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【ソウルレッドクリスタルメタリック】マツダの「匠塗」の秘密と開発秘話|傷の修復方法も

【ソウルレッドクリスタルメタリック】 匠塗とは?

マツダ 新型 アテンザ ソウルレッドクリスタルメタリック

© MOBY

マツダ NDロードスターRF マシーングレープレミアムメタリック

マツダ NDロードスターRF

匠塗(たくみぬり)とは、マツダが2012年から主要車種に対して展開している「オプション塗装」で、発表当初は「ソウルレッドプレミアムメタリック」、2016年からは「ソウルレッドクリスタルメタリック」として、さらに進化した配色へとアップデートされています。

また、匠塗にはレッドの他にも、「鉄」本来の質感にこだわった「マシーングレープレミアムメタリック」も用意され、「ロードスター RF」などのオプション塗装として展開をしています。

独特の質感、輝きを放つ匠塗「ソウルレッドクリスタルメタリック」。

この塗装技術はどのように開発されたのか、ご紹介していきます。

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量販車の塗装はどうやって行う?

マツダ アクセラスポーツ ソウルレッドクリスタルメタリック

マツダ アクセラスポーツ 2016年 外観

通常、量販車の塗装は「電着」「シーラー」「中塗り」「上塗り」などといった工程で、その塗装膜ごとに調合した塗料を塗布し、乾燥させるといった作業を繰り返すことで行います。

発色や質感を高める塗装をしようとする場合、この塗装膜を増やしていくといった技法が一般的となりますが、その場合は工数や人員が多くかかりコスト増となり、また、環境の面でも塗料に含まれるシンナーや揮発性有機溶剤が余計に排出されるなど、課題もあるのが現状でした。

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【ソウルレッドクリスタルメタリック】コンセプトカーの色合いを実現

マツダ コンセプト 靭 雄 3代目アテンザ

マツダ コンセプト 靭 雄 3代目アテンザ

マツダのカラーデザイナーが実現させたかったのは、コンセプトカーが持つ「鮮やかさ」と「深み」でした。

しかし、ショーにおいて披露されるコンセプトカーと、量産しなければならない車の塗装とでは、その製法にはあきらかに差があり、また、コストの面でもその色合いを実現するのは不可能だとされていました。

しかし、マツダはソウルレッドクリスタルメタリックの開発にあたって、実現させたいカラーの価値を相互に理解するため、赤のクリスタルグラスを使って、「透明感のある鮮やかな赤色」、「深みのある赤色」、「漆黒のような赤色」へと光の反射具合で変化する様を共有することから始めたのです。

また、共有した情報やデータは、忠実にカラーを再現させるために数値化し、色の設計図となるよう光学特性へと落とし込んでいったのです。

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塗膜設計と新規顔料の開発、そして誕生

マツダ CX-5 ソウルレッドクリスタルメタリック

マツダ CX-5 2018

マツダのカラーデザイナーは、コンセプトカーのような色合いを体現するために、まず、塗装のコートと呼ばれる塗膜層の機能設計を実施しました。

塗膜層をボディの下地から「反射・吸収層」「透過層」「クリア層」の3層とし、それ以上増やすことなく、金属の反射や色の明暗は「反射層」や「吸収層」に、シャープな赤の実現は透過層にと、各層に機能を分担させる設計としました。

また、それに合わせ、鮮やかな赤を実現する高彩度となる赤い顔料を新規に開発、顔料の粒子サイズを小さくすることで乱反射を抑え、理想の色となるようにしたのです。

さらに、はっきりとした色の明暗変化となるよう、平らで小さな粒子をもつ「高輝度アルミフレーク」を新規開発、ギラギラした質感ではない緻密な面が光るような塗料としました。

以上のような開発過程や、ボディのプレス工程の向上など、数々の課題をクリアした結果、マツダの「ソウルレッドクリスタルメタリック」は誕生したのです。

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ソウルレッドクリスタルメタリック採用モデル一覧

モデル名塗装オプション価格
デミオ54,000円
アクセラ64,800円
アテンザ75,600円
CX-364,800円
CX-575,600円
CX-875,600円
ロードスター64,800円
ロードスター RF64,800円

現在、マツダの主力車種となるモデルのほとんどで、ソウルレッドクリスタルメタリックが選択可能です。

なお、「匠塗(たくみぬり)」は、オプション塗装となっているので、別途料金がかかりますが、購入者には選択する人が多いようです。

【ソウルレッドクリスタルメタリック】 傷の修復方法は?

マツダ デミオ XD L Package ソウルレッドクリスタルメタリック

マツダ デミオ XD L Package ソウルレッドクリスタルメタリック 2017

独特の質感・色合いを感じることができる「ソウルレッドクリスタルメタリック」。
万が一、傷ついてしまった場合はどうすればよいのでしょうか。

安易に自分でタッチペン修理などで対応してしまうのは、思わぬ色ムラが出てしまう可能性もあり、あまりおすすめできません。
また、修理に出す場合も、匠塗に対応していない修理店もあるようなので、注意が必要です。

現在、マツダの販売店では購入の際のアフターケア・サービスとして手頃な価格で傷・凹みを修理できる「QBpit」「簡易外装修理プラン」といったサービスを展開しているようなので、販売店・ディーラーに確認されるのもおすすめです(対応できない修理・箇所・大きさがあります)


また、販売店以外でもマツダが認定した塗料を使用して、補修に対応してくれる塗装・修理店もあるようなので、事前に確認・相談してみてはいかがでしょうか。

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ソウルレッドクリスタルメタリックは進化する

マツダの代表的ラインナップ

マツダ 車

匠塗は開発されてから「ソウルレッドプレミアムメタリック」「マシーングレープレミアムメタリック」そして、「ソウルレッドクリスタルメタリック」へと進化しています。

これからもマツダらしい開発力で匠塗がどのように進化していくのか、注目していきたいと思います。

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MOBY編集部

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