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【リンカーンタウンカー総合情報】中古車選びの注意点からローライダーカスタムまで

リンカーンとはどんなブランド?

©Sergey Kohl/stock.adobe.com

リンカーンはアメリカの高級車メーカーで1917年に設立されました。社名のリンカーンは、創設者であるヘンリー・マーティン・リーランドが第16代アメリカ大統領のエイブラハム・リンカーンへ尊敬の意を込めて命名しました。

現在はビッグスリーと呼ばれるアメリカ自動車市場のトップ3に君臨するフォードモーターの傘下にあり、フォード社の高級ブランドとして展開されています。

リンカーン タウンカーの特徴と歴史

コンチネンタル タウンカー

コンチネンタル タウンカー
Greg Gjerdingen CC 表示 2.0 / CC BY 2.0
出典 : https://www.flickr.com/

タウンカーはまさしく「アメ車」のイメージにふさわしい大きなボディサイズ、排気量の多いエンジンを搭載したセダンタイプの自動車です。

1980年までリンカーンブランドの「コンチネンタル」というリンカーンを代表するセダンの最上級グレードの名称でしたが、1981年にグレード名ではなく独立したひとつモデルとしてデビューし、モデルチェンジを行いながら2011年まで製造・販売されていました。

オイルショック以降、小型化が進んでいたアメリカ自動車市場のなかでも大きなボディサイズを維持したことにより今でも人気を博しています。

【初代】リンカーン タウンカー(1981年ー1989年)

初代タウンカー フロント

リンカーン_タウンカー-1988
IFCAR パブリック・ドメイン
出典 : https://ja.wikipedia.org/

グレード名ではなく単一車種としての「タウンカー」の初代モデル。

全長5.5メートルとアメリカ車のセダンの中でも大きな部類に入る車体サイズに歴代ジムニーにも使用されているラダーフレームが採用されただけでなく、競合メーカーがFRからFFへ移行する中でもFRレイアウトを継承し、オイルショック以前の「アメ車」を強く意識させるモデルとなりました。

【2代目】リンカーン タウンカー(1990年ー1997年)

2代目タウンカー フロント

2代目タウンカー リア

リンカーン タウンカー 2代目リア
peterolthof CC 表示 – 改変禁止 2.0 / CC BY-ND 2.0
出典 : https://www.flickr.com/

2代目タウンカー メーター

リンカーン タウンカー2代目 メーター
Bill McChesney CC 表示 2.0 / CC BY 2.0
出典 : https://www.flickr.com/

初代のデザインイメージとプラットフォームはそのままに、ボディと内装の曲面を取り入れ、メーターにデジタルメーターを採用することで目新しさを表現した2代目タウンカー。現在でもカスタムベースとして人気を集めています。

【3代目】リンカーン タウンカー(1998年ー2011年)

3代目タウンカー フロント

リンカーン_タウンカー-1998
IFCAR パブリック・ドメイン
出典 : https://ja.wikipedia.org/

3代目タウンカー リア

タウンカー リア
Mr Thinktank CC 表示 2.0 / CC BY 2.0
出典 : https://www.flickr.com/

3代目タウンカー 内装

Mr Thinktank CC 表示 2.0 / CC BY 2.0
出典 : https://www.flickr.com/

タウンカー3代目にして最後のモデル。プラットフォームに変更はありませんが、内外装ともに2代目よりも丸みを帯びた現代風のデザインになりました。今現在、日本国内でもリムジンのベース車として街中を走っています。

魅せるカスタム!ローライダーからハイドロ、ホイールまで

ローライダー仕様にカスタム

ローライダーとは車体をより大きく、車高をより低く見せるために標準よりも小さなタイヤ・ホイールを履き、車高を大幅に落としたカスタムのことを指し、ボディの大きいフルサイズのアメリカ車でよく見られます。

足回りをハイドロサスペンションにカスタム

ハイドロサスペンションとは油圧でシリンダーを伸縮させて車高を上下させる装置のことを指します。空気の力で車高を上下させるエアサスペンションとは違いオイルが必要になりますが、その分素早く調整することが可能です。

ローライダーカスタムで車高を低くする際、走行中は地面に車体が擦れないよう車高を上げ、駐車時はかっこよく見せるために車高を下げることがほとんどです。費用はエアサスと同じく40‐50万程度となっています。

マフラー換装も定番カスタム

マフラー交換は見た目のドレスアップにも効果がありますが、それだけでなく、大排気量・V型エンジン独特のドロドロ音を奏でてくれます。排ガス、騒音規制のかかった現代の車では聞くことができない貴重なサウンドです。

燃費は悪くて維持費が高い?

タウンカーは大きいボディサイズに加えて4.9Lまたは4.6Lという大排気量ゆえに維持費も高くなり、自動車税は年間およそ9万円で、日本車の2倍以上。それに加え燃費はおよそ5km/lでガソリン代も高くなってしまいます。

また税金、ガソリン代以外でも最終型が発売されてからすでに7年経っているということで故障も起こりやすく、部品代、工賃等でも外国車ゆえに高額になる可能性があります。

中古車を選ぶ時の注意点と現在の相場価格

最新「リンカーン・タウンカー」中古車情報
本日の在庫数 15台
平均価格 178万円
本体価格 65~520万円

リンカーン タウンカーにはノーマル車がない?

タウンカーはカスタムベースとして人気がある車種のため、中古市場でもカスタムされたモデルが多く掲載されています。カスタムされた状態のものを購入してそのまま楽しむことも、ノーマル状態のものを購入して自分好みに仕上げることも可能です。

現在の相場価格

現在の相場価格ですが、リムジン使用を除いて型式を問わず100万円台から200万円台と新車価格から下がっており、とても買いやすい価格帯になっています。しかし、日本の狭い道路事情や高い税金、年式を考えると決して維持しやすいとは言えない車です。

フルサイズセダン、大排気量とアメリカンドリームが詰まった一台なので、そのカッコよさと憧れを大切にしたい方におススメの一台です。

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  • 設置型の芳香剤を使用し、常に車内を好みのにおいにしている
  • 効果は気にしていないが、ファッション目的で設置型の消臭剤または芳香剤を使用している
  • スプレーやスチームによる消臭を、乗車前または乗車後に毎回実施している
  • スプレーやスチームによる消臭を、定期的に実施している
  • スプレーやスチームによる消臭を、気が付いたときに実施している
  • においは気にしているが、消臭剤や芳香剤は使用していない
  • においは気にしておらず、消臭剤や芳香剤は使用していない
  • 車のにおいが好きなので、そのままにしている
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