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次期新型メルセデス・ベンツSLは名車「300SL」のデザインを纏った美し過ぎるクーペへ
ドイツの高級車メーカー、メルセデス・ベンツのフラッグシップ・2ドアクーペ「SL」がフルモデルチェンジするようです。次期新型のプロトタイプのスパイショットとともに、スクープ情報がMOBY編集部に入ってきました。
石原裕次郎の愛車でもあった名車「300SL」のデザインを継承


背景は消されていることからメルセデス・ベンツの研究開発施設内などで撮影された可能性がある。

(画像:メルセデス・ベンツ ジャパン 広報)


(画像:MOBY編集部)

パワートレイン
次期新型SLクラスのパワートレインは、最高出力362PSを発生する直列6気筒3.0Lガソリンターボエンジン+「EQブースト」48Vマイルドハイブリッドの組み合わせと、同440PSを発生させるエンジンを搭載する「AMG SL43」、同558PSの「AM SL63」、フラッグシップモデルに同800PSとなるV型8気筒4.0Lガソリンターボエンジン+EQブースト」48Vマイルドハイブリッドの「AMG SL73」などがラインナップすると予想されています。
発表時期
次期新型メルセデス・ベンツ SLクラスは、2021年内にワールドプレミアされ、2022年モデルとして発売されるという予想となっています。
メルセデス・ベンツ SLクラスとは?

550との外観上の違いはほどんどなく、この画像の画角ではホイールの違いだけとなる。
(画像:メルセデス・ベンツ ジャパン 広報)
SLクラスはメルセデス・ベンツの2ドアクーペでフラッグシップとなる高級スポーツカー。SLクラスは前述した1958年に初代モデルがデビューしていらいフルモデルチェンジが繰り返され、現行モデルは2011年のフルモデルチェンジを受けた6代目となっています。
現行モデルはデビューからすでに10年が経過しており、メルセデス・ベンツの現在のラインナップでは一番長寿命なモデルとなっています。
「SL」の名称はドイツ語の「Sport Leicht (シュポルト・ライヒト)」の頭文字で、軽量スポーツカーの意味を持ちます。メルセデス・ベンツの車名命名規則から、Sクラスセダンがフラッグシップモデルであることに対して、2ドアクーペのフラッグシップモデルにもセダンと同じ「S」が与えられているという分類がありますが、正しくはセダンの「S」とは異なる意味となります。
現在、日本に導入されている現行モデルのパワートレインは、最高出力367PSを発生するV型6気筒ツインターボエンジンと9速ATを組み合わせた「SL 400」と同じパワートレインで最高出力が455PSに高められた「SL 550」の2タイプがラインナップされています。
新車車両は「SL 550」が1,783万円、「SL 400」が1,342万円となっています。
※メルセデス・ベンツからデビューが予想される新型車、フルモデルチェンジのスクープ情報は、こちらの記事でまとめてご覧いただけます。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部 新型車スクープ&予想チーム