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【マツダ ユーノス500 総合情報】中古車選びの注意点と20GT‐iやデザインなど
目次
ネオ・クラシックカー「ユーノス 500」とは?
マツダ ユーノス500

ユーノス500は日本、香港、オーストラリア、ヨーロッパで販売されていた、ユーノス初の4ドアセダンです。(ユーノスブランドがなかったヨーロッパでは、「Xedos 6(クセドス 6)」として販売)
今ではネオ・クラシックカーとして人気のある、マツダ ユーノス500の魅力から、グレード、中古車情報まで総合情報をまとめました。
ユーノスとは?
ユーノスとは、マツダのプレミアムブランドの位置づけで、1989年から1996年まで展開されたブランドです。
当時のマツダは、メーカーの販売網をより広げていくために販売チャンネルの多角化を進め、「マツダ」「アンフィニ」「ユーノス」「オートザム」「オートラマ」という5つの販売店ブランドを立ち上げました。
ユーノスはハイブランドとして、今回取り上げた「ユーノス500」や、今もなお人気の「ユーノス ロードスター」、輸入車のシトロエンAX、ZX、BX、XMなどをラインナップしていました。
ユーノスの他モデルについてはこちら
ロングノーズ・ショートデッキの個性的な外装デザイン
マツダ ユーノス500

マツダ ユーノス500は、ネオ・クラシックを感じさせるロングノーズ・ショートデッキのボディデザインです。全体的に流れるような曲線を活かしたスタイリングは、玄人を唸らせる個性的な外装と言えるでしょう。
5ナンバーサイズを思わせないフロントの精悍さや、計算された緻密なフォルムと、他を圧倒する美しいボディーラインがユーノス500の最大の売りとなっています。また、新しく特許技術となった「ハイレフコート塗装」が採用され、耐久性が高く、鏡面のように輝く仕上がりとなり、よりいっそうデザインを引き立てています。
5ナンバーについて詳しくはこちら
当時としては先進的な内装で個性を発揮
マツダ ユーノス500の内装は、外装と同様に曲線を活かした、当時としては先進的なデザインでした。エアコンなどのスイッチをやや運転席側に配置したことで、まるでコクピットのような遊び心のある見た目に。また、グレード問わずモノトーンで統一され、インテリアの質感も高く、5ナンバーとは思えない質感です。
マツダ ユーノス500のスペック一覧|V6もラインナップ
マツダ クセドス6 (ユーノス500)

出典 : https://www.flickr.com/
エンジンスペック一覧
1.8L V6 | 1.8L 直4 | 2.0L V6 | |
---|---|---|---|
エンジン種類 | V型6気筒DOHC | 直列4気筒DOHC | V型6気筒DOHC |
排気量 | 1.8L | 1.8L | 2.0L |
最高出力 | 103[140]/ 7,000 | 85[115]/ 5,500 | 118[160]/ 6,500 |
最大トルク | 157[16.0]/ 4,500 | 157[16.0]/ 5,500 | 179[18.3]/ 5,500 |
トランスミッション | 4AT/5MT | 4AT | 4AT/5MT |
駆動方式 | FF | FF | FF |
使用燃料 | ハイオク | ハイオク | ハイオク |
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm |
マツダ ユーノス500のV6エンジンには1.8Lと2.0Lがあり、ややトルクは細いものの、よく回る心地よいフィーリングが特徴です。また、V6エンジンの大きな特徴である静粛性も備えており、上品な乗り心地。後期には、最大出力を抑え燃費の向上やコストダウンに寄与する1.8L直4エンジンも新たに設定されました。
ATとMTの燃費比較
燃費のカタログ値は、10・15モードで10.4km/L~13.8km/Lです。幅が大きいのはATとMTのミッションの違いによるもので、1.8L V型エンジンの場合ATが11.4km/LでMTが13.8km/Lになっています。
また、2.0L V型エンジンになると、ATが10.4km/LでMTが12.0km/Lとなっています。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...