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【トヨタ新型アクア最新情報】スペックや燃費と価格、クロスオーバーについても
目次
【最新情報】トヨタ新型アクアが一部改良でサポカーSワイドに
アクア 特別仕様車S“Style Black”

2018年4月3日、トヨタ アクアが一部改良され、特別仕様車「S“Style Black”」が発売されました。
S“Style Black”は、Sグレードをベースにブラックを基調とした内装が特徴です。
また、「Tトヨタセーフティセンス」や「インテリジェントクリアランスソナー」などを特別装備しています。
従来のグレードについても、衝突回避支援パッケージ「トヨタセーフティセンス」に、昼間の歩行者を検知可能な「プリクラッシュセーフティ」を追加、さらに「インテリジェントクリアランスソナー」をオプション設定するなどして安全性を高めています。
今回の一部改良により、特別仕様車「S“Style Black”」および、トヨタセーフティセンスとインテリジェントクリアランスソナーを装着した車は、サポカーSワイドとなります。
サポカーについて詳しくはこちら
トヨタ アクアとはどんな車?

「アクア」はトヨタが2011年に発売したコンパクトハイブリッドカーです。
37.0km/Lという低燃費で価格帯も手頃なアクアは消費者からの絶大な支持を受け、2013年、2014年、2015年の3年連続で国内新車年間販売台数1位を記録しました。
今では当たり前とも言えるハイブリッドカーですが、ハイブリッドカーを世に浸透させたのは、トヨタのプリウスと、アクアの功績と言っても過言ではありません。
さらに、「ドラゴンクエスト」や「モンスターハンター」などの人気ゲームとコラボしたCMも話題を呼びました。
また、トヨタ アクアは2014年12月と2017年6月にマイナーチェンジが行われています。
トヨタ アクアの現行モデルについて詳しくはこちら
トヨタ アクアのフルモデルチェンジ情報についてはこちら
トヨタ新型アクア これまでの変更点は?クロスオーバーが追加!
新型アクアに追加された「Crossover」

トヨタ アクアは1度目のマイナーチェンジで、ヘッドライトやフロントバンパーのデザイン変更や新しいボディーカラーの設定がされました。
2度目のマイナーチェンジではエンジンの最適化が施され燃費が向上しています。
その他「ヴィッツとの差別化を図るため外観のデザイン変更および内装の質感向上」と「X-URBANを見直し新グレードのクロスオーバー(Crossover)が設定」されました。
具体的な変更部位としてはヘッドランプ、リアコンビランプ、MOPアルミホイル、内装などがあげられます。
そして一部改良では特別仕様車の追加と、トヨタセーフティセンスの機能拡張が行われました。
トヨタ新型アクアのエクステリアデザイン(外装)


フロントは、ヘッドライトとフロントバンパーがややエッジの効いたフォルムになります。
ヘッドライトはハイ&ロー共にLEDとなり、タイヤサイズもワイド化、リアについてはテールランプとリアバンパーがよりスマートなデザインになりました。
新型アクアにはオプションエアロが登場
C-HRで取り入れられた販売店ごとに違ったテイストをもったオプションエアロも新型アクアでは用意されている模様です。
自分自身でアクアのデザインを変更できるというのはとても魅力的ですよね。
トヨタ新型アクアのボディーカラー

ボディカラーのラインナップは以下14色です。
一部改良により新色「ホワイトパールクリスタルシャイン」が追加されました。
・スーパーホワイト2
・ホワイトパールクリスタルシャイン
・シルバーメタリック
・グレーメタリック
・ブラックマイカ
・ブラッキッシュアゲハガラスフレーク
・スーパーレッドV
・ベージュ(※クロスオーバー専用色)
・オレンジパールクリスタルシャイン
・イエロー
・フレッシュグリーンマイカメタリック
・クリアエメラルドパールクリスタルシャイン
・ブルーメタリック
・ジュエリーパープルマイカメタリック
また、ボディカラーと異なるカラーパーツを組み合わせたFLEX TONE4色も選択できます。
こちらは一部改良により組み合わせが一新されました。
・ブラックマイカ×スティールブロンドメタリック
・ホワイトパールクリスタルシャイン×スティールブロンドメタリック
・グレーメタリック×カッパーメタリック
・ホワイトパールクリスタルシャイン×エアーイエロー
トヨタ新型アクアのインテリアデザイン(内装)


マイナーチェンジでによりTFTディスプレイとイモビライザーやステアリングスイッチの標準化が行われました。
ステアリング・インパネの変更点からソフトトレイ追加やソフトレザーのホワイト色追加なども予定されています。
特に注目なのがTFTディスプレイの標準グレード装備です。
やはりカラーの液晶は車のインテリアとして一歩先の先進性を期待させてくれます。
全体としてもメッキパーツが追加され、質感も向上しました。
このクラスの価格帯で内装の質感も向上させてくれるというのは嬉しい限りです。
トヨタ新型アクアのボディサイズ
新型アクア 内装

マイナーチェンジされた新型アクアの全長などのサイズはクロスオーバー(Crossover)グレード以外はすべて同じとなっています。
L/S/G(ソフトレザーセレクション) | クロスオーバー(Crossover) | |
---|---|---|
全長 | 4,050 | 4,060 |
全幅 | 1,695 | 1,715 |
全高 | 1,455 | 1,500 |
ホイールベース | 2,550 | 2,550 |
車両重量 | 1,090(1,060) | 1,100 |
乗車定員 | 5 | 5 |
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人 |
※括弧内はLパッケージの車両重量
タイヤサイズもワイドに変更され、175/65R15→185/60R15とされています。
これからはヴィッツとの差別化や北米での販売展開を見据えると、さらに大型化されていくと言われています。
アクアの車中泊についてはこちら
トヨタ新型アクアのエンジンスペック・パワートレイン

新型アクアは以前と同じエンジンが搭載されています。
パワートレインスペックは以下の通りです。
エンジン | 種類 | 直列4気筒 |
---|---|---|
排気量 | 1.5L | |
最高出力 | 54(74)/4,800 | |
最大トルク | 111(11.3)/3,600~4,400 | |
モーター | 最高出力 | 45(61) |
最大トルク | 169(17.2) | |
トランスミッション | 電気式無段変速機 | |
駆動方式 | FF | |
使用燃料 | ガソリン | |
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm |
トヨタ新型アクアのカタログ燃費・実燃費
最新のマイナーチェンジではエンジンの改良やハイブリッドシステムの制御の見直しされたことで、グレード「L」ではJC08モード燃費38.0km/Lを達成しました。
2016年に発売された新型ノートe-Powerが37.2km/Lと現行アクアの燃費を僅かに超える性能となっています。
JC08モード燃費 | 38.0(34.4) |
---|---|
実燃費 | 20~23 |
[単位]km/L |
※括弧内は「S/G/Crossover」の燃費
ECOオプションの用意はされず
燃費が38km/Lを超えないモデルに対して、専用の制御セッティングコンピューターや軽量カーペットの装着により、車重を10kg軽減するという内容のECOオプションが用意されると予想されていました。
しかし、オプション化は行われていません。
トヨタ新型アクアの予防安全装備・先進技術
トヨタ新型アクアには「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」が搭載できます。
Crossover、G“ソフトレザーセレクション”、Gには標準搭載、S、Lはメーカーオプションです。
レーザーレーダーと単眼カメラにより、以下の機能を利用できます。
・衝突回避支援(Toyota Safety Sense)
・プリクラッシュセーフティ
また、その他以下の予防安全装備・先進技術も利用できます。
・レーンディパーチャーアラート
・オートマチックハイビーム
・インテリジェントクリアランスソナー
・ドライブスタートコントロール
・ヒルスタートアシストコントロール
・先行車発進告知機能
・緊急ブレーキシグナル
トヨタセーフティセンス装着車は「サポカー」、特別仕様車「S“Style Black”」および、トヨタセーフティセンスとインテリジェントクリアランスソナーを装着した車は、「サポカーSワイド」に相当します。
トヨタセーフティセンスについてはこちら
トヨタ新型アクアのグレード構成と新車車両価格

新型アクアはヴィッツとの差別化を狙うと言われていました。
しかし、ヴィッツハイブリッドのベースグレード価格に182万円と比べアクアのベースグレード「L」の価格179万円となり、価格において差別化は行われませんでした。
新型トヨタ アクアのグレードごとの価格は以下の通りです。
新型アクア(マイナーチェンジ)価格 | |
---|---|
L | 179万 |
S | 189万 |
G | 205万 |
ソフトレザーセレクション | 208万 |
Crossover(クロスオーバー) | 205万 |
[単位]円(消費税込み) |
特別仕様車 | |
---|---|
S“Style Black” | 198万 |
[単位]円(消費税込み) |
ベースグレード | 価格 | |
---|---|---|
助手席回転シート車“Aタイプ” | S | 200万 |
G | 217万 | |
助手席回転シート車“Bタイプ” | S | 194万 |
G | 210万 | |
フレンドマチック取付用専用車“タイプⅠ” | S | 198万 |
G | 211万 | |
フレンドマチック取付用専用車“タイプⅡ” | S | 217万 |
G | 229万 | |
フレンドマチック取付用専用車“タイプⅢ” | S | 235万 |
G | 247万 | |
フレンドマチック取付用専用車“タイプⅣ” | S | 269万 |
G | 280万 | |
[単位]円(消費税込み) |
新型アクア ライバル車は日産 ノートe-Power
日産 ノートe-Power

2016年10月にマイナーチェンジされて発売された日産 ノートe-POWERはJC08モード燃費37.2km/Lを達成しています。
アクアもマイナーチェンジを経て、燃費は38.0km/Lとなりました。
今後のフルモデルチェンジ次第ではノートe-POWERと比べるとさらに魅力的な車になるのではないでしょうか。
トヨタ新型アクアは今後どうなる?

日本でもハイブリッドカーとして揺るがぬ人気を誇るトヨタ アクアは、2018年内にフルモデルチェンジされるという情報があります。
フルモデルチェンジではTNGA採用によって低重心化、軽量化を計画しているようです。
安全性能や先進デザインにおいても隙は無く、「トヨタセーフティセンス」も搭載され、C-HRのようなデザイン性も加われば向かうところ敵なしなのではないでしょうか。
新型マーチや新型ノートの発売開始などもあり、これから国産コンパクトカー市場はさらに激戦区となることは間違いありません。
MOBYでは今後も新型アクアのついての最新情報を追っていきますので、ご期待ください!
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...