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ロータリー復活はもうすぐ!マツダが「おにぎり型」のエンブレムを商標出願!
マツダが4つのロータリー関連商標を出願

Rをモチーフにしたロゴの商標出願や、2ドアスポーツクーペの構造に関する特許申請など、マツダの動向には大きな注目が集まっています。
そんなマツダがロータリーエンジンに関連する商標を新たに4つ出願していたことがわかりました。この中には、ロータリーエンジン搭載車に装着されるエンブレムのような商標も確認できます。
おにぎりのようなローターと「e」を組み合わせたエンブレム

今回確認できた4つの商標は、ロータリーエンジンを使ったハイブリッドやレンジエクステンダーEVに関連するものと見られ、4つの商標すべてに電動を表す「e」の文字が使用されています。
特に、ロータリーエンジンのアイコンでもあるおにぎり型のローターを模した商標は、ローターと「e」の文字と見られるデザインを組み合わせたもので、ロータリーエンジンと電動化技術を組み合わせたことを表すものと見て間違いないでしょう。金属のような質感となっていることから、この商標はエンブレムとして使われるのではないでしょうか。
マツダ MX-30は現在マイルドハイブリッドモデルとEVモデルが販売されていますが、ロータリーエンジンを搭載したハイブリッドモデルも追加される見込みです。このエンブレムは、そうしたモデルに装着されるものと思われます。
ロータリーエンジンの走行フィーリングが再び味わえる?



また、その他にも「e-SKYACTIV R-EV」「e-SKYACTIV R-HEV」「e-SKYACTIV R-Energy」3つの商標を確認できます。
マツダはMX-30のピュアEVモデルに電動化技術「e-SKYACTIV」を採用していますが、「e-SKYACTIV R-EV」などはそれを派生させたものとなりそうです。
3つの商標はそれぞれパワートレインに使用している技術を表すもののようですが、これはロータリーエンジンを採用したパワートレインが複数存在することを示している可能性もあります。
「e-SKYACTIV R-EV」は日産のe-POWERのようにエンジンを発電のみに使い、「e-SKYACTIV R-HEV」はホンダのe:HEVのようにシーンにあわせてモーターとエンジンを切り替えるという違いがあるのではないでしょうか。その場合、「e-SKYACTIV R-HEV」は限定的ではあるもののロータリーエンジンで駆動がおこなわれることになり、ロータリーエンジン特有のフィーリングを味わえるパワーユニットとなります。
「e-SKYACTIV R-Energy」はさまざまな予想ができますが、「e-SKYACTIV R-EV」のロータリーエンジンで発電した電力を住宅へ供給するV2H(Vehicle To Home)機能を表しているのかもしれません。
現段階ではまだ憶測の域にしか留まらないものの、新型車へのロータリーエンジン搭載についてマツダが着々と準備を進めていることは明らかです。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...