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スバルの次世代e-BOXER車はトヨタと共同開発に?BEVの自社生産に本腰
THS採用の次世代e-BOXER車が登場予定

スバルは2022年5月12日、今後の電動車の開発に対する国内生産体制の計画を発表しました。
発表では、THS(トヨタハイブリッドシステム)を採用した次世代e-BOXER搭載車を2020年代中盤から投入していくことが明らかになっています。
昨今の自動車業界では電動化の流れが急速に進んでいますが、スバルのラインナップは現時点で大半がガソリン車。ハイブリッド車であるe-BOXER搭載車は「インプレッサスポーツ」「XV」「フォレスター」の3車種にとどまっています。

20年代中盤から投入されるe-BOXER搭載車にはトヨタのハイブリッドシステムが採用されていることから、電動SUV「ソルテラ」のようにトヨタとの共同開発ですすめられると見られます。
BEV専用工場が27年以降に稼働

電動化に対応するため、国内における電気自動車(BEV)の工場新設も発表されています。
新工場は群馬県の大泉工場に追加される予定で、工場新設に伴い既存工場でもBEV生産に対応すべく改修を実施するとのこと。これらの総投資額は2,500億円を見込んでいるようです。

稼働開始は2027年以降を予定。スバルが国内で完成車の生産工場を新設するのは1969年2月に矢島工場が稼働してから約60年ぶり。現在は群馬県太田市にある本工場と矢島工場の2箇所が稼働しています。
今後はe-BOXER車の生産を本工場でも開始し、2027年以降はそれに加えてBEV車の生産を矢島工場と大泉工場で開始する計画です。
年間生産台数は数万台規模を予定していると伝えています。
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- MOBY編集部
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