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スバル初のストロングHV車はまさかのジャスティ?ライズ&ロッキーHVで可能性浮上
トヨタ ルーミー/ダイハツ トール/スバル ジャスティにHVが追加?

ダイハツが製造しているトールワゴン型コンパクトカーのトールは、トヨタ、スバルにもOEM供給されています。トヨタではルーミー、スバルではジャスティとして販売されていて、トヨタ ルーミーは2021年の乗用車販売台数で2位になるほどの人気車種です。
この3車種のパワートレインはガソリンエンジンのみですが、マイナーチェンジでハイブリッドも用意される可能性が出てきました。
トヨタ ライズ/ダイハツ ロッキーがシリーズハイブリッド採用

ルーミー/トール/ジャスティのパワートレインは1リッター3気筒ターボエンジン、1リッター3気筒NAエンジンの2種類で、このうちターボエンジンはトヨタ ライズ/ダイハツ ロッキーと同じものを搭載しています。
ルーミー/トール/ジャスティとライズ/ロッキーはともにハイブリッドの設定がありませんでしたが、ライズ/ロッキーは2021年11月のマイナーチェンジでダイハツが新開発した1.2リッターエンジンのシリーズハイブリッドが追加される予定です。
このハイブリッドモデル追加に伴い、現在ハイブリッドの設定がないルーミー/トール/ジャスティにも同じパワートレインを採用し、ハイブリッドとなる可能性があります。
スバル ジャスティがスバル初のストロングハイブリッドに?

スバルは現在、いわゆるマイルドハイブリッドをXVから採用し、「e-BOXER」としてフォレスターやインプレッサにも投入しています。
しかし、モーターのみでの駆動が可能なストロングハイブリッドを採用した車種は、日本市場にはまだありません。
もしルーミー/トール/ジャスティがストロングハイブリッドを採用したら、スバルが日本で初めて販売するストロングハイブリッドモデルはジャスティとなる可能性が高いです。
アメリカではプラグインハイブリッドモデルをすでに発売済

アメリカの一部地域ではXV(米国名:クロストレック)のプラグインハイブリッドモデルを販売しています。
2リッター4気筒ボクサーエンジンと、トヨタから技術供与を受けて開発したハイブリッドシステムを組み合わせ、航続可能距離は最大480マイル(772km)です。
しかし、このクロストレック・プラグインハイブリッドはアメリカの一部地域の排ガス規制にあわせて販売されていて、他地域では販売されていません。現在のところ日本への導入予定もないようです。
スバル製のモデルが先か?OEMのモデルが先か?

クロストレック・プラグインハイブリッド同様、モーターのみでの駆動も可能なモデルをスバルが近い将来に発売することは間違いありません。新型EVの「ソルテラ」もティザーサイトがオープンしており、2022年内に登場することも示されています。
しかし、初のストロングハイブリッドモデルとして現在最も可能性が高いのはライズ/ロッキーのハイブリッド化に続くかもしれないジャスティとなります。「初物」として登場するジャスティのハイブリッドモデルはAWDやボクサーエンジンなどのスバルが磨き上げてきた技術が搭載されたモデルではなく、スバルの技術力をアピールできる商品とはなりません。
ジャスティにハイブリッドモデルが追加される前に、別のストロングハイブリッドモデルをスバルが日本で発売することに期待しましょう。
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- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...