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日産新型デイズ 発売開始!フルモデルチェンジで軽初プロパイロット搭載

日産新型デイズが発売開始!フルモデルチェンジでどこが変わった?

フルモデルチェンジ発表会でお披露目された新型デイズ

日産 デイズ 2019 フルモデルチェンジ
左から日産第一製品開発部 チーフビークルエンジニアの齊藤雄之氏、専務執行役員の星野朝子氏、日本商品企画部部長の豊島浩氏
日産 デイズ 2019 フルモデルチェンジ

2019年3月14日、日産新型デイズ/デイズハイウェイスターが発表されました。

日産は「新型デイズは日本向けに1から作ったモデル」としています。使い勝手がよく便利という従来のメリットだけでなく、自動運転の搭載でドライバーの負担を軽減、予防安全による事故防止、子どもや高齢者にも優しい装備など、普通車と同じように使える軽自動車を実現させました。

今回のフルモデルチェンジの大きなポイントは、大きく以下の3つです。

・新パワートレインとマイルドハイブリッドの採用
・新プラットフォームによる車内空間の拡大
・新電子システムの導入でプロパイロットを搭載

新パワートレインを採用|マイルドハイブリッド「S-HYBRID」を採用

日産 デイズ 2019 フルモデルチェンジ発表会
日産 第一製品開発部 チーフビークルエンジニアの齊藤雄之氏

新型デイズシリーズには、日産が新しく開発したエンジンとCVT、リチウムイオンバッテリーを採用したスマートシンプルハイブリッド(マイルドハイブリッド)がラインナップ。動力性能が大きく進化しました。

また、ターボエンジンのブラッシュアップなどでパワーを見直したことで、新型デイズは高い走行性能と燃費性能を両立しています。

ガソリンエンジン搭載グレードは「S」「X」。マイルドハイブリッドおよびマイルドハイブリッド搭載のグレードは「ハイウェイスターS」「ハイウェイスターG」です。グレードと価格については後述します。

ガソリンマイルドハイブリッドターボ
エンジン種類直列3気筒直列3気筒ターボ直列3気筒
排気量660cc660cc660cc
最高出力38[52]/640038[52]/640047[64]/5600
最大トルク60[6.1]/360060[6.1]/3600100[10.2]/2400~4000
モーター最高出力2.0/12002.0/1200
最大トルク40/10040/100
トランスミッションCVTCVTCVT
駆動方式FF/4WDFF/4WDFF/4WD
使用燃料ガソリンガソリンガソリン
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm
ガソリンマイルドハイブリッドターボ
WLTCモード18.2~21.218.8~21.216.8~19.2
市街地モード15.6~18.615.9~18.614.3~16.0
郊外モード19.4~22.320.3~23.017.8~20.6
高速道路モード18.8~21.719.3~22.617.4~20.1
[単位]km/L

ルノーの新興国向けエンジンを軽自動車用にダウンサイジング

新型デイズに搭載されるエンジンは、ルノー日産アライアンスが新興国向けに開発した「BR06型エンジン」です。従来のBR08は800ccのエンジンですので、新型デイズでは軽自動車向けにダウンサイジングされています。

この新型BR06型エンジンは、旧型に比べ15%のトルクアップを実現。さらに、660ccの軽自動車向けエンジンよりも剛性が高いため、先代デイズよりもエンジン音が静かになりました。

軽自動車専用の新開発「CVT-S」を採用

新型デイズには、ジヤトコ製の新開発CVT「CVT-S」が採用されます。「CVT-S」は変速機の変速比幅が広いため、副変速機がありません。変速比の範囲が広がったことで、走行性能や燃費性能が向上しています。

さらに、加速感を高めるために、ステップ変速制御「Dステップ変速」というものを導入。これにより、アクセルの踏み込みを検知してシフトダウンのようなステップダウンを、軽自動車として初めて行うことができるようになりました。

マイルドハイブリッド「S-HYBRID」を採用

新型デイズのマイルドハイブリッド「S-HYBRIDシステム」は、新エンジンと新CVTに加え、リチウムイオンバッテリーを採用しています。軽自動車のマイルドハイブリッドには鉛電池が採用されることが多いですが、リチウムイオンバッテリーを採用することで電池やモーターの容量をアップさせることができます。

回生ブレーキも強化され、回生量は約2倍に。エネルギーを無駄なく再利用することができます。

新プラットフォームを採用|人のスペース&荷室の広さを両立

大人2人が並んで座ってもゆったりできる前席

日産 デイズ 2019 フルモデルチェンジ

後席の足元も十分広い

日産 デイズ 2019 フルモデルチェンジ
日産 デイズ 2019 フルモデルチェンジ
日産広報画像

シンプルな荷室だが、旧型よりも拡大されている

日産 デイズ 2019 フルモデルチェンジ

新型デイズでは新開発プラットフォームの採用により、人のスペースと荷物のスペース、どちらの広さも両立しています。

前席は大人2人が並んで座っても快適に過ごせる広い空間を実現。後席は、大人が脚を組んでもゆったりくつろげるよう、前席との間隔を710mm確保。大型セダン並みのスペースです。

全長全幅全高
339514751640~1660
ホイールベース車両重量乗車定員
2495830~9404
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人

新電子システムを採用|プロパイロットやSOSコールも搭載可能に

プロパイロットの前車追従機能作動イメージ

新電子システムを多く採用したことで、軽自動車という規格の中でも、プロパイロットやSOSコールなどの先進運転支援システムや安全装備を搭載できるように。いずれも軽自動車としては初めての搭載となります。

またこのほか、セレナやリーフなどの普通車に搭載されている、車線逸脱警報および車線逸脱防止支援システムや踏み間違い衝突防止アシスト、ハイビームアシスト、移動物を検知可能なアラウンドビューモニターなども採用しており、まさに「普通車と差がない軽自動車」といってよいでしょう。

初採用となる先進技術

プロパイロット

前車追従・停止機能を含む0-100km/hまで対応可能なアダプティブクルーズコントロールや、車線中央をキープするステアリングアシストなどで、ドライバーをサポートする機能です。

日産車では「リーフ」や「ノート」、「セレナ」などに採用されています。

SOSコール

「SOSコール」は、事故時などに自動で緊急通報を行うものです。

インテリジェント LI&LDW

LDW(車線逸脱 警報)は、走行車線を逸脱しそうな場合に警報でドライバーの注意を喚起するもの。
インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)は、正しい車線内に戻す方向に力を短時間発生させ、ドライバーがクルマを車線内に戻す操作を支援するシステムです。

いずれも日産の軽自動車に初めて搭載されました。

インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)

アラウンドビューモニターは、車を真上から見下ろしているかのように周囲の状況を画像で把握できるカメラ。移動物 検知機能を追加し、日産の軽自動車に初めて搭載。

Vモーショングリル採用のデザイン

新型デイズ ハイウェイスター フロント

日産 デイズ 2019

現行型 デイズ ハイウェイスター フロント

日産 デイズハイウェイスター 2015

発売以来大きなデザイン変更を受けていなかった日産デイズ。新型は現在の日産のデザインアイコンである「Vモーショングリル」が採用されており、現行のデザインを維持しながら現代のコンセプトを織りませたものになっています。

日産新型Vモーション2.0コンセプトを公開!特徴的なVmotionグリルデザインとは

インテリアは先代踏襲のデザイン

新型 デイズ ハイウェイスター インテリア

日産 デイズ 2019 フルモデルチェンジ

現行型 デイズ ハイウェイスター インテリア

日産 デイズハイウェイスター 内装 2015
日産 デイズハイウェイスター 内装 2015

新型デイズのインテリアデザインは、同様に先代のコンセプトを維持していますが、インパネの質感は大幅に高くなっています。デザインはもちろん、スイッチの視認性や操作性が優秀です。

プラットフォームを採用したことで特に後席空間が広くなったデイズですが、座り心地やシートアレンジについては「いまひとつ」という声が聞かれます。まず、シートの座り心地は硬めで着座位置も低いため、大人が長時間乗るには疲れてしまうかも、とのこと。さらに、後席の前後スライドは左右分割して行うことはできません。また、後席を前に倒して荷室を拡大させた際、フルフラットにはなりません。

とはいえ、荷室は後席を一番後ろに下げた状態でも385mmの荷室長を実現。旧型より135mm広くなっています。深さも十分で、ベビーカーも縦にしたまま積むことが可能です。日常の買い物や駅までの子どもの送り迎えなどでは、とても使い勝手がよい車といえます。

ボディーカラーは11種類ずつ。ツートンも用意

ボディーカラーは、標準モデルに単色を11種類、ハイウェイスターには単色7種類とツートン4種類を採用しました。

さらに、AUTECH(オーテック)によるカスタムモデル「ボレロ」も選ぶことができます。

■デイズ カラーラインナップ
・ホワイト
・ホワイトパール
・スターリングシルバー
・ソーダブルー
・ブロッサムピンク
・プレミアムサンシャインオレンジ
・オーシャンブルー
・スパークリングレッド
・プレミアムオリーブ
・アッシュブラウン
・ブラック

■デイズ ハイウェイスター カラーラインナップ
2トーンカラー
・ホワイトパール/プレミアムサンシャインオレンジ
・スパークリングレッド/ブラック
・アッシュブラウン/フローズンバニラパール
・ソーダブルー/アッシュブラウン
1トーンカラー
・ホワイトパール
・プレミアムサンシャインオレンジ
・オーシャンブルー
・プレミアムパープル
・スパークリングレッド
・チタニウムグレー
・ブラック

デイズ ハイウェイスター(アッシュブラウン/フローズンバニラパール 2トーン)

日産 デイズ 2019 フルモデルチェンジ
日産 デイズ 2019 フルモデルチェンジ
日産 デイズ 2019 フルモデルチェンジ
日産 デイズ 2019 フルモデルチェンジ

デイズ ハイウェイスター(スパークリングレッド /ブラック 2トーン)

日産 デイズ 2019 フルモデルチェンジ
日産 デイズ 2019 フルモデルチェンジ
日産 デイズ 2019 フルモデルチェンジ
日産 デイズ 2019 フルモデルチェンジ

デイズ(プレミアムオリーブ)

日産 デイズ 2019 フルモデルチェンジ
日産 デイズ 2019 フルモデルチェンジ
日産 デイズ 2019 フルモデルチェンジ

ボレロ(ブロッサムピンク/ホワイトパール 専用2トーン)

日産 デイズ 2019 フルモデルチェンジ
日産 デイズ 2019 フルモデルチェンジ
日産 デイズ 2019 フルモデルチェンジ
日産 デイズ 2019 フルモデルチェンジ

SUVスタイルの「デイズ クロス」の登場はある?

新型デイズシリーズでは、従来通りノーマルモデルの「デイズ」およびカスタムモデルの「デイズ ハイウェイスター」がラインナップしています。

昨今のSUVスタイルの軽自動車人気を受け、ハスラーやスペーシアギアに対抗するかたちで「デイズ クロス」とされるSUVスタイルモデルが設定されると予想されていました。

現状、クロスオーバータイプと公式発表があったのは兄弟車である「eKクロス」のみ。三菱は『eKワゴン』『eKクロス』の発表会にて、「eKクロスが日産に移植されることはない」とコメント。現時点で「デイズ クロス」が登場する見込みはないようです。

価格は4万~8万円アップ。自動運転搭載は+10万円

新型デイズは、先代モデルの同グレードと比べて約4万~8万円の値上げがなされています。また、「ハイウェイスターX」「ハイウェイスターGターボ」にプロパイロットを標準装備させる場合は、+10万円となります。

日産新型デイズ(2WD)新車車両価格
S1,273,320
X1,325,160
ハイウェイスターX1,469,880
ハイウェイスターX プロパイロットエディション1,567,080
ハイウェイスターG ターボ1,549,800
ハイウェイスターG ターボ プロパイロットエディション1,647,000
[単位]円(消費税込み)
日産新型デイズ(4WD)新車車両価格
S1,405,080
X1,456,920
ハイウェイスターX1,601,640
ハイウェイスターX プロパイロットエディション1,698,840
ハイウェイスターG ターボ1,681,560
ハイウェイスターG ターボ プロパイロットエディション1,778,760
[単位]円(消費税込み)

今回のフルモデルチェンジで日産が強調していたのは「今や軽自動車と普通車で大きく差がない」ということ。パワートレインの一新や自動運転の搭載などで商品価値が大きく向上した新型デイズは、値上げされても普通車以上のコスパといえるでしょう。

また今後は、新型デイズ/新型eKワゴン発売の約1年後には、両側スライドドアを採用したデイズルークス/eKスペースもフルモデルチェンジされる可能性がありますので、期待しましょう。

デイズEVも開発中か!2020年末に発売の可能性も

三菱 i-MiEV

三菱 i-MiEV 2018

さらに、デイズからEVモデルが登場するという情報があります。デイズと同じプラットフォームをベースにした新開発EVで、三菱が2007年から販売しているEV「i-MiEV」の実質的な後継モデルになるといわれています。

三菱 i-MIEVは現在登録車ですが、デイズEVがどのような登録区分になるのかは不明です。日産と三菱の両ブランドから発売されるという新型EVは、i-MIEVの164kmを超える220kmの航続距離と予想されています。

ネットの情報によればデイズEVの発売日は2020年末とのこと。今後の追加情報が気になるところです。

日産 デイズ【公式Webカタログ】

この記事の執筆者
MOBY編集部