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【トヨタ カローラ アクシオ(160系)】合言葉はReBORN!ジャストサイズへの回帰

再びコンパクトへ。大型路線からの脱却「11代目カローラ」誕生

トヨタ カローラ アクシオ(E16系)
フロント
画像の個体は11代目カローラ アクシオ 1.5L グレード「Gエディション」

先代から国内専用セダンとしてサブネーム「アクシオ」が冠されたカローラは、11代目の開発にあたっては、リーマン・ショックなどの経済的停滞も考慮し、初代の1.1Lに比べ1.8Lにまで拡大した大型化路線を見直し、もう一度原点に戻るべく「日本の道・様式・体格にジャストフィットするカローラ」とすることを決定。2012年に160系として誕生することとなりました。また、従来よりラインナップしていたワゴンは2000年に「カローラ フィールダー」として独立を果たしています。

トヨタ カローラ アクシオ(E16系)
フロントサイド

カローラ アクシオは誕生に向け、セントラル自動車(現:トヨタ自動車東日本)・宮城工場を生産拠点とするはずが、2011年3月に東日本大震災が発生。未曽有の災害が拠点地である東北を襲うことに。しかし、東北の復活を目指し企業スローガンであった「ReBORN(リ・ボーン)」の名のもと、全国の生産工場へのシフトや人員総出の復旧作業により、同年5月カローラ アクシオは無事にその1号車を完成させることとなり、現在に至っています。

カローラ アクシオ 160系 目指したのは「ビッグスペースコンパクト」

トヨタ カローラ アクシオ(E16系)
ライトサイド

11代目カローラ アクシオのボディは非常にコンパクト。全長は4,360mmと、先代より50mmも短いものとなりました。しかし、後席膝前スペースでみると40mmが拡大され、これにより、小回りが効くボディながら快適な室内空間を確保しています。デザインでは、先代よりフロントグリルは小さくシャープに、ヘッドランプもラウンドした切れ長とすることで、新時代を感じるスタイリングとなりました。

トヨタ カローラ アクシオ(E16系)
ステアリングホイール

カローラ アクシオ 160系の内装は、シンプルでありながら上質さを感じる仕上がりで、ダッシュボードはゆるやかにカーブ。センタークラスターには最適な位置と角度に配置されたスイッチ類が並び、ドアハンドルには使い勝手の良いL字型ロングプル式が採用されています。

カローラ アクシオはトヨタ最小セダンに!ハイブリッドも登場

トヨタ カローラ アクシオ(E16系)
リアサイド

11代目カローラいわゆるカローラ アクシオは、エンジンもダウンサイジング。最小排気量1.3L 直列4気筒DOHCの1NR-FE型をあらたに加え、主力の1.5L 直列4気筒DOHCの1NZ-FE型とともに、当初は2種類のラインナップ。トヨタ車ではベルタ廃止に伴い、カローラ アクシオが最小セダンとなりました。駆動方式はFF車とフルタイム4WDが用意され、サスペンションはフロントがストラット、リアがトーションビームとしています。トランスミッションは5速MTと、自動無段変速となる「Super CVT-i」が搭載されました。

トヨタ カローラ アクシオ(E16系)
リア

カローラ アクシオ 160系の最高出力は、1.3Lの1NR-FE型で95ps、1.5Lの1NZ-FE型・FF車で109ps、4WD車で103psとしました。そして翌2013年、ついにカローラにハイブリッド車が追加。搭載されるシステムにはアクアや3代目プリウスでも実績のある「リダクション機能付きTHS-Ⅱ」と、1.5L 直列4気筒アトキンソンサイクルの1NZ-FXE型を組み合わせ、システム最高出力は100psに達し、JC08モード燃費は33km/Lの低燃費としています。

トヨタ カローラ アクシオ(E16系)
エンジン

カローラ アクシオは、2015年ビッグマイナーチェンジを実施。このマイナーチェンジでは、スタイリングを大きく変貌させトヨタ次世代コンセプトである「キーンルック」としたほか、安全装備を大幅に充実。衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報機能を持つ「トヨタ セーフティ センス C」がグレードにより装備され、現在は進化バージョンが全車に標準装備。高評価を得ています。

カローラ アクシオ 流通量多めでハイブリッドは高額

モデルイヤー中のカローラ アクシオ 160系は流通量が多め。なかでも、マイナーチェンジ後のハイブリッド車やスポイラーなど特別装備付きの「WxB(ダブルバイビー)」は高額となっていて、現在40万~280万円となっています。(2020年1月時点)

トヨタ カローラ アクシオ 160系のスペック詳細

下記のスペックは2012年発売のグレード「G」FF車のものとしています。

  • エンジン:1.5L 直列4気筒DOHC(1NZ-FE型)
  • 最高出力:109ps/6,000rpm
  • 最大トルク:14.1kg・m/4,400rpm
  • ボディサイズ:全長 4,360mm 全幅 1,695mm 全高 1,460mm ホイールベース 2,600mm
  • 車両重量:1,080kg
  • 乗車定員:4人
  • トランスミッション:5速MT
  • 駆動方式:FF
  • 新車時車両価格:159万円

*本記事の画像は2019年9月にMEGA WEB トヨタ シティショウケースにて開催された新型カローラ・カローラ ツーリング メディア発表会にて撮影

この記事の執筆者
石黒 真理

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