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リッター14km?日産新型エクストレイルの市販モデルの燃費性能がリーク!
以前にもご紹介した 2021年内のフルモデルチェンジが期待される日産 エクストレイル の市販車モデルの燃費性能が海外メディアによってリークされました。
アメリカ合衆国環境保護庁に登録された数値はリッター約14km
海外メディアのリーク内容によると、1.5L 3気筒ターボチャージャー付きガソリンエンジンの燃費性能は約14km/Lであるとのこと。このリーク内容の信憑性はアメリカ合衆国環境保護庁(EPA)に登録された日産2021年エクストレイルのページでも確認が出来ました。
- 市街地:30 MPG(約12.7km/L)
- 高速道路:37 MPG(約15.7km/L)
- 総合:33 MPG(約14.0km/L)
上記は全て2021年日産エクストレイル(3気筒、1.5 L、オートマチック)での数値となっていますが、AWDでも燃費性能はほぼ同等(市街地:30 MPG、高速道路:36MPG、総合:33MPG)の数値が記載されています。
燃費性能だけを注力してしまうと、コンパクトSUVに比べてインパクトは大きくないと言えるでしょう。ただし、エクストレイルのゆったりとした車内空間、かつ1.5Lの税制面での優位性を考えると、競合するSUVにとっては脅威になるのではないでしょうか?
VC-Tか、それともe-POWERか?

今回の新型エクストレイルにおける燃費性能を実現するのが、日産が世界で初めて量産型の可変圧縮比エンジンとして開発したVC-TURBOエンジンです。
ガソリンターボエンジンであるVC-Tは、レース用エンジンと同等の14:1から、高速用の8:1まで圧縮比をシームレスに変更できることが特徴です。また、ターボと圧縮比を制御することで、異常燃焼や振動も防ぎ、かつ燃費性能は27%向上させることに成功しています。
ただし、以前編集部が入手している情報によると、国内市場で発売するエクストレイルのパワートレインは、最高出力181ps、最大トルク244N・mを発生する2.5L直列4気筒ガソリンエンジンと、シリーズ式ハイブリッド「e-POWER」の改良版2タイプをラインナップすると見込まれています。
こちらの2.5L直列4気筒ガソリンエンジンは、今回の真相を確認する事ができたアメリカ合衆国環境保護庁(EPA) でも登録がされていました(2.5Lモデルの平均燃費は約8.5km/Lと登録されていた)。はたして、VC-TURBOエンジンかe-POWERのどちらがラインナップに登録されるのか、現状ではまだ決定的な情報はありません。
国内での販売開始は2021年後半か

MOBY読者からの情報によると、新型エクストレイルのフルモデルチェンジは2021年9月頃とのことです。読者がディーラーに行ったら営業担当者が「新型が出るのを待った方がいいかもしれない」と言っていた模様です。
アリアの例を踏まえると、2021年5月あたりに事前情報、6月下旬頃から予約受注開始、9月発表・正式発売、10月から納車開始といったスケジュールが予想できます。
しかし、新型コロナウイルスの影響でそれぞれのスケジュールが遅れる可能性も。実際、トヨタの次期新型ランドクルーザー300系は半導体などの不足により、発表が延期される見込みです。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...