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メルセデス・ベンツEQC早くも次期新型へフルモデルチェンジをスクープ!その理由は?
ドイツの高級車メーカー、メルセデス・ベンツの次世代ピュアEVでクロスオーバーSUVの「EQC」が早くもフルモデルチェンジするようです。プロトタイプのスパイショットとともにスクープ情報がMOBY編集部に入ってきました。
早すぎる2代目へのフルモデルチェンジ!それには理由があった






パワートレイン・アーキテクチャ
今回のスクープ情報には、パワートレインに関する情報は含まれていませんでした。
アーキテクチャは、EV専用の次世代プラットフォーム「EVA-II」を採用、大型のバッテリーパックを搭載可能で航続距離を飛躍的に伸ばすことができます。
なぜフルモデルチェンジを急ぐのか?
EUでは自動車の電動化が定められており、メルセデス・ベンツの最大のライバルBMW、アウディ、フォルクスワーゲンなどいった巨大自動車メーカーがこぞって最新のピュアEVモデルの開発をすすめています。しかし、2018年のデビューした、メルセデス・ベンツ EQCのアーキテクチャは、内燃機関(エンジン)をベースとした「EVA-I」 プラットフォームで大きなバッテリーパックを積載できないなどの物理的なスペースがない問題を抱えています。欧州ライバル各社に対抗するためにも、最新版のEVプラットフォームを採用した次期新型の開発が急がれているようです。
発表時期
次期新型メルセデス・ベンツ EQCの発表は2022年内の可能性があるようですが、この場合、メルセデス・ベンツはすでに2020年初頭に北米市場へのEQC導入を計画していましたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けて延期となっており、2021年まで遅らせることを発表しています。もし、仮に次期新型2代目EQCが2022年にデビューするとなれば、初代現行モデルのEQCの米国導入時期の見直しを行わないといけなくなります。場合によって、米国においては初代EQCが発売されず、2代目EQCからの発売となる可能性も見えてきました。
メルセデス・ベンツ EQCとは?

(画像:メルセデス・ベンツ ジャパン 広報)
メルセデス・ベンツ EQCは2016年開催のパリモーターショーで公開されたコンセプトカー「ジェネレーションEQ」の市販モデル版の位置付けとなり、欧州市場では2018年に発売開始となりました。日本導入は2019年からとなっています。
※メルセデス・ベンツからデビューが予想される新型車、フルモデルチェンジのスクープ情報は、こちらの記事でまとめてご覧いただけます。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部 新型車スクープ&予想チーム