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MINI コンバーチブル クーパーS 改良新型のプロトタイプがニュルを走る【最新スクープ】
もともとはイギリスのブランドで、現在はBMWの傘下となった「MINI」の「コンバーチブル クーパーS」がマイナーチェンジするようです。プロトタイプのスパイショットとともに、スクープ情報がMOBY編集部に入ってきました。
「MINI クーパーS コンバーチブル」のスクープは今回が初となります。
改良新型の最終デザインが明らかに!


今回捉えられたプロトタイプは、フロントバンパーが露出しており、カバーの下からは拡大されたフロントグリル、新しく設計されたフロントバンパー、エアスプリッターを備えたコーナーエアインテークが確認できます。

(画像:BMWジャパン 広報)

インテリアは「MINI JCW(ジョン・クーパー・ワークス)」やEVの「MINI S E」で採用されたデジタルディスプレイがアップグレードされて採用されるとのことです。


(画像:BMWジャパン 広報)
リアエンドでは、現行モデルと比較してリアフォグランプがマフラーの上部へ移動、サイドマーカーが新デザインなものへと変更されています。また、リアディフューザーとセンターに備えた2本出しエキゾーストパイプも確認できます。
パワートレイン
パワートレインは、現行モデルに搭載される、直列4気筒2.0Lガソリンターボを改良新型にそのまま採用、最高出力は192PS、最大トルクは280N・m、0-100km/h加速7秒未満のパフォーマンスに、トランスミッションは6速マニュアルと、7速DCTが組み合わせとなるとのことです。
発表時期
改良新型MINI クーパーS コンバーチブルのデビューは、最短で2020年内、ないしは2021年初頭の予想とのことです。
MINI クーパーS コンバーチブル とは?

(画像:BMWジャパン 広報)
「MINI」の歴史は1950年代に設立した「ブリティッシュ・モーター・コーポレーション」での誕生に遡ります。文字通りのコンパクトなボディに小さなエンジンを搭載、FFというレイアウトも当時としては珍しいものでした。
現行モデルは、BMW MINIとなってからは第3世代となるもので、2013年にフルモデルチェンジを受けています。
MINIのラインナップはシンプルにボディタイプを軸に展開、3ドアと5ドアのハッチバック、ステーションワゴンの「クラブマン」、クロスオーバーSUVの「クロスオーバー」、「コンバーチブル」が設定され、それぞれにベースグレードの「ONE」、「クーパー」が設定されています。「クーパー」のガソリンモデルが「クーパーS」、ディーゼルモデルが「クーパーD」となります。
「クーパー」の名は、イギリス時代のMINIでレーシングマシンを開発した「ジョン・クーパー」に由来します。イギリス時代のMINIにも「クーパー」と名がつくハイパフォーマンスモデルが生産販売されています。
1964年に、モーリス・ミニクーパーがモンテカルロ・ラリーで優勝、当時あまりにも小さいクルマが圧倒的な性能を誇ったことで世界中から注目され、その後の人気を確固たるものとしたのでした。
現行モデルのMINI クーパーS コンバーチブル の新車車両価格は、448万円となっています。
※2020年に発売が予想される新型車をカレンダー形式でこちらにまとめています。続けてご覧ください。
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