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ランドクルーザー

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トヨタ ランドクルーザーの歴代モデル一覧!各世代の特徴や性能を解説

ランドクルーザー70系限定車(2014年)

ランクル70の復刻版が2014年8月25日から1年限定で販売されました。

再販の要望に応えて復活

ランクル70が生産終了となった背景には平成17年排出ガス規制(ディーゼル車)、通称「新長期規制」の排出ガス基準をクリアできなかったことでしたが、再販への要望が多かったことで、ランクル70生誕30周年を記念して1年限定で販売されました。

外装も内装も当時のランクル70を彷彿とさえるスタイルでトランスミッションが5速マニュアルというのもユーザーウケがよく、大きな反響を呼びました。

ランドクルーザー80系 (1989年-1997年)

このモデルからステーションワゴン(8名乗り)仕様も設定。北米や豪州を中心とする海外市場での商品力を強化するため、ボディを全長4,970mm、全幅1,930mmと大型化し、スタイル・仕様・装備すべてが高級SUVとしての性格を強めています。

ランクル80系は、初めてセンターデフ付のフルタイム4WDを採用しました。センターデフの働きによりコーナリング業況に合わせて前後タイヤに回転差を発生させるタイトコーナーブレーキング現状(前後タイヤの回転差によって曲がりにくくなる現象)が起こることをなくし、路面に応じて2WDと4WD切り替える必要がないスムーズな4WDへとなっており、また電動デフロックを装備し、デフ操作をスイッチ一つで行えます。

ランドクルーザー80系の内装

ランクル80系から内装は高級車志向が一気に増しています。人間工学に基づき、ステアリングホイール周りに各種メーター・スイッチ類をレイアウトし、すべての操作をドライバー優先に操作できるように運転席と助手席側を非対称にしたスタイリングになっています。

シートは最適なドライビングポジションにできるよう、マルチアジャスタブルシートを採用。これは、ヘッドレスト前後、ヘッドレスト上下、リクライニング、サイドサポート、電動式ランバーサポート、上下アジャスター、シートスライドをすべて調整することができます。

ランドクルーザー80系の実燃費

実燃費は3km/Lから4km/Lという声が多いものの、一部では6km/Lという方も。どちらにせよ、良いとは言えないようです。

最新「ランドクルーザー80」中古車情報
本日の在庫数 254台
平均価格 325万円
支払総額 139~690万円

ランドクルーザー70系 プラド(1990年-1996年)

ショートホイールベースの3ドアのみの設定だったランクル70系に、ロングホイールベースの5ドア車を追加。

これを機に、ワゴンモデルには「プラド」のサブネームを付けて「ランドクルーザープラド」という車名で販売されています。

新たに誕生したランドクルーザープラドの仕様は、3ドア車は2列シートの5名乗り、5ドア車は3列シートの8名乗りがあり、トランスミッションは5速MTないしは電子制御4速AT。駆動方式は2速トランスファーを介するパートタイム4輪駆動としていました。

ランドクルーザープラド70系の内装

人間工学に基づきメーター、スイッチ類をレイアウトされ、視認性・操作性を重視しています。インパネの中央にあるアクセサリーメーターには高度計と温度計であり、室内と室外の温度と、車両が現在高度を示すもどでした。

プラドEX5のシートには、スウェード感覚の高級素材エクセーヌをシートとトリム表皮に使用されています。これは、高級感のある肌触りと耐久性に優れ、一気に高級感が増していました。

ランドクルーザープラド90系プラド (1996年-2002年)

ランクルプラド90系プラドは、3ドアのショート(5名乗り)と、5ドアのロング(8名乗り)の2ボディタイプがあり、ともに先代より大型化し3ナンバーサイズへとなりました。ヘッドライトは、3ドアのショートがスポーティに、5ドアのロングが力強い印象にすることで両車の個性を分けました。

エンジンは新たにV型6気筒DOHCの3.4リッター185PS(5VZ-FE)ガソリンを加え、先代から引き継いだ4気筒SOHCの3リッター・ディーゼルターボ(1KZ-TE)は、インタークーラーの追加などにより、140PSに出力を向上させていました。

ランクルプラド90系の内装

センターコンソールは木目調になり、車内に入った瞬間から高級車の雰囲気が一気に伝わってきます。

ランドクルーザープラドに初めてSRSエアバッグを運転席と助手席に装備。また新衝突安全ボディー「GOA」を採用し、車両の前後および側面での高い衝突エネルギー吸収性能と、高いキャビン強度にしており、世界トップレベルの衝突安全性を確保しています。

ランドクルーザー100系 (1998年-2007年)

トヨタ ランドクルーザー(100系)

ランクル80の後継モデル100系では、ジープBJの時代から続いた前後リジットサスペンションを変更、フロントに独立懸架方式のサスペンションを採用します。

高級SUV車として乗用車感覚も追及するため、ボディサイズを大型化して室内寸法の拡大も図り、走行時の静粛性と高速安定性をも兼ね備えるモデルへと進化を遂げる事となりました。

エンジンは、ワゴン用に235PSを発揮するV型8気筒DOHC32バルブ4663ccガソリン(2UZ-FE方)と、205PSを発揮するL6・24バルブ4.2リッター直噴FFIディーゼルターボを搭載していました。

ランドクルーザーシグナス

デビューから約1年後の1998年12月にシグナスがデビューし、海外ではトヨタブランドのランクルに加え、レクサスブランドよりLX470が販売となりました。

レクサスLXシリーズは現在も販売されている人気SUVとなっています。

ランドクルーザー100系の内装

インテリアデザインは、現行のランクルと基本的なスタイル、スイッチ類の配置は変わりなく、機能的で高級感があります。

ランドクルーザー100系の実燃費

口コミでは走行距離30万キロ近いランクルのレビューが多く、その中で多走行車でも燃費8~10km/Lは立派。ディーゼル車は燃費性能が優れていることに加え、ロードノイズも少なく、税金が安いことも高評価のポイントです。

最新「ランドクルーザー100」中古車情報
本日の在庫数 243台
平均価格 306万円
支払総額 110~800万円

ランドクルーザープラド120系 (2002年-2009年)

2002年10月に発売された3代目のランドクルーザープラド120系は、新設計の高剛性フレームを採用し、操縦性・走行安定性・静粛性を向上。センターデフに新開発のトルセンLSDを採用し、高度な登降坂制御を行うアクティブTRCを設定して大幅にオフロード走破性・オンロード性能を向上させました。

一方、オンロードの操縦性・走行安定性のほうはH∞-TEMSとリヤ電子制御エアサスペンションを設定し、快適なハンドリングとクルーズコントロール性を上げています。

ランドクルーザープラド120系 の内装

メーターはオプティトロンメーターを採用し、ブラックパネルに指針と文字盤がくっきり浮かびあがり昼夜問わず視認性にすぐれたメーターです。

また、センタークラフター上部の新しいマルチインフォメーションディスプレイは、時計、方位(8方位)、外気温、平均燃費、瞬間燃費、平均速度、走行時間、航続可能距離、気圧、高度を多くの情報を表示してくれます。

エアバッグは、運転席と助手席のデュアルステージSRSエアバッグ以外に車両側面のSRSサイドエアバッグや、乗員頭部の側面を覆うように広がるSRSカーテンシールドエアバッグを標準装備しています。

ランクル プラド120系の実燃費

ガソリン車で5.5~10km/L。ディーゼルエンジンもあるので、燃料代を重視する方はガソリンよりもディーゼル車がいいのではないでしょうか。

ランドクルーザープラド150系 (2009年-現在)

2009年9月に発売した4代目のランドクルーザープラド150系は、ロングホイールベース(2790mm)の5ドアモデルのみとし、ショートホイールベース仕様は海外向けに継続して販売していました。

新たな機能として、極低速でのオフロード走行を容易にするクロールコントロールや、オフロード走破性を高める運転支援システムのマルチテレインセレクトなどを設定しました。

ランドクルーザープラド150系の内装

トヨタ車で初めて「マルチテレインセレクト」をTZ-G、TZにオプションとして装備できました。

これはオフロード走行において、最適な操作手順と、路面状況に応じた走行設定を行うことができステアリングのマルチインフォメーションスイッチから、「MUD&SAND(砂や泥)」、「LOOSE ROCK(がれき路)」、「MOGUL(モーグル)」、「ROCK(岩場)」を選択し、それぞれに最適なトラクションコントロールの制御傾向を変化させます。

セカンドシートに足元スペースを広げるスライド機構と、3列目への乗降性を高めるウォークイン機構を助手席側に備えています。さらに、サードシートはスイッチ一つで格納・復帰できる電動フロア格納機構を採用するとともに足元を50mm低床化し、居住性と利便性を向上させています。

ランクルプラド150系の実燃費

意見は分かれますが、実燃費は10~13km/L。大型SUV車にしては立派な値です。

最新「ランドクルーザープラド」中古車情報
本日の在庫数 1763台
平均価格 412万円
支払総額 90~764万円

ランドクルーザー200系(2007年-2021年)

前期型
後期型

200系は現行モデルもランクルでもあります。ボディサイズは100系から全長60mm、全幅30mm拡大し、エンジンは、V8・4.7L 2UZ-FEガソリンエンジンをベースに、新たに吸気VVT-iを採用するなどして、出力を53馬力パワーアップ。

走行システムでは、岩石路、砂地路、急坂路などで、極低速を自動的に維持する世界初のクロールコントロールと、走行状況に応じて、前後の駆動力配分を瞬時に選択し、スムーズで安定した走りを可能とする新開発のトルセンLSD付トランスファーを標準装備しています。

ランドクルーザー200系の実燃費

実燃費は5km/L。このクラスでは標準的な燃費値です。

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ランドクルーザー300系(2021年-現在)

ZX

新型ランドクルーザー300系は2021年6月にワールドプレミア、同年8月に国内販売を開始しました。

GRスポーツ

歴代初となるGRスポーツの設定や指紋認証機能の搭載などがトピック。

さらに待望のディーゼルエンジンが復活し、6穴ホイールを採用。詳細はこちらの記事で解説しています。

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執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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