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日本車には負けられない?ついにポルシェがミニバンを開発か?
ポルシェと言えば、スポーツカーをイメージする方がほとんどだと思います。しかし先日、ポルシェがミニバンのコンセプトカーを公式発表。果たしてポルシェは本当にミニバンの市販化モデルを投入するのでしょうか?そこには世界全体で急速に進みつつあるとある事情が関係していると思われます。
ポルシェのミニバン「レンディエンスト」

今回、ポルシェが発表したのは「Renndienst(レンディエンスト)」という6人乗りのミニバンコンセプトです。外観でまず目を引くのは、左右に開くスライドドア。レンディエンストは3列シートを持つバンタイプの車両ですが、細部を確認すると今までのミニバンの概念とは全く異なる事がわかります。
前席はドライバーのみ

レンディエンストの前席は助手席がなく、運転席が中心に配置されています。その代わりとして、上部と左右に広い空間があるほか、カメラによって外部の映像が左右のディスプレイに映し出される仕組みとなっています。またシートは手首をフリックするだけで180度回転される仕組みに。
エクステリアは左右非対称

サイドウィンドウは非対称に設計されるており、エクステリアはかなり斬新なデザインとなっています。スライドドアは片側のみ、非スライド側は外からの情報がシャットアウトされるよう、あえてガラスウィンドウを採用していないようです。2列目以降に座る乗員に上質なプライベート空間を提供するためだと考えられます。
海外におけるミニバンに対するイメージを払拭するか?

既に気付かれた方もいらっしゃると思いますが、レンディエンストはグリルを始めとする形状からEVと思われます。
フロント(もしくはリア)にエンジンを搭載する必要がないEVは、各EVメーカーによる若干の差異はあるものの室内空間を最大限確保するために、必然的に卵型のデザインとなります。
バンタイプの車両はヨーロッパだと商用車のイメージが強いため、日本ほど人気がないのが現状です。しかしEVの普及に伴い、ヨーロッパなどでも徐々に受け入れられる日は近いのではないでしょうか。そうなると、今後は海外メーカーもこぞってミニバンタイプの車両を生産する事も考えられます。
現在はあくまでも試作段階ですが、ポルシェ初のミニバンになり得るかもしれない Renndienst(レンディエンスト)の今後に注目です。
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- MOBY編集部
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