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日産がスカイラインの開発を中止。SUVに殺されるかつての名車たち
シーマ、フーガなど国内全セダンの開発を終了

日産がスカイラインの開発を中止すると日本経済新聞が報道しました。
長年愛されていた日産の代表的な車種ですが、近年はSUVの人気に押され販売が低迷。
日産はスカイラインをはじめシーマやフーガといったセダンモデルの開発を中止し、EVなどの次世代自動車へ開発資源を投入するとしています。
かつてはプリンス自動車の名車だった

スカイラインは、1957年にプリンス自動車(当時は富士精密工業)が発売を開始した車種です。
1966年にプリンス自動車が日産自動車に吸収合併されたあとも販売が継続されました。
スカイライン GT-Rなど、高い性能を誇るスポーツモデルも登場し、モータースポーツなどで輝かしい歴史を残しています。
SUV人気に押されるかつての名車たち

現在のスカイラインは13代目モデルで、2014年にデビューしています。
2019年におこなわれたマイナーチェンジでは、手放し運転が可能な運転支援技術「プロパイロット2.0」が搭載されました。
しかし、近年はSUVの人気の中で販売が低迷していて、日産だけでなく他社も新型SUVの開発に注力しています。
長年愛され続けたスカイラインですが、EV化やSUV人気といった自動車業界の流れには乗ることができなかったようです。
スカイライン同様、長年フラッグシップセダンとして扱われていたトヨタ クラウンでさえ、現行モデルをもって生産終了と報じられています。
今後はEVとSUVの2つを軸にした戦略に

また、6月4日に日産の新型電動SUV「アリア」の国内限定車が発表された際、星野副社長はアリアについて「今後の日産におけるフラッグシップとなる」と語っていました。
このことからも、日産が電気自動車とSUVの2軸を重要視していることが伝わってきます。
GT-Rも消滅か?

現在はスカイラインではなくなったものの、高性能スポーツカーのGT-Rについても2022年で販売終了と噂されています。
かつては世界にその名を轟かせた「スカイライン」「GT-R」
2台の名車が消滅するとなると、スカイラインファンだけでなく多くの車好きが衝撃を受けることでしょう。
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