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トヨタ カローラ/カローラアクシオ完全情報!おすすめグレードや人気カラー、スペックなどを解説
トヨタ カローラ/カローラアクシオとはどんな車?

カローラは日本を代表する大衆車で、長年に渡って幅広い層に愛されているロングセラーモデルです。現在販売されているのは2019年9月にフルモデルチェンジした12代目。

ワゴンタイプにカローラツーリングもラインナップしており、こちらは現在トヨタが販売している唯一のステーションワゴンモデルとなります。

国内仕様は北米仕様よりもコンパクトなボディとしていましたが、12代目は歴代カローラとして初めて3ナンバーサイズに。日本市場を意識したモデルとなっています。

カローラアクシオは先代(11代目)のカローラセダンとして販売されていたモデルで、現在も12代目と並行して販売されています。近い将来に統合される予定です。
カローラSUVは日本でも発売される?詳しくはこちら
おすすめグレード
カローラのグレード構成と車両価格
2021年4月時点で販売されているカローラのグレード(特別仕様車を除く)は以下表のとおりです。
グレード名 | 車両価格(税込) |
---|---|
G-X | 1,936,000円~ |
S | 2,139,500円~ |
W×B(1.8L/1.2L) | 2,315,500円~ |
HYBRID G-X | 2,403,500円~ |
HYBRID S | 2,574,000円~ |
HYBRID W×B | 2,750,000円~ |
ガソリン/ハイブリッドでグレード構成は同じだが…
カローラのグレードは、ガソリン車とハイブリッド車それぞれ3つずつ。グレード構成も同じです。
ただしガソリン車の最上位グレード「W×B」は、1.8L CVTと1.2L 6MTとなっています。現行の日本車ラインナップでも貴重なMTセダンを選ぶなら、W×B 1.2Lガソリン仕様を検討しましょう。
また、ガソリン車は2WDのみの設定です。4WD仕様を検討するなら、ハイブリッドE-Four車となります。
スポーティーなデザインが好きなら「W×B」がお得

最上位グレード「W×B」は、内外装のスポーティーさで他のグレードと差別化されています。ダークグレーメタリックのホイールや、Bi-Beam LEDヘッドランプ、合皮+レザテックのスポーティシートなど、ミドルグレード「S」との価格差17万6,000円以上の装備内容といってよいでしょう。
機能面での違いはほとんどないため、デザインや質感が好みなら「W×B」はお得なグレードといえます。
ミドルグレード「S」も装備内容としてはじゅうぶん

ミドルグレードである「S」は、機能や装備は「W×B」とほぼ同等です。内装やシートの仕様を確認し、スポーティなよそおいに魅力を感じなければSでも問題ありません。
選択できるオプションもW×Bほぼ同等ですが、「おくだけ充電(13,200円)」など細かな装備で選択できないものがあります。
エントリーグレードの「G-X」との価格差は約17~20万円ですが、Sで標準設定となるオプションを選択すると約10万円ですから、内外装のアップグレードを含めると妥当な金額差であるといえます。G-Xが特段お得というわけではなさそうです。
ガソリン車の「G-X」はドライバーによってはおすすめかも

ガソリン車の「G-X」のみ、トヨタセーフティセンスの一部機能「全車追従機能月レーダークルーズコントロール」「レーントレーシングアシスト」、および電動パーキングブレーキ、ブレーキホールド機能が、セットメーカーオプション(26,400円)となります。
従来のハンドブレーキのほうが馴染みがある、電動パーキングブレーキはかえって危ない…など不安がある方が運転される場合は、ガソリン「G-X」を検討してみるのもおすすめです。
ボディカラーは全8色

カローラは、スポーティ仕様の「W×B」とその他のグレードで、選択できるボディカラーラインナップが異なります。
W×Bは「ホワイトパールクリスタルシャイン」「ブラックマイカ」「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン」の全3色。SでおよびG-Xは、スパークリングブラックパールクリスタルシャインを除く7色から選択できます。
査定額が高くなるのは、「ホワイトパールクリスタルシャイン」「シルバーメタリック」でしょう。セダンは白、黒、グレー(メタリック)が人気色です。
カラー名称 | カラーコード |
---|---|
スーパーホワイトⅡ | (040) |
ホワイトパールクリスタルシャイン | (070) |
シルバーメタリック | (1F7) |
セレスタイトグレーメタリック | (1K3) |
ブラックマイカ | (209) |
スパークリングブラックパールクリスタルシャイン* | (220) |
スカーレットメタリック | (3U4) |
ダークブルーマイカメタリック | (8W7) |
*はW×Bでのみ選択できるカラー
トヨタ カローラ/カローラアクシオのスペック

ボディサイズ
全長 | 4495kg |
---|---|
全幅 | 1745kg |
全高 | 1435kg |
ホイールベース | 2640mm |
車両重量 | 1250~1440kg |
乗車定員 | 5人 |
2019年より発売が開始されたカローラは、日本国外で販売されるグローバルモデルと同じプラットフォームで生産を行う「TNGA」が採用され、ボディサイズなどが全世界統一となりました。
これにより、日本国内で販売されるカローラも横幅が5ナンバー枠の1,695mmを超えて1,745mm~1,790mmとなるため、3ナンバー車として登録されます。
パワートレイン
エンジン | 直列4気筒 | 直列4気筒 | 直列4気筒 |
---|---|---|---|
排気量 | 1797cc | 1797cc | 1196cc |
最高出力 | 72kW[98PS]/5,200rpm | 103kW[140PS]/6,200rpm | 85kW[116PS]/5,200-5,600rpm |
最大トルク | 142N·m[14.5kg・m]/3,600rpm | 170N·m[17.3kg・m]/3,900rpm | 185N·m[18.9kg・m]/1,500-4,000rpm |
モーター最高出力 | 53kW[72PS] | – | – |
モーター最大トルク | 163N·m[16.6kg・m] | – | – |
トランスミッション | 電気式CVT | CVT | 6速MT |
駆動方式 | FF 4WD | FF | FF |
使用燃料 | レギュラー | レギュラー | レギュラー |
日本で販売されるカローラに採用されているパワートレインは、1.8Lのハイブリッドおよびガソリンと、1.2Lターボの3タイプ。駆動方式もFFと4WDの2種類から選べますが、1.2LターボはFFのみの設定です。
ハイブリッドに設定されている4WDは電気式4WDシステムの「E-Four」が採用されました。通常時は前輪のみを駆動し、加速時や雪道といったスリップしやすい路面で4WDに切り替えることで発進時やスリップ時の安定性をアシストします。
W×B 1.2L仕様に設定されている6MTは、カローラスポーツで新たに搭載されたシフト操作時のエンジン回転合わせを自動的におこなう新技術「iMT」が採用されています。
発進や変速時のシフト操作をアシストすることで、スムーズな走行を実現。これにより、マニュアル車ならではの「操作する楽しさ」をより気軽に味わうことができます。
歴代モデル
カローラは非常に歴史の長いロングセラー車であるため、歴代車種も数多く存在します。本記事では2000年以降に発売された9代目以降のカローラを掲載しています。
初代からの歴代情報はこちらの記事でご覧になれます。
【9代目】カローラ:E12#/13#型(2000~2005年)

1972年にデビューした歴代のスポーツモデル「レビン」「トレノ」が廃止され、新たにステーションワゴンの「カローラ・フィールダー」がデビューしました。
ボディサイズは拡大し、5ナンバー枠いっぱいの大きさに。カローラで初となる横滑り防止装置「VSC」、トラクションコントロール「TRC」が装備されました。
【10代目】カローラ:E14#/15#型(2006~2011年)

2006年のフルモデルチェンジでカローラは10代目に。バックモニターを全車標準装備とし、実用性を大幅に高めました。
9代目までは全世界共通のプラットフォームを採用していたが、10代目からは日本専用設計になり、セダンには「カローラ・アクシオ」というサブネームが付けられました。
【11代目】カローラ(カローラアクシオ):17#型(2012~2017年)

2012年にフルモデルチェンジ。10代目に引き続き、カローラ・アクシオ、カローラ・フィールダーの2つの車種で販売されました。また、今でも11代目のカローラアクシオは、現行の12代目と併せて販売されています。
これまでボディサイズは拡大し続けていましたが、11代目はカローラ初となるボディサイズの縮小を行いました。また、この代からハイブリッドモデルが導入されました。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...