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マツダ アクセラの最新(2020年12月)リコール発表まとめ┃ハイブリッドシステムに不具合
リコールとは?通知は来る?対象になった場合の対応法とディーラーでの手続きについて
マツダ アクセラハイブリッドの最新リコール情報

2020年12月3日、マツダはアクセラハイブリッドのハイブリッドシステムに不具合があったとし、国土交通省にリコールを届け出たことを発表しました。いずれも事故の発生には至っていないようです。
アクセラがリコールの対象となっているのは2014年(平成26年)から2019年(平成31年)に生産されたモデル。対象となる方には、ダイレクトメールによって案内がされるとのこと。これらの対応は2020年12月4日より随時行われます
自身の所有する車が対象車両かどうかは、マツダのリコール対応ウェブサイトで確認することができます。
自分の車がリコール対象だった場合、最寄りの取り扱い販売店へ来店日時を予約し、点検・修理を受ける必要があるとのこと。修理代などは無料で、費用などは発生しません。
リコールとは?通知は来る?対象になった場合の対応法とディーラーでの手続きについて
MAZDA3は問題なし
今回リコールが発表されたのは2014年10月~2019年2月に生産されたモデルなので、MAZDA3は含まれません。また、後に記載している型番においても、マツダ3の「3DA-BP8P」は含まれておりません。
マツダ アクセラハイブリッドの不具合発生箇所と改善方法
今回アクセラハイブリッドに対してリコールが発表されたのはハイブリッドシステムの不具合。以下で不具合の詳細と改善方法を解説します。
不具合発生箇所 | 電気装置 (パワーマネジメントコントロールコンピュータ) |
---|---|
改善方法 | 異常判定時の制御プログラムを対策仕様に修正 |
ハイブリッドシステムにおいて、異常を判定するプログラムが不適切なため、極低速から急加速する際、警告灯が点灯し、ハイブリッドシステムが停止して、走行不能となるおそれがあるとのことです。
詳細な部位について、マツダは以下の画像で伝えています。

対象となる車両情報
リコール対象となるのはアクセラハイブリッドのうち、以下の期間に生産された車両です。仮に所有する車がこの期間中に生産されていた場合、下の型式や車台番号なども参照してください。
開始 | 2014年(平成26年)10月29日〜 |
---|---|
終了 | ~2019年(平成31年)2月9日 |
型式や車台番号、生産台数などは以下の表のとおりです。
型式 | 対象車が含まれる車台番号 | 対象車の台数 |
---|---|---|
DAA-BYEFP | BYEFP-109670~ BYEFP- 201813 | 5,000台 |
再三となりますが、MAZDA3の型式は「3DA-BP8P」であるため、該当しません。
車体番号(車台番号)とは?検索方法から職権打刻の手続きについても
対象車種かどうかの確認方法
すでに型式や車台番号を把握している場合、マツダのリコール対応ウェブページより、対象かどうかを確認することができます。
型式や車台番号がわからない場合、以下の方法で確認してください。
型式と年式を確認する方法

車の型式と年式を確認するには、車検証を用意する必要があります。
型式の確認は車検証の「型式」という項目がそのまま記載されているので分かりやすいです。
一方で年式は、「初度登録(検査)年月」という項目がそれに該当します。
【あわせて読みたい】車の年式とは?調べ方から税金や車検証との関係についても
車台番号を確認する方法
車台番号(車体番号)とは、自動車や原動機付自転車の車台部分に打刻されている、車両にとって固有の識別番号になります。
今回対象となるアクセラハイブリッドの車台番号を確認する手順は2通りあります。それぞれを説明します。
車検証で確認する

車検証が手元にある場合は、そこから車台番号が確認できます。画像の位置に記載されています。
車体の刻印で確認する
- 運転席シートの足元にあるマットをめくる
- フレームナンバーのカバーがあるので外す
- BYEFP~から始まる英数字の刻印が車台番号
車台番号に関してはこちらの記事で詳しく解説しています。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...