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日産 デイズ完全情報!おすすめグレードや人気カラー、スペックなどを解説
日産 デイズとはどんな車?


デイズは日産が販売する4人乗りの軽ハイトワゴンです。
三菱との共同開発車で、製造は三菱がおこなっています。兄弟車としてekワゴン/ekクロスも販売されています。

軽自動車として初めて先進運転支援システム「プロパイロット」を搭載し、巡航走行時や渋滞時の加減速、ハンドル操作もアシスト。

女性をターゲットにした車となっており、運転が自信がない方でも安心できるよう、多くの先進安全技術が標準装備されました。

カラーリングも豊富に用意され、2トーンを含む18種類のボディカラーを選択可能です。
おすすめグレード
デイズのグレード構成と車両価格
2021年4月時点で販売されているデイズのグレード(特別仕様車を除く)は以下表のとおりです。
グレード名 | 車両価格(税込) |
---|---|
S | 1,327,700円~ |
X | 1,380,500円~ |
ハイウェイスターX | 1,567,500円~ |
ハイウェイスターGターボ | 1,648,900円~ |
外観はノーマルとハイウェイスターの2種類だが、パワートレインに注意
デイズはノーマルデザインのほか、スタイリッシュさを強調した「ハイウェイスター」も選ぶことができます。こちらは単なるデザイン違いではなく、選べるパワートレインラインナップも異なるので注意しましょう。以下に表でまとめてみました。
ノーマルデザイン | ガソリン車 |
ハイウェイスター | シンプルマイルドハイブリッド車 |
ハイウェイスター ターボ | シンプルマイルドハイブリッド車+ターボ仕様 |
これに加えて、先進運転支援システム「プロパイロット」は、ハイウェイスターでしか選択できない点にも注意しましょう。
プロパイロット搭載モデルは「ハイウェイスターXまたはG」

フルモデルチェンジにあたり、日産の軽自動車として初めてプロパイロットを搭載したデイズ。ハイウェイスターのターボ、ノンターボ仕様で、プロパイロットを搭載した「プロパイロットエディション」を選択できます。
プロパイロットエディションを選ぶと約10万円の価格アップとなりますが、プロパイロット以外の関連安全装備・運転支援システムである「インテリジェントアラウンドビューモニター」「電動パーキングブレーキ」「オートブレーキホールド」のほか、ナビ取り付けパッケージも標準装備となるため、かなりお得なセット内容といってよいでしょう。
ターボ仕様「G」との装備差はほとんどない

ノンターボの「X」とターボ仕様の「G」においては、装備・機能の大きな違いはありません。Gは15インチアルミホイールが標準装備となりますが、Xでもメーカーオプションとして選択できます。
XとGの差額は約8万円ですので、アルミホイール分の価格差としては妥当と言えるでしょう。(公式サイトでは15インチアルミホイールのオプション価格がわかりませんでした)
ノーマルデザインなら「X」がおすすめ


ノーマルデザインのガソリン車「S」「X」の価格差は5万2,800円。この差額であれば、スマートキーを使うことができ、オートエアコン仕様で収納も充実しているミドルグレード・Xがおすすめです。
デイズの内外装・走りを詳しく知りたいならこちら
ボディカラーは全22色
デイズはグレードによって選べるボディカラーラインナップが異なります。ツートンカラーを希望する場合はハイウェイスターを選びましょう。以下に表でまとめてみました。
グレード | モノトーン | ツートン |
S | 3色 | – |
X | 10色 | – |
ハイウェイスターX | 8色 | 4色 |
ハイウェイスターGターボ | 8色 | 5色 |
査定額が高くなるのは、「ホワイトパール」「スターリングシルバー」「ブラック」「チタニウムグレー」などでしょう。ただし、外観デザインによっては中古車市場でもカラフルなカラーも人気の場合があります。
デイズ ハイウェイスターのカラーバリエーション

カラー名称 | カラーコード |
---|---|
ホワイトパール× プレミアムサンシャインオレンジ | (XDT) |
スパークリングレッド× ブラック | (XCF) |
アッシュブラウン× フローズンバニラパール | (XCK) |
ソーダブルー× アッシュブラウン | (XCH) |
チタニウムグレー× ブラック | (XFS) |
ホワイトパール | (QBB) |
プレミアムサンシャインオレンジ | (EBT) |
アトランティックブルー | (RCH) |
アメジストパープル | (LAL) |
スパークリングレッド | (NBR) |
チタニウムグレー | (KBW) |
ブラック | (GAS) |
デイズのカラーバリエーション

カラー名称 | カラーコード |
---|---|
ホワイトパール | (QBB) |
スターリングシルバー | (KBV) |
ソーダブルー | (DAM) |
ブロッサムピンク | (NBS) |
プレミアムサンシャインオレンジ | (EBT) |
アトランティックブルー | (RCH) |
スパークリングレッド | (NBR) |
プレミアムオリーブ | (JAM) |
アッシュブラウン | (CBA) |
ブラック | (GAS) |
日産 デイズのスペック

ボディサイズ
全長 | 3,395mm |
---|---|
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,640~1,660mm |
ホイールベース | 2,495mm |
車両重量 | 840~940kg |
乗車定員 | 4人 |
ライバル車種が多い軽ハイトワゴンのボディサイズとなっており、他メーカーではスズキ・ワゴンRやダイハツ・ムーブ、ホンダ・N-WGNなどが挙げられます。
どれも1,600mm台の全高となっており、現在高い人気を集めている1,700mm以上の全高をもつ「スーパーハイトワゴン」よりも安定した走行が可能です。
その中でもデイズは軽自動車として初めて自動運転支援システム「プロパイロット」が設定されています。渋滞時の単調走行だけでなく、長時間の巡航走行でもドライバーをアシストするため、高速走行時の不安を軽減できるのではないでしょうか。
パワートレイン
エンジン | 水冷直列3気筒 | 水冷直列3気筒 | 水冷直列3気筒+ターボ |
---|---|---|---|
排気量 | 659cc | 659cc | 659cc |
最高出力 | 38kW[52PS]/6,400rpm | 38kW[52PS]/6,400rpm | 47kW[64PS]/5,600rpm |
最大トルク | 60N·m[6.1kgf・m]/3,600rpm | 60N·m[6.1kg・m]/3,600rpm | 100N·m[10.2kg・m]/2,400-4,000rpm |
モーター最高出力 | – | 2.0kW/1,200rpm | 2.0kW/1,200rpm |
モーター最大トルク | – | 40N・m/100rpm | 40N・m/100rpm |
トランスミッション | 電気式CVT | 電気式CVT | 電気式CVT |
駆動方式 | FF 4WD | FF 4WD | FF 4WD |
使用燃料 | レギュラー | レギュラー | レギュラー |
グレードによってパワートレインが分かれ、エンジン、ハイブリッド、ターボ付きハイブリッドの3種類が設定されています。駆動方式も2WDと4WDから選択可能です。
デイズのハイブリッドは、減速時に蓄電した電力を発進やアイドリングストップの再始動時に使用するマイルドハイブリッドとなっています。
Dステップ機能付きCVTを全車に採用し、加速時などでアクセルを大きく踏み込むとギアのように変速。エンジン回転数の変化を楽しむことができます。
現行デイズの維持費と燃費
現行デイズの燃費とガソリン代
本記事執筆時の以下の年間走行距離、ガソリン価格(全国平均)を参考に、年間のガソリン代を算出しました。
- 自動車の年間走行距離:平均6,316㎞
- ガソリン価格(全国平均):レギュラー150円 2021年5月現在
対象グレード | WLTCモード | ガソリン代(年間) |
ガソリンモデル(2WD)S、X、 ハイウェイスターX、ハイウェイスターXプロパイロットエディション | 21.2km/L | 44,688円 |
ガソリンモデル(2WD)ハイウェイスターGターボ、 ハイウェイスターGターボプロパイロットエディション | 19.2km/L | 49,343円 |
ガソリンモデル(4WD)S、X | 18.2km/L | 52,054円 |
ガソリンモデル(4WD)ハイウェイスターX、 ハイウェイスターXプロパイロットエディション | 18.8km/L | 50,393円 |
ガソリンモデル(4WD)ハイウェイスターGターボ、 ハイウェイスターGターボプロパイロットエディション | 16.8km/L | 56,392円 |
日産 デイズの維持費(3年間)
ガソリンモデル(2WD)X | ガソリンモデル(2WD)ハイウェイスターX | ガソリンモデル(4WD)ハイウェイスターX | ガソリンモデル(2WD)ハイウェイスターGターボ | ガソリンモデル(4WD)ハイウェイスターGターボ | |
自動車税 | 10,800円 | 10,800円 | 10,800円 | 10,800円 | 10,800円 |
重量税 | 1,800円 | 3,700円 | 3,700円 | 9,900円 | 9,900円 |
車検時法定費用 | 24,730円 | 24,730円 | 24,730円 | 26,330円 | 26,330円 |
ガソリン代(3年) | 134,066円 | 156,164円 | 151,180円 | 148,031円 | 169,178円 |
合計金額 | 171,396円 | 195,394円 | 190,410円 | 195,061円 | 216,208円 |
※車検費用は受ける場所や検査内容によって異なる場合があります。
※任意保険料や駐車場代、高速道路利用料金などの別途費用も発生します。
※上記の金額はあくまでも目安となります。
維持費の各項目については以下の記事で詳しく解説しています。
歴代モデル
【初代】デイズ:B21W(AA0)型(2013年~2019年)

日産と三菱の共同開発によって誕生したデイズは、日産が商品企画・開発・デザインの段階から初めて携わった軽自動車です。
発表前には「日産が本当につくりたかった軽自動車」というキャッチコピーが掲げられ、相当の自信があったことが伺えます。
初代デイズは三菱の3代目eKからOEM供給を受けています。eKワゴンに相当する標準タイプは「デイズ(DAYZ)」、eKカスタムに相当するスポーティタイプは「デイズ ハイウェイスター(DAYZ Highway STAR)」として販売されました。
また、デイズという車名を日産の軽自動車シリーズに名付けることにし、第2弾として「デイズ ルークス」が登場。2014年2月に発売しました。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...