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【トヨタ新型クラウン vs 日産フーガ 】国産高級セダンライバル車を徹底比較!
目次
【トヨタ 新型 クラウン VS 日産 フーガ】 徹底比較!
トヨタ 新型 クラウンとはどんな車?
トヨタ 新型 クラウン G-エグゼクティブ プレシャスシルバー

トヨタ新型クラウンの発売日
クラウンは初代が1955年に誕生し、1957年には国産初の対米輸出を果たした歴史のあるモデルで、初代から現在までトヨタを代表するフラッグシップ・セダンです。
2018年6月26日、ついにフルモデルチェンジが実施されましたが、新型モデルは実に15代目に当たります。
新型クラウンはデザインやラインナップ、先進技術から安全装備まで、先代モデルから内容が一新され大きな変貌を遂げています。
トヨタ新型クラウンの開発コンセプト
トヨタ新型クラウンは「未来とつながるか。CROWN BEYOND」をコンセプトに、世界のあらゆるものとつながる「コネクテッドカー クラウン」となりました。
また、「セダン=ミドル世代」のイメージを払拭すべくラインナップを見直し、世界最難関と言われる「ニュルブルクリンク」での走り込みを繰り返すといった多くのグレードでFRらしいスポーティさを前面に押し出すとともに、ハイブリッドでの快適さや燃費の良さにもパワーアップが図られたモデルです。
トヨタ新型クラウンの特徴
前述の開発コンセプトとも重なりますが、新型クラウンの特徴として
・コネクテッドカー クラウンとして、専用車載通信機(DCM)を標準装備
・アスリート、ロイヤルサルーンなど従来のラインナップを見直し、新ラインナップへ
・新プラットフォーム(TNGA)の採用
・スポーティさを前面に押し出し、デザインを刷新
・予防安全技術の充実化
・ハイブリッドモデルの大幅な燃費向上
があげることができます。
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日産 フーガとはどんな車?
日産 フーガ バイブリッド ブリリアントホワイトパール

フーガは2004年に40年余りの歴史をもつ「セドリック・グロリア」の後継モデルとして誕生した、日産を代表するフラッグシップセダンです。
2009年にはフルモデルチェンジが実施され2代目現行モデルへと進化、2015年2月にはビッグマイナーチェンジが実施され、エクステリアの大幅な刷新や予防安全装備にも充実化が図られています。
日産 フーガの開発コンセプト
日産 フーガは「革新の頂点に君臨するもの FUGA」をコンセプトに、日本を超え世界に焦点を合わせたグローバルセダンとして、世界展開されるモデルです。
そのため、モデルに装着されるのも「NISSAN」エンブレムでなく、日産の海外向け高級車ブランドとなる「インフィニティ エンブレム」がフロント・リアに装着されています。
日産 フーガの特徴
日産 フーガの特徴となるのは
・フロント・リアに「インフィニティ エンブレム」を装着
・フロントグリルが「ウェーブメッシュパターン」採用の新デザインに
・ヘッドランプ、ポジショニングランプ、リアコンビネーションランプがLEDに
・新開発となるサスペンションシステムにより乗り心地を改善
・予防安全装備の充実化
をあげることができます。
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トヨタ 新型 クラウンと日産 フーガの違いとは?
トヨタ クラウンと日産 フーガは、ともに両社を代表するフラッグシップモデルであり、高級セダンであることに相違はありません。
今までのクラウンであればフォーマルなイメージ(アスリート系はスポーティ)、フーガは精悍なイメージを受けました。
しかし今回新型となったクラウンは、ニュルブルクリンクで度重なる走行テストを実施するといった全グレードで「スポーティさ」を全面に押し出し、フォーマルだけでない印象へとリファインされました。
まさに、甲乙つけ難いライバル車となっています。
高級感のある エクステリア(外装)を比較
トヨタ 新型 クラウン
トヨタ 新型 クラウン RS Advance 2.0L ガソリン ホワイトパールクリスタルシャイン

トヨタ 新型 クラウン RS Advance 2.0L ガソリン ホワイトパールクリスタルシャイン

トヨタ 新型 クラウン RS Advance 2.0L ガソリン ホワイトパールクリスタルシャイン

新型クラウンはエクステリアデザインも刷新され、初となる「6ライトウィンドウ(サイドウィンドウ3分割)」を採用。
ロングノーズ・低床キャビンにより、ワイド・ローで流麗なフォルムへと変貌を遂げています。
フロントのヘッドランプは薄くシャープに流れるウィンカーも採用され、リアでは4本出しのエギゾーストテールパイプが新型クラウンが走りにもこだわったモデルであることを主張しています。
日産 フーガ
日産 フーガ ガーネットブラック

日産 フーガ ハイブリッド ブリリアントホワイトパール

日産 フーガ プレミアムブラウン

フーガのエクステリアデザインは、ロングノーズ・低重心のFRらしいフォルムで、フロント・リアには「インフィニティ エンブレム」が配され、曲線を生かした肉厚で精悍な印象に仕上げられています。
フロントグリルは、ビッグマイナーチェンジで「ウェーブメッシュパターン」を採用した新デザインに変更、ヘッドランプ・ポジショニングランプ・リアコンビネーションランプはすべてLEDを採用、リアトランクリッド・リアバンパーも新デザインが採用されています。
インテリア(内装)比較 両車とも質感の高さが際立つ
トヨタ 新型 クラウン
トヨタ 新型 クラウン RS Advance 2.0L ガソリン

トヨタ 新型 クラウン RS Advance 2.0L ガソリン

トヨタ 新型 クラウン G-エグゼクティブ

新型クラウンのインテリアデザインは、スポーティさを打ち出しシンプルでモダンなスタイルに刷新。
シートデザインもドライバーが疲れないよう形状まで考慮されています。
また、特徴的なのはダッシュボード中央と上部に配される2つのディスプレイで、上部は7インチでナビとして、中央には8インチでオーディオを始めとするコントロールパネルとして使用する形式としています。
パネル装飾にはグレードによって上質な「本杢調」「カーボン調」となり、フロントシート下の後席用となるフットスペースは先代より拡大しています。
日産 フーガ
日産 フーガ ハイブリッド

日産 フーガ 370GT Type S

日産 フーガ 370VIP

日産 フーガのインテリアは、上質でシック、ラグジュアリー感溢れるデザインに仕上げられています。
センタークラスター・コンソールには、本無垢木に銀粉を混ぜた「銀粉本木目フィニッシャー」を採用。ダッシュボード中央にはコントロールパネルとなる8インチディスプレイが装備、本革巻きステアリングに見やすい丸型メーターが走りを意識した造形であることを伺わせます。
また、助手席オットマン、後席の読書灯など、走り以外の装備でもフラッグシップにふさわしい造りが随所に見受けられます。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...