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【ポルシェ新型718ケイマンGT4最新情報】2018年3月に復活?発売日やスペックなど
目次
【最新情報】ケイマンGT4が復活?プロトタイプ現る



新型ケイマンGT4と思わしきテスト車両が、2017年11月頃から目撃されており、ケイマンGT4のマイナーチェンジが期待されています。
2018年2月に目撃された際には、カモフラージュが極めて薄くなっており、すでに市販版のデザインがはっきりと分かる状態になっていました。
スクープ画像を見る限り、大型のフロントバンパーや固定式のリアウィング、大型リアディフューザーなどが目立ちます。
2018年3月から開催されるジュネーブモーターショーでの発表が期待されます。
ケイマンは2016年に販売終了していた
ポルシェ ケイマンGT4は、2016年6月で販売を終了しています。
718ケイマンベースの、GT4RSが噂されたこともありましたが、正式発表はされていません。
新車時の価格は1,064万円で、現在は中古での購入しかできない状態だったため、復活に期待が持たれます。
ポルシェ ケイマンはミッドシップ!911との違いは?
ポルシェ ケイマンの特徴

ポルシェ ケイマンシリーズはミッドシップの2シータースポーツカーです。
ミッドシップとは、エンジンを運転席後方の車体の中心付近にエンジンを載せることであり、車の重量配分として理想的なレイアウトであります。
ポルシェは伝統的に、911のようなRR(リアエンジン、リア駆動)を基本的に構成していました。
ポルシェは今でも911を上位モデル、ケイマンやボクスターといったミッドシップ車はベースグレードとしての位置付けにしています。
ポルシェ911との違いの一つに、911には後部座席がありますが、ケイマンにはありません。
これはミッドシップレイアウトの構造上の問題です。
ポルシェ ケイマンの歴史
ポルシェのミッドシップ車として、1914以来20年ぶりに1996年に発売されたのが、2シーターオープンカーのポルシェ ボクスターです。
初期のボクスターは、986型で、次の987型(2004年)で新たなボディのラインナップが加えられました。
そのボクスターのクーペボディ(幌のないクローズボディ)として2005年に発売されたのが、初代ケイマン(987c型)です。
ケイマンとは、アリゲーター(爬虫類)に由来する名前です。
そして、2013年に2代目ケイマン(981c型)が発売されました。
この2代目ケイマンをベースにして、開発されたのが、ケイマンGT-4です(2015年7月発売)。
同じ2015年の12月には、981c型は718ケイマンへとマイナーチェンジしました。
大きな違いはエンジンで、NA(自然吸気エンジン)6気筒から、ターボの4気筒エンジンに変更されエンジンの排気量をダウンサイジング(小さく)したことです。
ポルシェ ケイマンGT4とは?

ポルシェ ケイマンGT-4は、ケイマンをベースにしながらも、GT4という欧州選手権レースの参戦を意識したモデルです。
最大の特徴はエンジンで、911カレラSのエンジンを元に、911カレラより35psも上回る(2015年当時)385psの水平対向6気筒3.8リッターを搭載したことです。
ベースグレードのケイマンには存在していたPDK(ポルシェデュアルクラッチオートマチック)はなく、6速MTのみのラインナップとなっています。
車高が30mm低いシャシーと大型のリアウィング、911 GT3のコンポーネントがそのまま移植されたブレーキシステムなど、サーキットや峠を走るスポーツカーとして、グレードアップしています。
ポルシェ ケイマン GT4のエクステリア(外装)デザイン

ポルシェ ケイマンGT4は、ただでさえ強烈なイメージのケイマンに、大型のリアウィング、フロントのスポイラーなどスポーツカーとしての迫力が加わっています。
ケイマンのフロントマスクは、911と同様の形状の楕円ライト2灯です。兄弟車であるポルシェ ボクスターと、エクステリアは似ていますが、クーペボディ特有のなめらかな曲線美があります。
ポルシェ ケイマンGT4のインテリア(内装)デザイン

最初に気付きやすいのは、ドアハンドルが軽量化のためにストラップ式になっていることです。
ポルシェのスポーツ上位グレードオーナーの5人中4人が、サーキット走行するが故の変更だといえます。
GT4スポーツステアリングホイールと呼ばれるハンドルは、ノーマルより10mm小さいので、スポーツ走行をよりダイレクトに楽しめます。
3連メーターの中央にタコメーター、左に速度メーター、右にマルチファンクションメーターとスポーツカーらしい配置になっています。
ポルシェ ケイマン GT4のスペック
水平対向6気筒3.8リッターエンジンは、最高出力385ps/7400rpmです。最大トルク42.8kgmは4750rpmで発生し、フラット6の自然吸気エンジンのフィーリングが楽しめます。
ケイマンGT4の0-100km/h加速タイムは4.4秒、最高速度は295km/h、ニュルブルクリンク北コースのラップタイムは7分40秒を達成しています。
ポルシェ ケイマン GT4のエンジンスペック
エンジン種類 | 3.8リットルエンジン |
---|---|
排気量 | 3,799cc |
最高出力 | 283(385)/7,400 |
最大トルク | 420(42.8)/4,750~6,000 |
トランスミッション | 6MT |
駆動方式 | ミッドシップ |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm |
ポルシェ ケイマン GT4のサイズ
全長 | 全幅 | 全高 |
---|---|---|
4,438 | 1,817 | 1,266 |
ホイールベース | 車両重量 | 乗車定員 |
2,484 | 1,340 | 2 |
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人 |
ポルシェ 新型ケイマン GT4のスペック【予想】
パワートレインは従来の水平対向4気筒ターボエンジンの採用を取りやめ、911GT3と同じ4L水平対向6気筒のNAエンジンを搭載すると言われています。
なお、このエンジンを搭載した場合の最高出力は、ケイマン史上最高の400PS前後になるはずです。
ケイマン現行モデルの0-100km/h到達は4.4秒、最高速度は295km/hですが、この数値は上回るはずです。
ポルシェ ケイマン 実燃費

ポルシェ ケイマンGT4のユーザーの実燃費は、希少な車種故見当たりませんでした。
MOBY編集部の調査では街乗りでは3~6km/L、高速では10km/L前後となっています。
ポルシェ ケイマンGT4 年間維持費

まず、年間維持費で必ずかかってくるのが自動車税です。ケイマンGT4は、3.8リッターですので、66,500円です。次に、重量税は1年分で12,300円、任意保険で6万円、自賠責保険で10,700円です。
年間5,000km走ったとして、ガソリン代を算出します。リッター平均5kmとして、ハイオクを140円で計算すると、14万円です。車検代を年間計算で6万円として、他にオイル交換、タイヤ代など消耗品を8万円とします。駐車場代1万円合わせて、合計43万9,500円です。他にローンなど組んでいれば、その料金も加算されます。
ポルシェ ケイマンの中古車情報
ケイマンの中古車情報は以下になります。
- 最新「718ケイマン」中古車情報
-
本日の在庫数 77台 平均価格 926万円 本体価格 530~1,600万円
ポルシェ ケイマンGT4はミッドシップポルシェ最速
ポルシェ ケイマンGT4は、欧州選手権レースGT4に参戦することを意識して作られたスポーツカーです。
ミッドシップレイアウトとフラット6の自然吸気エンジンによる爽快なフィーリングにより、911をも凌駕する存在です。
希少なモデルなので、目にする機会は少ないですが、大型のリアウィングと、フロントのリップスポイラーなどのエアロパーツにより、通常のケイマンより存在感があります。
ミッドシップポルシェ最高のスペックを誇る、ケイマンGT4はポルシェの意欲作なのです。
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- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...