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【ミニコンバーチブルはおしゃれなオープンカー】実燃費や価格からカスタム例や試乗評価など
目次
【最新情報】ミニコンバーチブルが3月にマイナーチェンジ!

ミニコンバーチブルが、3ドア・5ドアとともにマイナーチェンジされ、3月に発売します。
マイナーチェンジでは昨年発表された新たなロゴをまとうほか、テールランプへのユニオンジャック埋め込みといったエクステリアデザインの変更のほか、オプションで新しいロゴが地面に反映されるウェルカムライトなどが着けられます。
また、エンジンやトランスミッションが7速DCTになるなど、パワートレイン面にも変更があり、マイナーチェンジとは言えども、これまでとは大きく違ったミニコンバーチブルになりそうです。
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ミニコンバーチブルとは?

MINIコンバーチブルはその名の通り、MINIのオープンカーとなるモデルです。
ルーフはソフトトップを採用しており、後席に折りたたまれた幌はMINIのクラシックテイストをより引き立たせてくれます。2016年には3代目がデビューし、初代から安定した人気を保っています。
MINIコンバーチブルは他のオープンカーとどのような違いがあり、どんな魅力があるのでしょうか?また、購入時に注意する点はあるのでしょうか?
ミニコンバーチブルの重要事項①数少ない4座オープン


オープンカーは万人受けする車ではないので、ラインナップ自体が少なく、そのほとんどが2シーターとなっています。しかし、MINIコンバーチブルはその中でもさらに希少な4シーターとなっているのが特徴です。
決して広々快適空間ではありませんが、後席があるので4人乗車が可能です。さらにドライブ中仮眠を取りたくなったときは前席の背もたれをリクライニングすることができます。ここが2シーターオープンとは決定的に異なるユーティリティなのです。3ドアモデルなので、利便性の制約はありますが、乗ろうと思えばファミリーカーにも成り得るポテンシャルを秘めています。
幌は電動になっているのでスイッチひとつでフルオープンが可能。時速30km以下なら走行中でも約18秒で開閉が可能です。
幌の収納のため、トランクは215L(現行モデル)と少な目ですが、日常の使用では十分な容量を確保しています。
MINIコンバーチブルのボディスペック
全長 | 3,835mm |
全幅 | 1,725mm |
全高 | 1,415mm |
重量 | 1,320~1,390kg |
最小回転半径 | 5.2~5.3m |
ミニコンバーチブルの重要事項②他のオープンカーとの決定的な違い

4名乗車が可能な点はMNIコンバーチブルの大きなアドバンテージですが、メリットはそれだけではありません。フロントシート側の幌を40cmだけ開けて、サンルーフのような使い方ができます。
フルオープンに躊躇うような場所でもこの機能を使えば気軽にオープンエアーが楽しめます。40cmといっても開口部はハードトップのサンルーフよりもだいぶ広いのでこれだけでもかなりの解放感が得られます。
また、近年の車は空力を強く意識しているため、フロントガラスが寝かされている車種が圧倒的に多いです。スポーツカー要素の強いオープンカーはなおさらです。しかし、MINIコンバーチブルはクラシカルなデザインを踏襲しているため、フロントガラスは立ち気味になっています。一般的なオープンカーはフロントガラスが頭上近くまで伸びているものが多いですが、MINIコンバーチブルは、オープン時に頭上を見上げた際、視界を遮るものがなく、解放感は格別です。
ただし、折りたたまれた幌は車体後方に収納というよりは、乗せている感じになるので、オープン時は後方視界が若干悪くなってしまいます。もともとリヤウインドウも大きくないので、バックカメラは必須オプションかもしれません。
ミニコンバーチブルの重要事項③エンジンスペックと価格

現行MINIコンバーチブルのグレードは以下の3つです。
クーパー
エンジン | 3気筒ターボ |
排気量 | 1,498cc |
最高出力 | 136ps/4,400rpm |
最大トルク | 22.4kgfm/1,250rpm |
JC08モード燃費 | 16.7 km/L |
車体価格 | 342万円(2017年3月現在) |
クーパーS
エンジン | 4気筒ターボ |
排気量 | 1,998cc |
最高出力 | 192ps/5,000rpm |
最大トルク | 28.6kgfm/1,250rpm |
JC08モード燃費 | 16.3km/L |
車体価格 | 402万円(2017年3月現在) |
ジョン・クーパー・ワークス
エンジン | 4気筒ターボ |
排気量 | 1,998cc |
最高出力 | 231ps/5,200rpm |
最大トルク | 32.6kgfm/1,250rpm |
JC08モード燃費 | 15.6km/L |
車体価格 | 489万円(2017年3月現在) |
エンジンスペックはそれぞれ大きく異なりますがグレード感の燃費の差は思いのほか小さいですね。
オープンモデル故に価格はオリジナルの3ドアよりもだいぶ高いですが、価格重視の場合はクーパーでしょうか。しかし、MINIはグレードが上がると装備も充実する傾向があり、例えばクーパーでオプション扱いのナビがクーパーSだと標準装備になったりします。
違いはそれだけではないので、比較検討する場合は気になっているグレード2つ以上の見積もりを出してもらうと良いかもしれません。
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本日の在庫数 217台 平均価格 205万円 本体価格 21~569万円
ミニコンバーチブルの重要事項④走行性能は3ドアにやや劣る

非常魅力的なMINIコンバーチブルですが、ベースの3ドアと比べるとやや劣る部分も。オープンカーはルーフが幌だから車体が軽いと思う方もいるかもしれませんが、そのままでは剛性が著しく低下してしまいます。失われた剛性を取り戻すためMINIコンバーチブルの重量は補強材等により3ドアに比べて100kg近く重くなっています。重さは当然走行性能に大きな影響をもたらします。
結果的にMINIコンバーチブルは加速性能、燃費共に若干3ドアを下回っています。しかし、これはスペックを比較した場合の話で、体感ではほとんど重さは感じられないでしょう。オープンカーというMINIコンバーチブルの特権を重視する人にとって見ればさほど大した問題ではないかもしれませんね。
ミニコンバーチブルの重要事項⑤豊富なカスタムパーツ

MINIの楽しみは走りだけではありません。純正パーツと社外パーツが非常に充実していることも人気を得ている大きな理由です。
今回のモデルからはオプションで画像のようなユニオンジャックを幌にプリントできるようにもなりました。
内外装も自分好みにカスタマイズしていけば、世界に一台しかないオリジナルMINIを作り上げることができます。
ミニコンバーチブルの重要事項⑥試乗の評価

ほとんどの方は多少のデメリットは理解して購入しています。良いところだけでなく、欠点について調べるのも購入前の重要なポイントです。オープンカーの良さは乗ったことがある人にしか分かりませんが、所有感があり、とても満足している人が多いです。
やはりオープンカーによる爽快感は他のカテゴリーにはない感動をもたらしてくれるのでしょうね。
オープンカーの中でもひと際輝く存在

MINIコンバーチブルの購入前に確認しておきたい重要事項をご紹介してきましたがいかがでしたか?どんな車にもデメリットはあり、MINIコンバーチブルも例外ではありません。しかし、一度乗ってみれば、デメリットを遥かに上回る魅力に気づくはずです。
便利な車は世の中にいくらでもありますが、”便利な車=楽しい”訳ではありません。
しかし、MINIコンバーチブルは利便性の高い車以上に心に豊かさをもたらしてくれるそんな車ではないでしょうか?
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...