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クラウンがアメリカ進出?トヨタが米国で「TOYOTA CROWN」を商標登録
アメリカ特許商標庁にて確認

2021年5月24日にトヨタが「TOYOTA CROWN」の商標を、アメリカの特許商標庁にて登録していたことがわかりました。
クラウン セダンは販売終了へ

クラウンはトヨタのフラッグシップセダンとして、65年以上の歴史を持っていました。
長らく日本専売モデルとなっていて、2003年に発売が開始された12代目クラウン(通称:ゼロクラウン)から、中国市場にも投入されるようになったものの、現在に至ってもグローバルでの展開はおこなわれていません。
長く愛されてきたクラウンですが、2020年11月に現在販売中の15代目で販売を終了する可能性があるというニュースが話題となりました。
今回の商標登録は、アメリカでクラウンが販売されることを意味するのでしょうか?
クラウンSUVが中国で登場

出典:duzline.com
トヨタは、上海モーターショー2021で中国市場向けの中型SUV「クラウンクルーガー」を発表しています。中国市場で2021年半ばに発売予定です。
中国以外での販売は発表されていませんが、今回、トヨタがアメリカで「TOYOTA CROWN」の商標登録をおこなったことは、クラウンクルーガーのアメリカ市場投入を期待させるものです。
しかし、単に権利を保護するためにおこなっている可能性が高く、クラウンクルーガーがアメリカでも発売される裏付けとはなりません。
クラウンの名前は死なず?

一方で、別の可能性が考えられます。
クラウンクルーガーは、日本では「クルーガー」のモデル名で販売されていた「ハイランダー」をベースにしたモデルで、ハイランダーの上級モデルにあたります。
クルーガーのように、クラウンの名前を与えた上級モデルが他の車種でも登場していくのではないでしょうか。
フラッグシップセダンとしてのクラウンは、現行の15代目モデルが最後になりそうですが、今後は上級モデルに与えられるブランド名として、クラウンの名が生き続けるのかもしれません。
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- MOBY編集部
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