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ロールスロイス新型ファントム最新情報!価格は5000万超えでスペックや発売日は?
目次
- 【最新情報】ロールスロイス新型ファントムが日本初公開!
- ロールスロイス新型ファントムがフルモデルチェンジ!
- ロールスロイス新型ファントム フルモデルチェンジ 主な変更点まとめ
- ロールスロイス ファントムとは?
- ロールスロイス 新型ファントムの発売日は?
- ロールスロイス 新型ファントムの外装(エクステリア)デザイン
- ロールスロイス 新型ファントムの内装(インテリア)デザイン
- ロールスロイス 新型ファントムのボディサイズは?
- ロールスロイス 新型ファントムのパワートレインスペックは?
- ロールスロイス新型ファントムの安全装備は?
- ロールスロイス 新型ファントムの新車価格は?
- ロールスロイス 新型ファントムはさらなる進化を遂げる
【最新情報】ロールスロイス新型ファントムが日本初公開!

1月22日、ロールスロイス新型ファントムが日本で初公開されました。
ジャパンプレミアは東京都法隆寺宝物館で行われ、初雪の舞う中で新型ファントムがアン・ヴェールされました。
130kg以上の遮音材を使用して前モデルより10%静粛性を高めたという新型ファントムは、ロールスロイスも「世界で最も静かな車」と太鼓判を押しています。
日本市場でのブランド展開について、ロールス・ロイス・モーター・カーズ アジア太平洋 プロダクト・マネージャーのスヴェン・グルンワルド氏は「ここ5年間で納車台数は倍増」とコメント。
今後導入予定のSUVモデル・新型カリナンの日本導入も示唆しました。

ロールスロイス新型ファントムがフルモデルチェンジ!

イギリスの高級自動車メーカー・ロールスロイスは、同社のフラッグシップサルーンである「ファントム」にフルモデルチェンジを施します。
2017年7月に公式に発表され、外装内装やエンジンスペックが明らかになりました。
欧州ではすでに発売が開始しています。
1925年の登場から「世界一の車」と称されるファントムの最新モデルはいったいどのような車になるのでしょう。
本記事では、フルモデルチェンジによって8代目となる新型ファントムの最新情報についてお伝えしています。
新型ファントム発表の様子
ロールスロイス新型ファントム フルモデルチェンジ 主な変更点まとめ
・新開発アルミボディパネルを採用
・静粛性が大幅に向上
・剛性が30%向上
・最先端のシャシーコントロールシステムを実現
・新開発の6.75LV12気筒ツインターボエンジンが搭載
・最新の先進運転支援システム(ADAS)を採用
・車載コネクティビティを採用
ロールスロイス ファントムとは?
現行型 ロールスロイス ファントム(現在は生産終了)

ファントムは、ロールスロイスが販売している高級車です。1925年から続く長い歴史を持ち、現在も世界最高峰の高級サルーンとして各国のセレブや王族から愛用されています。
初代モデルから数えて7代目に当たる現行型のファントムは、BMWが設立した「ロールス・ロイス・モーター・カーズ」ブランドで初の乗用車として開発され、2003年に発売されました。
ボディタイプは標準の「ファントム SWB」のほか、ホイールベースを延長した「ファントム EWB」や2ドアクーペの「ファントム・クーペ」、オープンタイプの「ファントム・ドロップヘッド・クーペ」がラインナップされます。
なお、前行のファントムは2017年の1月をもって生産を終了しています。
こだわり抜かれた高級車らしいデザイン
その外装には、歴代のファントムと同様にギリシャのパルテノン神殿をモチーフとしたフロントグリルが採用され、ロールスロイスを象徴するマスコットの「スピリット・オブ・エクスタシー」も取り付けられています。
観音開きのドア(コーチドア)は乗降性も高く、内装は高級レザーや高級木材がふんだんに使用された、静粛性の高い極上の快適空間となっているのです。
ファントムの上質な内外装は熟練の職人による手作業で仕上げられており、専用のラインを使用した上で、いくつもの工程を経て組み上げられます。
ロールスロイス ファントムについては、以下の記事も参考にしてください。
先代ロールスロイス ファントムのスペック
ファントムのパワートレインには、最高出力460PSを発揮する6.7LのV型12気筒エンジンが搭載され、トランスミッションは8速ATが組み合わされています。
駆動方式はFR(後輪駆動)です。
ファントム SWB | ファントム EWB | |
---|---|---|
全長 | 5,840 | 6,090 |
全幅 | 1,990 | 1,990 |
全高 | 1,655 | 1,655 |
ホイールベース | 3,520 | 3,820 |
車両重量 | 2,660 | 2,770 |
乗車定員 | 4/5 | 4 |
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人 |
エンジン種類 | V型12気筒DOHC |
---|---|
排気量 | 6.7L |
最高出力 | 338[460]/5,350 |
最大トルク | 720[73.4]/3,500 |
トランスミッション | 8速AT |
駆動方式 | FR |
使用燃料 | ハイオク |
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm |
ロールスロイスの歴史や現行車種一覧についての記事はこちら!
ロールスロイス 新型ファントムの発売日は?

ロースルロイスは、2017年7月に開催された「8台の偉大なファントム展」で新型ファントムを初公開しています。
2018年1月22日に行われたジャパンプレミアでは、日本発売日に関して明確な発表はありませんでしたが、価格が発表されたことからおそらく年内中には発売されるとみてよいでしょう。
ロールスロイス 新型ファントムの外装(エクステリア)デザイン

新型ファントムの外装・内装両方のデザインが公開されています。
世界のラグジュアリーを牽引し続けたファントムの新たなデザインはどうなるのでしょうか。
新型ファントムの外装

ロールスロイス新型ファントムはオールアルミ製のスペースフレーム・アーキテクチャー「アーキテクチャー・オブ・ラグジュアリー」を採用しています。
これにより、これまでのモデルに比べて30%剛性がアップしています。
また、同時にエアサスペンションと最先端のシャシーコントロールシステムを実現。
さらに、タイヤサプライヤーとの協力で「サイレントシールタイヤ」を開発し9デシベルもタイヤ騒音をカットしたり、厚さ6mmにも及ぶ二重構造の窓を開発するなど、遮音性を高めています。
その他、遮音材を130kg以上採用しつつも、車体総重量はキープ。
新型ファントムの静粛性についてロールスロイスは「自動車産業においてかつてないレベルの遮音性を実現させた」と自信を持っています。


印象的なフロントグリルの位置を少し高くしています。
それと同時にスピリット・オブ・エクスタシーの位置も1.2センチほど高くなっています。
このフロントグリルはロールスロイス社を傘下に持つBMWが100週年を迎えた際に発表されたVISION NEXT 100のコードネーム103EXからヒントを得たものであり、シルバークラウドの影響を大きく受けたデザインになります。
ロールスロイス 新型ファントムの内装(インテリア)デザイン


新型ファントムの内装は、ドアやセンターコンソール、ダッシュボードにピクニックテーブルすべてに光沢感のある美しいウッドパネルを使用しており、ラグジュアリー感を引き立てています。
シート素材もこれまでの最高級の素材を使用し、快適性を保っています。

さらに130kgに及ぶデッドニング素材を内装に施し、中からも静寂性の向上に努めています。
ロールスロイス 新型ファントムのボディサイズは?
ファントム | ファントム エクステンデッド・ホイールベース | |
---|---|---|
全長 | 5,770 | 5,990 |
全幅 | 2,020 | 2,020 |
全高 | 1,645 | 1,645 |
ホイールベース | 3,550 | 3,770 |
車両重量 | 2,700 | 2,750 |
乗車定員 | 4/5 | 4/5 |
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人 |
ロールスロイス 新型ファントムのパワートレインスペックは?

新型ファントムのパワートレイン
エンジン種類 | V型12気筒ツインターボエンジン |
---|---|
排気量 | 6.75L |
最高出力 | 420[571]/5,000 |
最大トルク | 900/1,700-4,000 |
トランスミッション | 8速AT |
駆動方式 | FR |
使用燃料 | ハイオク |
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm |
新型ファントムのパワートレインには、同時期に登場するロールスロイスの新型車「カリナン」と同じ、最高出力600PSの6.6LV型12気筒ツインターボエンジンが搭載されると言われていましたが、新開発の6.75L V12気筒ツインターボエンジンが搭載されることになりました。
最高出力は420kW(570PS)で、最大トルクは900N・mです。
またカリナンが4WDなので、新型ファントムでも4WDが採用される可能性があります。
ただし、4WDはあくまでも特別なモデルという扱いであり、ファントムの標準的な駆動方式になるというわけではないようです。
新型ファントムには将来EVモデル追加か
ロールスロイスのCEOであるトルステン・ミュラー・ エトヴェシュ氏は、
将来的にファントムにEVモデルを追加する可能性があると述べました。
ハイブリッドモデルを追加する予定はなく、モーターのみで駆動する純EV車になるとのことです。
また、EV化の要望は顧客からは受けておらず、将来内燃機関に規制がかかった場合を想定しているとのことです。
ロールスロイス新型ファントムの安全装備は?
BMWの最新運転支援システムを採用した新型X3

ロールスロイスモーター・カーズは、新型ファントムに最新の先進運転システムを採用することを発表しました。
ロールスロイス試乗最も技術的に進んだ新型ファントムを目指して開発しており、その目標達成のために最新の先進運転支援システムと車載コネクティビティの採用をしました。
それを踏まえて新型ファントムには、4カメラ・システム、ナイト・ビジョンおよびビジョン・アシストなどの視野サポートシステムや、アクティブ・クルーズ・コントロール、衝突警告、歩行者警告などの「アシスタント・システム」が搭載されます。
また、搭載予定の先進運転支援システムと車載コネクティビティについての詳しい情報は発表されていませんが、同社が所属するBMWの技術が使われる模様です。
BMW新型X3のフルモデルチェンジに関連する詳しい解説についてはこちら
ロールスロイス 新型ファントムの新車価格は?

ロールスロイス新型ファントムの価格は、標準ホイールベースモデルが5,460万円~、ロングホイールベースモデル「ファントム・エクステンデッド・ホイールベース」が6,540万円~です。
以下の表に記載している前モデルよりも300万~500万円値上がりしました。
参考:前モデル ファントムの新車価格(生産終了)
ロールスロイス ファントム | |
---|---|
ファントム SWB | 5,167万 |
ファントム EWB | 5,995万 |
ファントム クーペ | 5,604万 |
ファントム ドロップヘッド・クーペ | 5,927万 |
[単位]円(消費税込み) |
ロールスロイス 新型ファントムはさらなる進化を遂げる
ティザームービーのキャプチャー画像

ロールスロイス新型ファントムは、今回のフルモデルチェンジで世界最高レベルの高級サルーンとして、さらなる進化を遂げるでしょう。
なかなか手の届かない車ではありますが、トップオブザトップの最高級車の情報は気になってしまいますよね。
MOBYでは、今後も新型ファントムの最新情報が入り次第、皆様にお伝えしていくので、どうぞご期待ください!
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