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スズキが謎の新型車を特許申請!次期トヨタ パッソはスズキ製の可能性も?
スズキが特許庁へ新型車の意匠登録

2021年5月27日にスズキが特許庁へ新型車の意匠登録をおこなっていたことがわかりました。
申請された図面は、現在スズキが販売している車種と一致するものがないため、新型車である可能性が高いです。
5ドアハッチバックのコンパクトカーの正体は?



申請された図面からは、5ドアのハッチバックであることがわかります。
詳細なボディサイズは不明ですが、軽自動車よりは少し大きいサイズがあたえられているように見えるため、1L前後のコンパクトカーである可能性が考えられます。
現在スズキの新車ラインナップには、1L前後のコンパクトカーとしてスイフトとイグニスがありますが、イグニスにしては車高が低く、スイフトにしては簡素な作りに見えるため、MOBYはどちらでもないと予想しています。
新型スズキ セレリオか?

「セレリオ」はスズキがインドなどで販売している1.0Lの5ドアハッチバック。
2008年に初代、2014年に2代目モデルが発売しており、製造はスズキのインド子会社マルチ・スズキがおこなっています。
ボディサイズは軽自動車よりは大きく、スイフトよりは小さいといった大きさで、今回スズキが意匠登録をおこなった新型車と条件は一致しています。
モデルチェンジをおこなうタイミングとしてもちょうどいい頃合いであると言えます。
ただし、残念ながらセレリオは日本では導入されていないモデルで、意匠登録をおこなった新型車がセレリオである場合は日本で見かけることはないでしょう。
トヨタにOEM供給される?

出典:gaadiwale.com
しかし、MOBY編集部では別の可能性も予想しています。
スズキは現在、トヨタと資本提携を結んでいて、EVになる可能性が高い次期ワゴンRはトヨタとの共同開発がおこなわれています。
次期ワゴンR以外にも、現在トヨタとスズキは国外市場において相互にOEM供給をおこなっています。
このことから、今回スズキが意匠登録をおこなった新型車がトヨタへOEM供給される可能性は十分考えられ、該当する現行車種としてはトヨタ パッソが候補に挙がります。
次期パッソはスズキからのOEMに?

パッソはヤリスよりも小さなボディサイズをもつ1.0Lの5ドアハッチバック車で、2016年に3代目モデルがデビューしています。
パッソはトヨタの子会社であるダイハツが開発をおこなっていて、ダイハツからもブーンが姉妹車として販売されてきました。
これまで6年前後の間隔でモデルチェンジをおこなっているため、現行の3代目モデルもまもなくモデルチェンジが考えられますが、現在のところトヨタおよびダイハツが次期モデルを開発しているという情報は出ていません。
新たに開発するよりは、協力関係にあり、かつ小型車に強いスズキが開発をおこなうほうが合理的であると判断した可能性はあります。
その場合は今回スズキが意匠登録をおこなった新型車を日本でも見かけられるかもしれません。
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