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最高級スーパーSUVレクサス「LF-1リミットレス」市販モデルは2021年発売か!
目次
レクサス新型SUV「LF-1リミットレス」が発表
LF-1リミットレス

2018年1月に行われたデトロイトモーターショー2018にて、レクサスが新しいラグジュアリーの方向性を表現したという、フラッグシップ・クロスオーバー「LF-1リミットレス」が世界初公開されました。
「LF-1リミットレス」は、レクサスの次世代デザインの可能性を示し、自動運転技術を搭載するコンセプトカーです。
レクサス LF-1 リミットレスとは?
レクサス LF-1 リミットレス(英字表記:Lexus LF-1 Limitless)とは、アメリカ南カリフォルニアに拠点を置く「CALTY DESIGN RESEARCH, INC」(通称「キャルティ」)がデザインを担当する、全く新しいSUVコンセプトカーです。
レクサスはプレスリリースで、
「新しいラグジュアリーの方向性を表現したフラッグシップ・クロスオーバーです。」
と言及していることから、現行モデルのフルモデルチェンジではない新型車の登場となるでしょう。
レクサス LF-1 リミットレスは「スーパーSUV」
レクサス LXを超える高級SUVに?名称やプラットフォームは?
レクサス LX

レクサス LXは、トヨタのフラッグシップ・SUV「ランドクルーザー」がベースの国産最高級SUVです。
LF-1 リミットレスは「フラッグシップ・クロスオーバー」となるとレクサスが公言していることから、LXを超える車格、車両価格で誕生する、と考えるのは自然なことです。
レクサス LX(ランドクルーザー)は、ラダーフレームを有する“クロカン”車のカテゴリとなり、SUVの中でも特に悪路走破性、高耐久性を重視した車となります。
LF-1 リミットレスは、恐らくラダーフレームを有さないプラットフォームを持つ「クロスカントリー・SUV」となるのではないかと予想できます。
レクサスのフラッグシップセダンであるLSで採用されているGA-Lプラットフォームの流用が有力だと考えられます。
LF-1 リミットレスは、LXのモデルチェンジ版ではなく、全く新しいクロスオーバー“スーパーSUV”として誕生することになるでしょう。
「ラダーフレーム」について詳しくはこちら
LF-1 リミットレスの車名はどうなる?
LF-1 リミットレスという名称はコンセプトカーとしての名称であり、現にトヨタのコンセプトカーを意味する「F」が名称に含まれています。
そのため市販化された場合はまた異なる名前になるはずなのですが、一体どのような名前になるのでしょうか。
レクサスのSUVはLX、RXなどXが付き、ラグジュアリーな車種にはLX、LSなどLが付きます。
LF-1 リミットレスが新型LXではなくそれ以上にラグジュアリーなモデルだとすれば、レクサスブランドにまた新たな車種名がラインナップされることになるはずです。
レクサス LF-1 リミットレスのエクステリアデザイン(外装)
レクサス LF-1 リミットレス

レクサス LF-1 リミットレス

レクサス LF-1 リミットレス

レクサス LF-1 リミットレス

公開されたティザーは、リアウィンドウの強い傾斜が印象的です。
恐らく、クーペのようなスタイルのエクステリアデザインになるのでは、と予想されていましたが、やはり流線型の美しいしなやかなデザインであることが判明しました。
鍛え抜かれた日本刀の、熱く溶けた滑らかな金属を硬質で鋭利な形状に凝縮したかのようなイメージとのことです。
再度から見るとロングノーズで、低重心であることもわかります。
フロントの大径タイヤと張り出したフェンダーや、薄く水平に抜けたリアコンビネーションランプがワイド感を引き立てます。
LF-1 リミットレスのボディサイズ
全長 | 全幅 | 全高 |
---|---|---|
5,014 | 1,986 | 1,605 |
ホイールベース | 車両重量 | 乗車定員 |
2,974 | – | 4 |
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人 |
レクサス LF-1 リミットレスはのインテリアデザイン(内装)
レクサス LF-1 リミットレス

レクサス LF-1 リミットレス

ティザーの時点ではリアウィンドウが寝ていることから、3列シート7人・8人乗りではなく、2列シート5人乗り・4人乗りと予想、5人乗りであることに期待が集まりましたが、公開された画像を見る限り、レクサス LF-1 リミットレスは4人乗りのようです。
レクサスは「新しいラグジュアリーの方向性を表現した」と伝えていますので、贅沢に4人乗りであることは十分に納得できます。
インパネ部分にはドライバーのジェスチャーを検知するモーションコントローラーや直感的なディスプレイ表示など最新のインターフェースを採用しており、さらにシフトレバーを排除しその機能をステアリングに集約させています。
十分なレッグスペースの確保や豊富なリアシートエンターテイメントシステムで快適性も高くなっています。
レクサス LF-1 リミットレスのパワートレインは?
レクサス LF-1 リミットレス

お披露目の時点ではパワートレインについて明確な言及はありませんでしたが、将来の電気自動車の普及を考え、EVを始めとしたあらゆるパワートレインに対応できるような設計となっています。
LXを超えるフラッグシップ・SUVですから、エンジンスペックも“超弩級”となるのでは?という期待もできます。
恐らくですが、ライバル車は、ランボルギーニ・ウルス、ベントレー・ベンテイガとなるでしょうから、600馬力を超すスーパーカー並みのハイスペックなエンジンが搭載される可能性があります。
ただし、「新しいラグジュアリーの方向性」の言葉をそのまま具現化するとしたら、ライバル車に真似ず、高度な技術を結晶したハイスペックでエコなハイブリッド、PHEVが搭載される、とも解釈できるでしょう。
プラットフォームは前述の通り、レクサスLSのGA-Lプラットフォームの流用が有力です。
レクサス LF-1 リミットレスの自動運転は?
レクサス LF-1 リミットレス

LF-1 リミットレスが搭載する自動運転は、目的地までの運転を車両が担うショーファーモードを搭載しています。
また、ナビゲーションに時間の概念を導入し、車両や交通の状況に応じた判断により、休憩やレスと連の提案、ホテルの予約などができる4Dナビゲーションシステムを搭載しています。
4Dナビゲーションシステムを通した情報はスマートフォンなどへの表示が可能です。
レクサス LF-1 リミットレスの想定ライバル車
ランボルギーニ ウルス
ウルス

レクサス LF-1 リミットレスの公表の前日に、ランボルギーニの高級“スーパーSUV” ウルスの発売、車両価格などの公式発表がありました。
ウルスは約2,500万円の車両価格、超弩級のスペックを誇るSUVです。
ベントレー ベンテイガ

現在、世界で最も高級なSUVと言えば、ベンテイガです。
LF-1 リミットレス がベントレーと互角の勝負をする設計で新型車を開発する、とは言いにくいですが、ベンテイガの購入層へ十分訴求できる仕上がりで登場してくるのは間違いないでしょう。
レクサス LF-1 リミットレス 市販モデルの発売日は?

コンセプトカーである「レクサス LF-1 リミットレス」の市販モデルの発売日については、2021年内という情報があります。2020年に発表、翌年からの発売が予想されます。
日本国内で発売されるかはまだ不明です。
最新情報が入り次第、随時更新していきます。
レクサス LF-1 リミットレスの車両価格も“リミットレス”?
まだコンセプトカーの段階ですから車両価格がいくらになるのかは不明ではありますが、日本円にして1,500万~1,700万円と予想されます。
ちなみに現行モデルのLXの新車車両価格は1,150万円、ライバル車に挙げたランボルギーニ ウルスの新車車両価格は2,260万円~。レクサスラインナップでは圧倒的に高額ですが、他メーカーの高級SUVと比較したら手の届きやすい価格になると予想します。
デトロイトモーターショー2018のアン・ヴェールでは価格についての発表は無かったため、車両価格の発表は当分先になるでしょう。
続報を楽しみにしましょう。
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- MOBY編集部
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