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航続距離が向上した「日産リーフe+」が発売!現行モデルとの違いは?

「日産リーフ e+」が1月23日から発売

日産リーフ e+

日産リーフe+

2019年1月9日に日産は、リーフに新開発e-パワートレインを採用し、航続距離を向上させた新グレード「e+」を追加設定したと発表しました。今回の発表にあわせ、「踏み間違い衝突防止アシスト」と「LEDヘッドランプ」を全車標準装備にして、全体的に仕様を向上させています。

「G」、「X」グレードでは元から標準装備だった「Apple CarPlay™」に加え、新たに「Android Auto」にも対応しました。加えて「X」グレードは16インチアルミホイールが標準装備となりました。2019年春には「NissanConnect EV」アプリに、充電スポットの「満空情報表示」機能を追加する予定とのことです。

今回発表された「リーフ e+」は日本国内で2019年1月23日に、米国と欧州に先駆けて発売される予定です。

日産リーフのグレード別税込価格一覧

・S:3,243,240円
・X:3,661,200円
・G:3,999,240円
・e+ X:4,162,320円
・e+ G:4,729,320円

これまでの日産リーフとの相違点

現行 日産リーフ

日産リーフ

外装・内装に大きな変更はなし

リーフ e+の外観デザインは、フロントバンパー下部にブルーのリップスポイラー状のパーツ、充電ポートに「e+」ロゴが追加されたこと以外は、現行からの変更はありません。

内装の詳細はまだ明らかになっていませんが、日産は「シートやドアトリム、ステアリングホイールなどに鮮やかなブルーのステッチを施している」としか言及しておらず、大きな変更点はないと思われます。

新開発e-パワートレインによってモーターとバッテリー性能が向上

現行のリーフの航続距離が322kmであることに対し、リーフ e+はさらに約40%長い航続距離458kmを実現しています。これは新たに搭載された新開発e-パワートレインによって、エネルギー効率の向上と高出力、高トルクが実現したことによるものです。

リーフ e+の新モーターは最高出力160kW、最大トルク340N・mで、現行の最高グレードであった「G」と比較すると最高出力は50kW、最大トルクは20N・m向上し、加速時間は約15%短縮、最高速度も約10%上昇しています。

リーフの加速時間や最高速度は公表されていませんが、0-100km/hの加速時間は約8~9秒、最高速度は140km/h前後と言われています。モーターが変更されたリーフ e+では加速時間は7秒台、最高速度は154km/hほどになると予想されます。

新バッテリーは容量が40kWhから62kWhに増量しましたが、それによる室内空間の減少やデザインの変更はありません。これは容量だけでなくエネルギー密度も1.4倍になり、バッテリーそのもののサイズが変わらないためです。

さらに最大出力100kWの急速充電に対応しており、62kWhのバッテリーの充電が60分で完了します。従来のバッテリーは50kWまでの急速充電しかできませんでしたが、100kWに対応することでバッテリー容量が増えても充電時間に影響しないようになっています。

バッテリー容量の保証は現行のリーフと同様に8年160,000kmのままです。

ドライビングシステムには細かな調整

基本的な機能は現行のリーフと変更はなく、安全技術も引き続きそのまま採用されています。

アクセルペダルの踏み加減を調整するだけで発進、加速、減速、停止までをコントロールできる「e-Pedal(e-ペダル)」は車両重量の変化に合わせて最適化され、後退時の制御の見直しによって駐車時の操作がスムーズになっているとのことです。

日産リーフに関する記事はこちら

執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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