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レクサスが新型UX200/250hを世界初公開!マルチメディアシステムなどを刷新
新型UX200/250hが世界初公開

レクサスは2022年5月13日、新型「UX200/250h」を世界初公開しました。
UXは2018年に初代がデビュー、2020年にはレクサス初のBEV市販モデルとなる「UX300e」も追加されています。今回は「UX300e」についての言及はありませんでした。
新型UXの主な変更点となるのは、ボディ剛性や静粛性の向上、予防安全技術の機能拡充、最新の先進装備の採用などです。
内装のマルチメディアシステムなどを刷新

内装では大型化&高解像度化した12.3インチ/8インチタッチディスプレイを採用するとともに、直感的な使いやすさを追求した最新のマルチメディアシステムを搭載しました。

12.3インチ(左)と8インチ(右)

タッチディスプレイ採用に伴い、インストゥルメントパネル(インパネ)及びセンターコンソール周辺の形状やスイッチの配置を最適化。ディスプレイのサイズによって、各スイッチの配置などが微妙に異なります。


インパネ中央に搭載していたシートヒータースイッチ等をコンソール上部に配置し、それによって生まれたスペースに充電用USBコネクタ(Type-C)を新たに2箇所設定。加えて、おくだけ充電のスペースも上下方向に拡張し、上部にLED照明も追加することで使い勝手を向上しました。
そのほかにもコネクティッドサービス「G-Link」の機能を大幅に拡充したほか、また無線通信でのソフトウェアアップデートによって随時マルチメディアシステムを最新の状態に保つことができます。
走行性能・静粛性ともに向上
新型UXではボディ剛性を向上するため、サイドドア及びバックドア周辺のボディ開口部のスポット溶接打点を計20点追加。
そのうえで電動パワーステアリングやアブソーバーなどの設定を見直し、テスト走行を実施。あらゆる走行シーンで減速・操舵・加速がシームレスに繋がる気持ち良さなどを追求しています。
静粛性については新開発の18インチ ランフラットタイヤを採用。トレッドパターン等を工夫することで、ロードノイズを低減しました。
F SPORTはさらにスポーティに進化
スポーティグレードである「F SPORT」では、パフォーマンスダンパーとAVS(アダプティブ・ビークル・サスペンション・システム)を標準設定、ステアリングギヤにブレースを追加することで、安定感のある乗り心地と高い静粛性、優れた操舵応答性を実現しています。
多数の先進機能を新たに搭載

予防安全技術については、「Lexus Safety System +(レクサス・セーフティ・システム・プラス)」の機能を拡充。追加されたのは主に以下の機能です。
- プリクラッシュセーフティの対応領域を拡大
- 右左折時に前方から来る横断歩行者も検知可能に
- 緊急時操舵支援などの機能を追加
- レーントレーシングアシストの支援範囲を拡大
- レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)に機能追加
- 自動車専用道路などでのカーブ速度抑制機能を追加
- ドライバー異常時対応システムを追加
スマートフォンが鍵代わりになる「デジタルキー」

専用のスマートフォンアプリをインストールすることで、この機能を有する車両に対してスマートフォンをデジタルキーとして使用可能に。
スマートフォンからの操作によってドアのロック/アンロックが可能になることに加え、スマートフォンを携帯した状態でスタートスイッチを押すことでエンジンスタートができます。
所有するデジタルキーに対応した車が複数ある場合でも1台のスマートフォンだけで操作できます。また、スマートフォン間でデジタルキーの受け渡しが可能なため、家族や友人間で離れた場所での車両の貸し借りも容易に行えます。
パノラミックビューモニター
車両の前後左右に搭載したカメラの映像を合成してセンターディスプレイに表示するパノラミックビューモニターにおいて、過去に撮影した路面の映像を車両直下に合成表示することで車両下方の路面状況やタイヤ位置などの把握を補助する床下透過表示機能を追加しました。
日本の発売は今年夏頃を予定
新型「UX200/250h」の日本発売は、2022年夏頃を予定しています。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...