまで拡大しています。
仮に日本で発売するとランドクルーザーと競合する可能性があるため、国内導入の可能性は低いと言えるでしょう。車種の絞り込みを行っている現状も踏まえると、あえてクルーガーを発売するというのは現実的ではありまえせん。
先日報じられたクラウン生産終了のニュースにて、2022年頃にクラウンSUVが登場する可能性が示唆されています。
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それに加えて、中国でシエンタにSUVモデルが追加されたりと、需要のあるクラスには続々とSUVを投入している傾向にあります。そのため、クルーガーが国内販売される可能性は低いものの、全くないわけでもなさそうです。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...