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日産新型キューブはフルモデルチェンジせずにモデル終了か!e-POWER搭載&3列7人乗りで生まれ変わる?
目次
日産 新型キューブがフルモデルチェンジか?

日産 キューブの現行モデルは2008年に登場し、今年で10年目を迎えます。一部改良やマイナーチェンジは数回ありましたが、ついに待望のフルモデルチェンジが行われるかもしれない、との噂が浮上してきました。
近年、日産は最新のデザインコンセプト「Vモーショングリル」や独自のハイブリッドシステム「e-POWER」などを積極的に採用し新型車を発売しています。
果たしてこれらは新型キューブにも採用されるのでしょうか。
次期キューブのデザインやスペック、発売日などを徹底予想していきます。
日産 キューブとは?
デザインが特徴的なコンパクトカー

日産 キューブとは、その名の通り角ばったデザインが特徴的なコンパクトカーです。1998年に初代キューブが発売され、現在販売されている現行型キューブは3代目となります。
日産の事実上の親会社で、アライアンス関係を結んでいるルノーと共同開発したプラットフォームを使用しています(マーチやルノー・モデュスと共用)。
第28回の東京モーターショー(1989年開催)に出品されたコンセプトカー「シャポー」からデザインコンセプトがスタートしており、2代目以降は窓の数、ピラーの位置など、ボディシェルが左右非対称に作られているのが大きな特徴。そのスペース効率からか小型タクシーとして採用されることもあります。
車名の由来は英語で「立方体」という意味からきています。
日産キューブ 現行モデルについてはこちら!
デザインはVモーショングリルで立方体ボディではなくなる?
キューブにもVモーショングリル採用か

Vmotion(Vモーション)とは、新型日産車のデザインに採用されているデザインコンセプトです。
上記の画像のようにフロントグリルがV字のような形をしており、新型ノートや新型リーフのフロントデザインにも採用されています。
日産は今後、このVモーショングリルを徐々に新型車に採用、投入する予定です。
日産 キューブは初代モデルから一貫して「キューブ(立方体)」のイメージを守ってきましたが、Vモーショングリルはグリルからフロントライト、ボンネットまでが流れるようなデザインとなっています。
日産の新デザインコンセプト「Vmotion(Vモーション)」が採用された場合、キューブのコンセプトをどのように融合させるのでしょうか。
日産 新型キューブはスライドドアの6人乗り/7人乗りになる?
3列シート7人乗りが復活か
3列シート7人乗りの「キューブキュービック」

新型キューブでは、3列シートが採用され7人乗りになる可能性があるとの噂も浮上しています。
2002年から2008年まで生産された2代目キューブには、3列シート7人乗りモデル「キューブキュービック」もラインナップされていました。7人乗りモデルのモデルを復活させれば、日産はアジア全体での販売を視野に入れ、グローバル戦略を図ることができます。
なぜなら、自家用車の需要が高まりつつある中国やその他のアジア諸国では、大家族が大人数で乗れるようなファミリーカーの需要が見込まれているため。キューブはそんなアジア諸国をターゲットとしたコンパクトカーになると言われています。
3列シートのコンパクトミニバンとなった場合、ライバル車としてトヨタ シエンタやホンダ 新型フリードが挙がります。
スライドドア化の可能性も
新型キューブが6人乗り/7人乗りになるのであれば、スライドドアが装備される可能性は高いでしょう。
日産 新型キューブはe-POWER搭載?燃費や性能はどうなる?
e-POWERを採用か

日産 新型キューブのパワートレインには同社のハイブリッドシステム「e-POWER(イーパワー)」を搭載する可能性があります。
e-POWERは、エンジン出力によって発電機を回し、その電気によってモーターを駆動しタイヤを回すシステムです。2016年に発売された新型ノート e-POWERに初搭載され、話題となりました。新型キューブに搭載されるとしたら、新型ノート e-POWERと同様のシステムの可能性が高いでしょう。
国産コンパクトカー対決を制するためにも、e-POWERを搭載し飛躍的な燃費性能の向上を図ると考えられます。
e-POWERについてさらに詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
ガソリンエンジンは引き続きラインナップ

新型キューブはハイブリッドシステム「e-POWER」が搭載されると前述しましたが、ガソリンモデルはなくならず、e-POWERと両方がラインナップされる可能性が高いでしょう。
ガソリンモデルが設定される場合、1.2L 直列3気筒直噴 スーパーチャージャーエンジン(HR12DDRエンジン)が搭載されると予想します。
HR12DDRエンジンは、ダウンサイジングによって燃費性能が向上したことに加え、動力性能も両立した新エンジンです。
新型キューブ ガソリンモデルの予想スペック
方式 :HR12DDR
全長 :3,900mm
全幅 :1,695mm
全高 :1,650mm
ホイールベース:2,600mm
エンジン :直列3気筒DOHC 1.2 L直噴スーパーチャージャー
最高出力 :98PS/5,600rpm
最大トルク :14.5kgm/4,400rpm
日産 新型キューブの燃費性能は?
e-POWER搭載なら30km/L以上は確実

搭載されるパワーユニット次第で、新型キューブの燃費性能は大きく上下することは間違いありません。
新型ノートe-POWERのJC08モード燃費が37.2km/Lであることから、e-POWER搭載が実現されれば次期型キューブも30km/Lを超えることは確実なのではないでしょうか。
先ほどご紹介した1.2L 直3DOHC スーパーチャージャーは、新型マーチにも採用されると言われており、新型キューブとともに25km/L以上の燃費性能が期待されます。
日産 新型キューブの価格は?
ライバル車価格から予想
ライバル車のトヨタ シエンタ

現行型キューブは約160万〜210万円に設定されていますが、新型キューブが3列7人乗りコンパクトミニバンとなった場合、ライバル車となるシエンタやフリードの価格帯に近づくことが予想されます。
フリード、シエンタが約180〜270万円で販売されていることから、次期型キューブの価格帯は現行モデルよりもやや引き上げられるのではないでしょうか。
キューブの中古車情報はこちら
- 最新「キューブ」中古車情報
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本日の在庫数 1546台 平均価格 45万円 本体価格 2~143万円
日産 新型キューブの発売日は?
日産 キューブ

日産 新型キューブ、ないしは新型コンパクトミニバンに関する情報は少なく、発売日に関する情報も入ってきていません。
2017年10月開催に開催された東京モーターショーで世界初公開されることが期待されていましたが、新型キューブに関する発表はありませんでした。
新型キューブの発表は早くても2018年内と予想でき、その場合の発売日は2019年内になる可能性が高いでしょう。
日産 新型キューブはコンパクトミニバンorトールワゴンに進化?
3列シートを採用した7人乗りコンパクトミニバンやトールワゴンになると予想される新型キューブですが、この新型コンパクトミニバンは「キューブ」ではなく、違い名称で発売される可能性もあると言われています。
キューブ後継コンパクトミニバンが「新型キューブ」になるのか、それとも全く異なる新型車として発売されるのかは定かではありませんが、ホンダ 新型フリードやトヨタ シエンタらに対抗できるモデルを発売する可能性は高いと言えます。
現行型キューブは登場から10年目に突入する古いモデルであり、最新デザイン、性能に進化することは間違いないでしょう。e-POWERの搭載や3列シートの復活が実現され、他社のライバル車よりも魅力的な新型ハイブリッドミニバンになることが期待されます。
新型キューブに関する最新情報が入り次第更新していきます。
日産 キューブの後継と予想される新型トールワゴンについてはこちら
日産の新型車についてはこちら
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...