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ランドローバー「ディフェンダー」に新型V8を追加か!BMW製4.4Lで600馬力でライバルはGクラス
イギリスの高級四輪駆動車専門メーカー、ランドローバーのSUV「ディフェンダー」にV8エンジン搭載モデルがラインナップに追加されるようです。プロトタイプのスパイショットとともに、スクープ情報がMOBY編集部に入ってきました。
BMW製4.4L V8を搭載、最高出力は600馬力か?





パワートレイン
スパイショットされたディフェンダーはV8エンジンを搭載していることは確実だが、その詳細は不明とのことでした。また、これまでのうわさでは、ランドローバー製のV8・5.0Lエンジンが、BMW製のV8・4.4Lエンジンに置き換えられる可能性があるとのことです。BMW 8シリーズなどに搭載されるV8・4.4Lは最高出力617PS、最大トルク750N・mとなっていますが、ディフェンダー V8では、600PS程度に抑えられる可能性があるとのことです。なお、トランスミッションはZF製8速ATが組み合わせられるだろうとのことです。
現行モデルのパワートレインは、最高出力300PS、最大トルク400N・mを発生する直列4気筒2.0L「インジニウム」ガソリンエンジンと、ディーゼルターボ、さらに直列6気筒ガソリンターボ+マイルドハイブリッドがラインナップされています。このうち、日本市場に導入されているのは現時点、直列4気筒2.0Lガソリンエンジンのみとなっています。
発表時期
新型ランドローバー ディフェンダー V8は、2021年内のデビュー予想とのことでした。デビューすれば、間違いなくライバルは、メルセデス・ベンツ Gクラスとなるでしょう。
ランドローバー ディフェンダーとは?

(画像:MOBY編集部)
ランドローバー ディフェンダーの前身は、本格的なオフロード走行を可能とした四輪駆動車「ランドローバー シリーズIII」で、このモデルの1983年のマイナーチェンジの際、現行ディフェンダーの先祖となる「ランドローバー 110」に車名変更されました。初代から現行モデル同様にホイールベースのインチ数「110」、「90」などがモデル名になっています。
1983年のマイナーチェンジ後に、「90」と「127」がラインナップに追加され、1990年に再び車名変更を受け「ランドローバー ディフェンダー」となり現在に至ります。これは1989年にデビューした「ディスカバー」との混乱を避けるためだったようです。

(画像:ジャガー・ランドローバー・ジャパン広報)
1980年代から1990年代当時は現在のようなSUV、四輪駆動車のモデル数が少なかった背景もあり、ディフェンダーは非常に高い人気を誇りました。しかし、安全基準や排ガス帰省が厳しくなり、基本設計の古いディフェンダーでの対応が難しくなり、惜しまれながら2015年12月に生産を一旦終了します。その後、2019年4月に、復活新型ディフェンダーが公開され現在に至ります。日本市場では2019年6月から発売を開始しています。
現行ディフェンダーの新車車両価格は、499万円から820万円となっています。
※2020年に発売が予想される新型車をカレンダー形式でこちらにまとめています。続けてご覧ください。
*この記事等で使用されている業界専門用語解説はこちら
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- MOBY編集部 新型車スクープ&予想チーム