更新
次期型ワゴンRはトヨタと共同開発でEVに?テスト車両にトヨタエンブレムを確認
次期型ワゴンRはEVに?テスト車両が目撃される
2021年5月28日、ワゴンRのEVモデルと思われるテスト車両を撮影した動画が、YouTube上に投稿されました。
ワゴンR EVを開発しているのはスズキのインド子会社「マルチ・スズキ・インディア(通称:マルチスズキ)」。最近話題になっているジムニーロングを開発するのではないかと言われている会社でもあります。
今回目撃されたテスト車両は、カモフラージュが施されていない完全な状態で、外観のデザインが詳細に確認できます。
ジムニーロングはこの姿で登場!?テスト車両から予想イラストを制作
ワゴンR EVと現地のワゴンRを比較
フロント

引用:YouTube

やりすぎ?オラオラ顔の大迫力!次期新型ダイハツムーヴをスクープ!
リア

引用:YouTube

リアや全体的なシルエットは現行のマルチスズキ・ワゴンRに似ているものの、フロントフェイスや前後バンパー、サイドのデザインは完全なる新デザイン。
EVらしいグリルレスデザインを採用、動画を見るとヘッドライトは中央の大きい部分で、上のライトはウインカーである可能性があります。
トヨタと共同開発の可能性が高い?

冒頭の動画内でも触れられていましたが、テスト車両のホイールにはトヨタのエンブレムが確認できました。ホイール自体は現地で販売されているイグニスと同様のものです。
スズキとトヨタは2019年8月に資本提携を結んでいるため、共同開発の話が出ても不思議ではありません。また、資本提携の際、スズキからトヨタにはインド市場においてOEM供給するという内容も含まれているため、ワゴンR EVのトヨタ版が登場する可能性もあります。
次期新型ランクル300の機密文書が流出、6月発表&7月発売か!
トヨタの新EVシリーズ「bZ」の1つである可能性は…?

さらに、今年4月のプレス資料では、トヨタの次世代EVシリーズ「bZ」を共同開発をおこなうメーカーにスズキの名も記載されています。
2025年までに7台が投入されると伝えられているbZシリーズ車ですが、もしかするとワゴンR EVもそれに関連しているかもしれません。
国内販売の可能性も考えられる

仮にワゴンR EVが実際に登場した場合、国内販売の可能性は十分に考えられます。
というのも、日産と三菱自動車が今年5月にそれぞれ公表した決算報告資料には、21年度に2社共同開発の軽EVを国内投入するという記載がありました。この対抗馬としてスズキがワゴンR EVをリリースすることはありえる話だと言えるでしょう。
欧州や他国の市場に比べると、インフラ整備やニーズの関係で電動化が遅れている日本。しかし、今年度以降は国内メーカーも積極的に日本でも電動車を投入してくることが予想されます。
具体的な発売時期は不明ですが、2022年以降の登場に期待したいところです。
スズキ車の新型車情報はこちら
その他の最新情報
リーク情報多数!トヨタ新型ランドクルーザーも発売間近か
ついに登場!ジムニーのロングホイールベース
市販モデルがリーク!日産フェアレディZはプロトタイプよりカッコイイ?
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...