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ベンツなのに…GLBが仕様変更で改悪?値上げなのに装備がグレードダウンか
GLBが値上げ後に装備がグレードダウン?

メルセデス・ベンツのコンパクトSUV「GLB」が値上げを含む改良後、仕様がグレードダウンしているという情報がメルセデスオーナーの読者から寄せられました。
メルセデス・ベンツ公式サイトを確認すると、「次期モデル(MP202202)では、半導体供給不足に伴う生産制約(Mercedes-AMGモデルを除く全車にてメモリー付フルパワーシート廃止)を含め、仕様・装備・メーカー希望小売価格を変更致します。」との記載が。

オーナーの方曰く、メモリー付フルパワーシート廃止については、手回しのダイヤル式に変更されたとのことです。
ベンツだけじゃない!国内外の自動車メーカーで値上げの動き
半導体不足や原材料の高騰が痛手?
こうした値上げの背景には、新型コロナウイルスの感染拡大による半導体部品の不足や、原材料の高騰などがあります。これらの影響は自動車メーカーのみにとどまらず、他業界においても重大な課題として立ちはだかっています。
長年販売してきた製品の価格を値上げせざるを得ない企業が増加しているのと同じように、自動車も従来の価格で販売するのが困難になっているようです。
値上げについては仕方ないとはいえ、GLBは少なくとも10万円以上の値上げが確実。以前より高い価格で、装備が削られているものを購入するというのは、いくらブランドのファンであっても少しはばかられるのではないでしょうか。
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国内メーカーも値上げは不可避

車両価格の設定に苦しんでいるのは国内の自動車メーカーも同じで、実際、多くの車種が一部改良後に車両価格が上昇しています。もちろん最新装備を投入すれば高額になるのは当然なのですが、価格を上げないための苦肉の策を講じているケースもあるようです。
例えば、間もなく一部改良を予定しているトヨタの「ランドクルーザープラド」が挙げられます。ランドクルーザープラドでは、車両価格が高くなるのを防ぐために、2列目シート座面の一部とアームレストに用いている素材を本革から合皮に変更するという情報をトヨタディーラーへの取材によって入手しています。
こうした話を聞くと、このご時世に従来価格で販売することがいかに大変かを思い知らされます。ファンとしてはなるべく寛容でいたいものですが、GLBは公式サイトの表示も分かりにくいことなどもあり、ユーザーの反感を買ってしまったようです。
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