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日産新型EV「IMQ」2020年に発売か!435PSのハイスペッククロスオーバーSUVに
目次
【最新情報】日産初の新型EV・SUVの名称は「IMQ」か
日産 新型IMQ 予想レンダリングCG

東京モーターショー2017で公開された日産初のEVクロスオーバーSUV「IMx」の市販モデルの名称として、日産が「IMQ」という名前を欧州にて商標登録したことがわかりました。
コンセプトカー「IMx」は、中期計画の第一弾となるグローバルモデルとして開発されました。
日産が2017年に発表した中期計画「日産M.O.V.E to 2022」では、2022年までに8車種の100%EVを開発し、自動運転車20車種を20の市場に投入、EV・e-POWER搭載車をあわせて年間100万台販売することを目指しています。
日産 新型IMxの市販モデルについて、スペックや航続距離、価格などについてMOBY編集部が入手した情報を元に予想していきます。
【日産EV計画】2022年度までにEV3車種・e-POWER5車種を国内投入
日産 新型IMQの外装デザインを予想
新型IMx KURO フロント

新型IMx KURO サイド

新型IMx KURO リア

画像は、3月のジュネーブモーターショーで公開されたコンセプトモデル「IMx KURO」です。
新型IMQでは、派手さ、目立ち度を抑えた現実的なデザインとなることが予想できます。
具体的には、日産の最新EVである「リーフ」のVモーションデザインを採り入れ、日産ブランドであることをより強調したエクステリアになるでしょう。ヘッドライトには稲妻型デイタイムランニングライトが備えられ、バンパーにはエアロダイナミクス向上を目的とするアンダーガードが装着されるとの情報があります。
参考:新型リーフのデザイン
新型リーフ

日産 新型IMQの内装デザインを予想
新型IMx KURO インパネ

新型IMx KURO シート

画像はコンセプトモデル「IMx KURO」の内装です。
新型IMQでは、近未来的なコンセプトを維持しつつ、より実用的でコストを抑えた内装デザインになることが予想できます。
日産 新型IMQのスペックと航続距離を予想
EVパワートレインと航続距離を予想
新型IMx KURO パワートレイン

新型IMQのEVパワートレインには、2基の高出力モーターを前後に搭載した、ツインモーター4WDが採用されるとの情報があります。その最高出力は「435PS」、最大トルクはGT-Rよりも大きい「700N・m」を発生するとのことです。
また、一回の充電における航続距離は「600km」以上との噂もあります。
新型IMQでは、コンセプトモデルを基準にスペックを調整し、一回の充電における航続距離は「500~600km」になることが予想できます。
参考:日産 リーフのパワートレインスペック
バッテリー種類 | リチウムイオン電池 |
バッテリー容量 | 40kWh |
最高出力 | 110kW[150PS]/3,283~9,795rpm |
最大トルク | 320N・m[32.6kgf・m]/0~3,283rpm |
航続距離(JC08モード) | 約400km |
充電時間(普通充電) | 約16時間(3kW)/約8時間(6kW) |
80%までの充電時間(急速充電) | 約40分 |
ボディサイズを予想
新型IMx KURO

新型IMQでは、コンセプトモデルよりもボディサイズが一回り小さくなり、全長4,600×全幅1,800×全高1,600mm程度になるとの予想です。
日産の主力クロスオーバーSUVである「エクストレイル」と比較すると、車高以外はほぼ同じ程度のサイズになっています。
参考:IMxと日産エクストレイルのボディサイズを比較
IMxコンセプト | 新型IMx市販モデル(予想) | 日産 エクストレイル | |
---|---|---|---|
全長 | 4,700 | 4,600 | 4,690 |
全幅 | 1,880 | 1,800 | 1,820 |
全高 | 1,620 | 1,600 | 1,730~1,740 |
ホイールベース | 2,800 | – | 2,705 |
車両重量 | – | – | 1,450~1,640 |
乗車定員 | 4 | 5 | 5/7 |
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人 |
日産新型エクストレイルが販売好調!マイナーチェンジではプロパイロット搭載で燃費や価格は
自動運転技術を予想
新型IMx KURO 自動運転技術

IMxのコンセプトモデルには、高速道路の単一車線上における半自動運転技術「プロパイロット」をより進化させた、完全自動運転技術が搭載されています。
完全自動運転は法制度の整備が追いつかないため当然採用されませんが、高速道路同一車線自動運転技術「プロパイロット」はバージョンアップされ、作動速度の拡大、夜間の自動ブレーキ対応化などが期待されます。
プロパイロットとは?日産の自動運転技術の性能・事故や搭載車種一覧
日産 新型IMQの価格と発売日を予想
新型IMx KURO

新型IMQの新車価格は、最低で400万~500万円台になると予想できます。
リーフ(315万~399万円)・エクストレイル(220万~384万円)と比較して、ワンランク上の価格帯に設定されるでしょう。
新型IMQの発売日については、2019年の東京モーターショーで市販モデルに近い最新コンセプトを発表後、2020年に販売を開始するとの予想です。
MOBYでは、今後も日産新型EV・SUVに関する最新情報を追っていきます。
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- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...