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三菱新型SUVミニバン「エクスパンダー」日本発売は?発売日と価格や燃費など

【最新情報】三菱 エクスパンダーがインドネシア・カーオブザイヤー2018を受賞

三菱 エクスパンダーが「インドネシア・カーオブザイヤー2018」を受賞しました。

インドネシア・カーオブザイヤーは、自動車専門誌「OTOMOTIF」が毎年主催している企画です。
エクスパンダーは他にも、部門賞の「ベストオブザベストMPV賞」「ベストオブスモールMPV賞」も受賞しています。

三菱新型エクスパンダーがインドネシアで発売!

三菱 小型クロスオーバーMPV

インドネシアで開催された「第25回インドネシア国際オートショー」で、三菱自動車は小型クロスオーバーMPV「エクスパンダー(Expander)」を世界初公開しました。
MPVとは、Multi Purpose Vehicleの略語で主にミニバンあるいはトールワゴンのことを指します。

7人乗りSUVミニバンであるエクスパンダーは、これまで発売されている既存のコンパクトMPV車よりもひと回り大きい、ロング&ワイドボディーを採用しました。
コンパクトSUVでありながら定員7人を確保し、パッケージングの最適化により、すべての乗員が快適に過ごせる居住空間を得ています。

また、MPVならではのシートレイアウトも魅力の一つで、優れたユーティリティーを実現しています。

大きさや広さにこだわっているエクスパンダー(Expander)ですが、その名前は「Expend(広げる)」からきているようです。
新型SUVミニバン「エクスパンダー」とはどんな車なのでしょうか。

三菱新型エクスパンダーは海外でバカ売れ!

三菱 エクスパンダー

2017年10月、インドネシアの工場にて、新型エクスパンダーのラインオフセレモニーが執り行われました。
いまだ店頭での販売は開始されていませんが、受注台数は2万3,000台を突破しており、インドネシア国内での期待・人気の高さが伺えます。

三菱自動車は、人口が多く平均年齢も若いインドネシアの需要が新型エクスパンダーと合致したことが販売好調の理由としています。
また、自動車保有率の増加が見込めるインドネシアのような国は重要な市場だと述べており、2018年からは他のASEAN地域への輸出も予定していることを発表しました。

三菱新型エクスパンダーの外装(エクステリア)デザイン

三菱 エクスパンダー
三菱 エクスパンダー

新型エクスパンダーは7人乗りのSUVミニバンで、三菱は同車を次世代クロスオーバーMPV(Multi Purpose Vehicle)だとしています。
スタイリングコンセプトは三菱の代表的なSUV・パジェロスポーツを受け継いだもので、力強さ、存在感、上質感を際立たせています。

従来の小型SUVとの差別化を図り、三菱の新世代コンセプト「ダイナミックシールド」を採用。
流麗なルーフラインで伸びやかなキャビン(居住空間)を実現するとともに、大きく張り出した美しいフェンダーラインで力強さやダイナミックさを表現しています。
まさにSUVミニバンと言えるでしょう。

三菱 エクスパンダーのボディサイズ

全長×全幅×全高(mm)4,475×1,750×1,700
最低地上高(mm)205

7人乗りSUVミニバンという、かなり詰め込んだコンセプトながらもスリムなボディサイズに収まっています。
最低地上高は205mmと、広いクリアランスが確保されています。

三菱新型エクスパンダーの内装(インテリア)デザイン

三菱 エクスパンダー

三菱 エクスパンダーは従来の小型MPVより一周り大きいワイドボディを採用したことで、クラストップの室内空間と多人数乗車に最適な乗員レイアウト、十分な容量の荷室を実現しています。

また、乗員間の間隔と各席でのヘッドクリアランスを十分に確保するとともに、3列目の良好な居住性と乗降性も実現しました。
各列に車内電源用のアクセサリーソケット(ACCソケット)が搭載されており、高い利便性も兼ね備えています。

開放感と安心感のある室内空間は吸音材や制振にも優れています。

三菱新型エクスパンダーのパワートレイン

三菱新型エクスパンダーの優れた走行性能

新型SUVミニバン エキスパンダーには、吸気連続可変バルブタイミング(MIVEC)機構付き1.5Lエンジンが搭載されます。
また、高剛性ボディと最適設計されたサスペンションにより、クラスを超えた乗り心地と高次元の操縦安定性が得られます。
燃費や静粛性の向上だけでなく、未舗装路も安心して走行できるパワーや安心感にこだわっているのは三菱ならではですね。

最低地上高20.5センチに設定されているのも、水害が多いインドネシアのためです。
スコール時でも安心して利用できるよう、利用者の利便性を一番に考えた設計が光ります。

トランスミッションは5MTと4ATが採用されています。日本ではほとんど見ることのなくなったMT車ですが、海外ではマニュアルトランスミッションが今でも浸透しています。

三菱新型エクスパンダーのスペック

エンジン種類 4A9 MIVEC DOHC 16バルブ
排気量 1,499
最高出力 77[104]/6,000
最大トルク 141[14.3]/4,000
トランスミッション 4AT/5MT
駆動方式 FF
使用燃料 レギュラーガソリン
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

三菱新型エクスパンダーの燃費は?

燃費計
©charnsitr/stock.adobe.com

三菱自動車は2017年3月に開催された「ジュネーブ国際モーターショー」で、エプリクスクロスを世界初公開しています。
このエクリプスクロスはひとクラス上のミドルクロスオーバーSUVですが、日本仕様には、このエクリプスクロスに搭載されているエンジンの搭載が予想されていました。

しかし、今回公式から使用エンジンは1.5L MIVEC DOHC 16バルブ 4気筒との発表がありました。
MIVEC機構付きのエンジンは、燃費に配慮しつつも、多人数乗車時や登坂時には頼もしい走りを発揮してくれます。

燃費についての詳しい解説についてはこちら

三菱新型エクスパンダーの安全装備

ハンドルを握る男性
©Imaging L/stock.adobe.com

三菱自動車独自の衝突安全強化ボディ「RISE」を採用しています。
高エネルギー吸収構造と高耐力キャビン構造により、全方位からの衝突に対する安全性を向上させています。

また、ABSやヒルスタートアシストなどの装備に加え、急ブレーキやABSが作動した際に自動で後続車に注意を促すエマージェンシーストップシグナルシステム(ESS)も搭載。
アクティブセーフティにも力を入れています。

三菱新型エクスパンダーのグレード・価格は?

三菱新型エクスパンダーの気になる価格は?

おもちゃの車とコイン
©kai/stock.adobe.com

インドネシアで生産される三菱 エキスパンダーは、インドネシアの販売価格で1億8905万ルピア(約157万円)から2億4535万ルピア(約204万円)となる予定です。

日本国内での発売は決定していますが、価格についてはまだ有力な情報がありません。
インドネシアでの生産車ですので、日本国内で生産されるライバル車より、競争力のある価格設定ができるのではないかと予想されています。

三菱新型エクスパンダーのグレード構成は?

三菱 エクスパンダー

三菱 エクスパンダーのインドネシア販売グレードと価格は以下の通りです。
(1ルピア=0.008350円で換算し、少数第一位を四捨五入。※2017年10月現在)

搭載されるエンジンは全グレード共通で1.5L MIVEC DOHC 16-VALVEエンジンとなります。
トランスミッションは5MTと4ATがラインナップされ、MT搭載グレードは比較的安価です。

7人乗りSUVミニバンとしては非常に低価格だと言えるのではないでしょうか。

グレード変速機価格
GLX5MT¥1,579,702
(RP 189,050,000)
GLS5MT¥1,742,644
(RP 208,550,000)
Exceed5MT¥1,792,780
(RP 214,550,000)
Exceed4AT¥1,878,333
(RP 224,950,000)
Sport4AT¥1,980,203
(RP 237,150,000)
Ultimate4AT¥2,048,673
(RP 245,350,000)

三菱新型エクスパンダーの日本でのライバル車は?

コンパクトSUVクラスで独走「トヨタC-HR」

トヨタ chr

トヨタC-HRは、コンパクトSUVクラスで断トツの人気を誇っています。ダウンサイジングターボハイブリッドエンジンを用意し、さまざまなユーザーニーズに応えると同時に、そのアグレッシブなデザインと走りが人気の秘密です。

C-HRは定員が5名のSUVですので、エクスパンダーは7人乗車できるというアドバンテージがあります。

コンパクトミニバンの人気車種「ホンダ フリード」

ホンダ フリード

ホンダフリードは、コンパクトミニバンとして人気の一台です。
高効率パッケージングや低燃費エンジン、ハイブリッドエンジンなど魅力十分ですが、エクスパンダーのようなSUVとしての走破性はありません。

MPVとSUVの魅力を融合したエクスパンダーは勝機十分かもしれません。

最新「フリード」中古車情報
本日の在庫数 3072台
平均価格 135万円
本体価格 8~286万円

ミドルクラスSUVの人気車といえば「日産エクストレイル」

日産 新型 エクストレイル 2017

日産エクストレイルは、ミドルクラスのSUVとして人気です。
特徴的な3列シート7人乗りも用意されており、3列シート7人乗りのSUVとしては最安の価格(240万円から)で手に入れることもできるのが魅力です。

それに対してエクスパンダーは、さらに安く手に入れることができる可能性が高いです。
また、エクスパンダーはあくまでコンパクトクラスですので、圧倒的な取り回しの良さも美点となりそうですね。

最新「エクストレイル」中古車情報
本日の在庫数 5112台
平均価格 166万円
本体価格 15~590万円

7人乗りSUV期待の新星「マツダ CX-8」

マツダ 新型 CX-8 外装

マツダCX-8は、7人乗りSUVという点でエクスパンダーと共通しています。
マツダから7人乗りが発売されるのは久しぶりのため世間での注目度は高く、さらには比較的高級志向、SKYACTIV-D 2.2を搭載している上に価格帯も近く、エクスパンダーの日本発売後は強敵となりそうです。

最新「CX-8」中古車情報
本日の在庫数 1347台
平均価格 299万円
本体価格 120~454万円

三菱 新型エクスパンダーの日本発売日は?

三菱 エクスパンダーの日本発売は決定していますが、発売日についてはまだ情報がありません。
しかし、エクスパンダーが関わる経営計画は2019年を目標としているため、2019年度までには発売されるはずです。

三菱自動車の益子修CEOは、2017年10月に行われた中期経営計画の発表にて、エキスパンダーの日本発売を発表しました。
今回発表された経営計画は、3年間で売上高を3割に、販売台数を4割、そして営業利益率を6%以上に引き上げるという計画です。
目標達成のため、三菱自動車は3年間で「エクスパンダー」「エクリプスクロス」「デリカD:5」など11モデルの投入と軽自動車1台を含むEV2台の展開を宣言しています。

また、インドネシアではインドネシア国内の新工場で生産され、10月より販売が開始されました。
また、東南アジア10か国から成るASEAN(東南アジア諸国連合)の一部では、2018年春に発売がされる予定です。

コンパクトクラスのクロスオーバーMPVがトレンドになるかも!

三菱 エクスパンダー

日本でのSUVの販売は堅調で、中でもコンパクトSUVクラスの人気は衰えを知りません。
現在、コンパクトクラスのSUVとMPVをラインナップに持たない三菱自動車とって十分魅力のあるジャンルの車と考えられますので、日本での販売が始まったらどれほどの反響があるのか大変興味深いところです。
インドネシアで大きな人気を博していることから、アセアン地域でも売れ行きが伸びることが予想されます。

ついに日本での導入が決定した三菱新型エクスパンダーは、日本に限らず各国での発売後の動向も気になる車種ですね。

今後、クロスオーバーSUVの3列シート7人乗りの乗用車が多く発売されるのではないかと予想されています。
しかしながら、コンパクトクラスのクロスオーバーSUVは皆無に等しく、日本で三菱 エクスパンダーが発売された日には、SUV界で異彩を放つでしょう。

まだまだ未確定な情報ばかりですが、エクスパンダーについて新たな情報が入り次第すぐに続報をお届けいたします。

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執筆者プロフィール
MOBY編集部
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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