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新型ポルシェ「タイカン クロスツーリスモ」最終開発車両がニュル爆走!
ドイツの高級車メーカー、ポルシェの次世代EVハイパーカー「タイカン」のクロスオーバー・ワゴン「クロスツーリスモ」がデビュー間近となっているようです。プロトタイプのスパイショットとともに、スクープ情報がMOBY編集部に入ってきました。
新型「ポルシェ タイカン クロスツーリスモ」は今回で3回目のスクープとなります。
これまでの「ポルシェ タイカン クロスツーリスモ」のスクープ記事
2020年8月5日更新
2020年6月3日更新
市販型最終プロトタイプがニュルブルクリンクで高速テスト

カモフラージュが薄く市販型のデザインの全容が明らかになってきた。




パワートレイン
新型タイカン クロスツーリスモは、最高出力571PS、0-100km/h加速4.0秒のスペックとなる「4S」、同680PS、3.2秒の「ターボ」、フラッグシップに同761PS、2.8秒の「ターボS」の3つのタイプがラインナップされるだろうとのことです。なお、このラインナップは、セダンのタイカンと同じグレード構成、スペックとなるようです。
充電は800V(通常は400V)対応となり、約5分で最長航続距離100kmの充電が可能となる見込みとのことです。なお、1回のフル充電での最長航続距離は、「4S」が464km、「ターボ」が450km、「ターボS」が412km(各WLTPモード)となりそうとのことでした。
発表時期
新型タイカン クロスツーリスモの発表時期は2020年内とみられています。
ポルシェ タイカンとは?

(画像:ポルシェ Japan 広報)
2015年に「ミッションE」の名称のコンセプトカーが発表、この市販型が2019年のフランクフルトモーターショーでワールドプレミアされた「タイカン」となります。
日本市場での導入は決定しており、今年6月には国内販売価格が発表されました。正式販売、納車などについての情報はまだない状態です。
「タイカン」はポルシェ初となるピュアEVの4ドアセダンで、ベースグレード「4S」でも435PSを発生するハイパーカーとなっています。
EVですから、ターボチャージャーは物理的に備えることができませんが、ポルシェはハイパフォーマンスモデルの象徴として、911シリーズに「ターボ」が伝統的にラインナップされてきたことから、タイカンにも「ターボ」の名称を与えたそうです。
ポルシェ タイカンの国内販売価格は、1,448万円から2,454万円となっています。
※ポルシェからデビューが予想される新型車、フルモデルチェンジのスクープ情報は、こちらの記事でまとめてご覧いただけます。
*この記事等で使用されている業界専門用語解説はこちら
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- MOBY編集部 新型車スクープ&予想チーム