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メルセデス・ベンツ新型Bクラスが発売!フルモデルチェンジで最新MBUXや安全装備を搭載
目次
【最新情報】メルセデスベンツ新型Bクラスが発売開始

2019年6月6日、メルセデス・ベンツ新型Bクラスが発売されました。フルモデルチェンジで今回3代目となり、デザインもよりダイナミックになり、安全性・快適性にも優れたMPVとなっています。
新型Bクラスは2018年10月のパリモーターショーで発表され、欧州では一足先に発売が開始されていました。
スポーティかつラグジュアリーなデザイン


新型Bクラスの外装は「Sensual Purity(官能的純粋) 」というメルセデス・ベンツの新しい基本思想に基づき設計されました。4ドアハッチバックという実用的なモデルながら、上下方向に細いヘッドライトや、低く構えたフロントエンドなど、スポーティさが強調されています。ルーフラインが低くなったことで、クラストップレベルの空力性能を実現しました。


新型Bクラスの内装は、一足先にフルモデルチェンジしてデビューした新型Aクラスと同じデザインを採用しています。インパネの大型ディスプレイや、ジェットエンジンのタービンのようなエアアウトレットなど、共通したアイテムが多いです。
高級感のあるシートは、室内空間の広さも相まって大人が長時間座っても疲れにくくなっています。
オプションでAMGライン仕様にも!



新型Bクラスはオプションで、内外装を特別仕様に設定できる「AMGライン」を選ぶことができます。
実用性の高い広い室内とラゲッジルーム




内外装ともにスポーティさや高級感を追求する一方、先代モデルでも支持されていた室内やラゲッジスペースの広さも重視されています。
前席の室内幅は33mm、フロントのヘッドルームは5mm拡大され、さらに快適に。ラゲッジスペースにはそのままゴルフバッグを入れることができるうえ、リアシートを4:2:4で分割して倒すこともでき、さらに使い勝手を向上させることができます。
対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を搭載

新型Bクラスには、メルセデス・ベンツの最新対話型インフォテインメントシステム「MBUX」が搭載されています。これは、新型Aクラスにも採用された最新システムです。
「ヘイ、メルセデス」と発話することで、目的地入力、電話通話、音楽選択、メッセージ入力・読み上げ、気象情報などのさまざまな機能にアクセスできるうえ、エアコンや照明の調節も可能です。
さらに新型Bクラスには、Qi規格対応機種の携帯電話を無線充電する「ワイヤレスチャージング機能」が前席に全車標準装備されました。
Sクラスと同等の最新の安全運転支援システムも

新型BクラスはSクラスと同等の先進安全装備「インテリジェントドライブ」を、オプションで選ぶことが可能です。
急な飛び出しや障害物を回避できない場合の自動緊急ブレーキによる被害軽減機能や、車線維持機能、斜め後ろの死角の車両との衝突回避を
支援する機能などが備わっています。
さらに、今回Bクラスとして初めてステアリングアシストを採用しました。
エンジンは2種類。価格は384万円~

日本発売モデルの新型Bクラスのパワートレインには、1.4L直噴ターボの「M 282」エンジンと、2.0L 直噴ディーゼルターボの「OM654q」エンジンが採用されました。それぞれ、「B180」「B200d」に搭載されます。
・B 180 スペックと価格
最高出力 136PS(100kW)
最大トルク 200N・m
7速デュアルクラッチトランスミッション(7G-DCT)
3,840,000円(税抜き)
・B 200d スペックと価格
最高出力150PS(110kW)
最大トルク320N・m
8速デュアルクラッチトランスミッション(8G-DCT)
4,220,000円(税抜き)
「B180」は7月頃、「B200d」は10月頃の納車を予定しています。
また、今後はPHV(プラグインハイブリッド車)もしくはマイルドハイブリッドモデルとEV(電気自動車)モデルの登場も期待されています。
【おさらい】メルセデスベンツ Bクラスとは?
初代Bクラス 2005年-2012年

Bクラスとは、ドイツの自動車メーカー・ダイムラーが、メルセデスベンツブランドで販売しているコンパクトハッチバック型自動車です。
2005年(日本では2006年)に発売されたBクラスは、ミニバンとハッチバックの中間的なデザインを持ち、サイズ上はCセグメント(全長4,200~4,500まで)に分類されます。
初代Bクラスは、メルセデスベンツで最小クラスに位置するAクラスと、スタンダードセダン・Cクラスの中間に位置していますが、室内空間の広さでは、さらに上級のEクラスにも匹敵します。
それでいて、 大きすぎず小さすぎない、ちょうど良いボディサイズであったために、日本国内においては、非常に取り回しの良い実用的なハッチバックとして人気がありました。
初代Bクラスの国内仕様車のパワートレインには、1.7Lと2.0Lの直列4気筒NAエンジン、2.0L 直列4気筒ターボエンジン(後に廃止)の3種類がラインナップされ、トランスミッションには7速マニュアルモード付CVTが組み合わされました。
駆動方式はFFのみとなっています。
なお、欧州仕様車には2.0Lのディーゼル車と1.5Lのガソリン車もラインナップされていました。
2代目 Bクラス

2代目Bクラスは、2011年(日本では2012年)に発売されました。
ボディは初代Bクラスの印象を残しつつ、CD値(空気抵抗係数)を0.26に抑えた空力的にも優秀なデザインとなっています。
また、新開発のMFAプラットフォームを採用したことによって、初代Bクラス以上の室内空間を確保し、乗降性も向上しました。
日本仕様車のパワートレインには、発売当初1.6Lの直列4気筒直噴ターボエンジンのみがラインナップされていましたが、後のマイナーチェンジによって、2.0Lの直列4気筒直噴ターボエンジンが追加されています。
トランスミッションには6速MTと7速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)が用意されていますが、日本仕様車は全車で7速DCTのみの設定です。
駆動方式は当初FFのみの設定でしたが、後のマイナーチェンジで2.0L車が4WDとなりました。
なお、日本国内における現行型のBクラスは、2017年7月のマイナーチェンジによってグレード体系が一本化され、1.6Lエンジンを搭載する「B180」のみが販売されるようになりました。
これにより、2.0Lエンジンと4WD車は廃止となっています。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...