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日産新型リーフニスモRCが発表!新型EVレーシングカー驚きのスペックや発売予定をチェック

日産の新型EVレーシングカー「リーフ ニスモRC」が初公開

発表された新型リーフ ニスモRC

日産 新型リーフニスモRC_2018

日産自動車は2018年11月30日、ニッサンブランドのグローバル発信拠点「NISSAN CROSSING」にて、EVレーシングカー「新型リーフ ニスモRC」を初公開しました。

新型リーフニスモRCは2011年に登場した初代に続く2代目。日産のモータースポーツを担う、「ニスモ(NISMO)」にて開発されています。初代より性能が大きく進化するとともに、よりアグレッシブで流麗なラインをまとったフォルムとなりました。

日産のモータースポーツを担うニスモとは?

ベース車両は市販車の「現行型リーフ」

日産リーフ

リーフ 2017

新型リーフ ニスモRCは市販車の現行型リーフをベースとして開発されたEVレーシングカーで、とくにフロントのVモーショングリルから現行型リーフの特徴的なデザインが活かされており、市販車とのつながりをアピールしていると言えるでしょう。

新型リーフ ニスモRCはレース仕様の内外装デザインで武装

新型リーフ ニスモRC

日産 新型リーフニスモRC_2018

新型リーフ ニスモRC

日産 新型リーフニスモRC_2018

新型リーフ ニスモRCのステアリング

日産 新型リーフニスモRC_2018

新型リーフ ニスモRCのシート

日産 新型リーフニスモRC_2018
全長全幅全高
4,5461,9421,212
ホイールベース車両重量乗車定員
2,7501,2202
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人

新型リーフ ニスモRCは市販車のリーフがベースとはいえレーシングカーそのものの車体構造で、フロントとリアが脱着可能なスリーピース構造に開閉しない固定ウィンドウが取り付けられており、LEDヘッドライト・リアライト、調整可能なリヤウィングを搭載しています。

そのカラーリングは日産が今シーズンから参戦する「フォーミュラE」参戦車と同じ、シルバーとブラックそして「日産レッド」のカラーリングでまとめられています。
インテリアは市販車とはほど遠いレーシングカーのコクピットに生まれ変わっており、カーボンむき出しのインテリアには快適という言葉で表現できる箇所はなく、速く走ることだけを目的としていると言えるでしょう。

新型リーフ ニスモRCは0-100km/h加速3.4秒のハイスペックマシン

新型リーフ ニスモRC

日産 新型リーフニスモRC_2018

新型リーフ ニスモRCの動力性能は「0-100km/h加速:3.4秒」という、ガソリンエンジンを搭載するスーパーカーに引けを取らないハイスペックマシンです。

その心臓部には最高出力:240kW(326ps)/最大トルク:640N・m(65.3kgm)のモーターを、前後に搭載し四輪を駆動しています。
強力なツインモーターは前後輪の駆動力配分だけでなく四輪それぞれを独立した可変制御にて、常に最適なグリップ力を与えることができますので、ストレートとコーナーリングなど走行状態に応じた理想的なトルク配分を実現します。

その動力性能をさらに効果的にするためにモーターを前輪・後輪上に配置しバッテリーは車体中央に搭載、フルカーボン製のレーシングモノコックをはじめとする徹底した部品の軽量化によって、優れた重量バランスとパワーウェイトレシオを手に入れました。

新型ルーフ ニスモRCのドライブトレインを構成する部品である大容量リチウムイオンバッテリーや、インバーターなどは「日産リーフ」の技術を採用しておりあくまでも市販車ベースのレーシングカーであることを主張しています。

初代のリーフ ニスモRCのパワートレインスペックは純正モデルと同等でした。新型リーフ ニスモRCは大幅な進化な進化を遂げました。

新型リーフ ニスモRC初代リーフ ニスモRC
0-100km/h加速3.4秒6.9秒
最高出力240kW(326PS)80kW(107PS)
最大トルク640N・m(65.3kgf・m)280N・m(28.6kgf・m)
最高速度220km/h150km/h
車両重量1,220kg920kg

新型リーフ ニスモRCの発売予定は?

新型リーフ ニスモRC

日産 新型リーフニスモRC_2018

新型リーフ ニスモRCは6台のみ生産される予定、世界の主要モーターショーやイベントでの展示、デモランで登場する予定だけであり残念ながら市販化の予定はありません。

フォーミュラE初参戦の日産!今後のEV開発にも期待

日産フォーミュラE

日産フォーミュラE_2018

日産がEVレーシングカーに力を入れている理由には今シーズンから参戦する、国内メーカーとしてはじめて「フォーミュラE」への挑戦にも関係あると思われます。

F1(フォーミュラ1)で開発された自動車技術が市販車に応用されてきたように、フォーミュラEで培われる技術は将来の日産が生産するEV市販車にフィードバックされ、市販EVの開発に貢献することができれば「技術の日産」が再び脚光をあびるでしょう。日産のフォーミュラEでの活躍に期待が高まります!

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宮代ツトム

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