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リアル羊の皮?「ふわふわウルス」爆誕、驚異の600万いいねを獲得

ゴシップ女王「キム・カーダシアン」がウルスをカスタム

ランボルギーニ初のSUV・ウルス(通常モデル)

最低価格3,000万円以上のスーパーSUV「ランボルギーニ ウルス」。

ウルスには全身にカーボンやエアロパーツを纏ったスポーティなカスタムが施されることが多く、完成度の高いモデルがネット上で話題になることもしばしば。

そんな中、アメリカのゴシップクイーンことキム・カーダシアンは、自らの所有するウルスに誰もが予想し得なかった独創的なカスタムを施しました。

全体に布を纏ったふわふわウルスが誕生

こちらがインスタグラムに投稿されたウルス。

車両全体が毛皮のようなふわふわした白い布に覆われており、布の範囲は外観だけでなく内装やホイールにまで及んでいます。

さすがにライト類やホイール、メーターパネル、センターコンソールまではカバーしていないようですが、それでも十分すぎるほど個性的な姿へと変貌しています。

3000万円以上もするスーパーSUVも、米国一の富豪と称されるカーダシアン家にとっては着せかえ人形の1つに過ぎないのかもしれません。

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車を布で覆うことによるデメリット

冒頭で解説したカーボンやエアロパーツによるカスタムは、車両重量の軽量化や空力性能の向上といったメリットがありますが、布で覆うことによるメリットは皆無。

一方デメリットとして、ラジエーターが塞がれているためエンジンの熱が冷却されず、熱害による事故につながる可能性が考えられます。

最近では故意にグリルを塞ぐことで、空気抵抗の軽減や燃費性能の向上を図る「グリル塞ぎ」なるカスタムがあり、そもそもグリルが開閉式になっている車種も登場しています。

しかし、これらのほとんどは安全性に留意されていることに加え、ハイブリッド車が中心です。今回の場合、見た目重視である上にエンジンは力強い5.2LのV10エンジン。長時間の走行は控えたほうがよさそうです。

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そもそも汚れやすい

こちらは機能的には問題ないのですが、車に乗る上では気になる「清潔感」の部分です。

車を運転すると様々な場所に汚れが付着するのは周知の事実。

ウルスを覆う真っ白な布は、こういった泥や砂利、雨や水たまりの水分を直接受けることになります。これにはマフラーから放たれる排気ガスも含まれます。

白い布は茶色く汚れるだけでなく、水分を含めば重量が増します。加えて時間が経つにつれて悪臭を発するようになるでしょう。

外装部分だけならまだしも、内装がそのような状態になったら運転どころではないはず。メンテナンスしても元のような色にはもどりづらいと思われます。

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実はマーケティングの一環だった

SKIMSのロゴ

今回の投稿は、キム・カーダシアンが展開している下着ブランド「SKIMS(スキム)」の宣伝も兼ねていたようです。

SKIMSは以前、日本の着物を意味する「KIMONO」という名称にしたことで炎上したブランド。批判を受けたことで現在のSKIMSに2019年8月頃に改名したようです。

既にこの投稿についた「いいね」の数は613万を超えており、5万件以上のコメントも寄せられています。

車自体の実用性はさておき、ファッションブランドの宣伝としては十分すぎるほどの効果があったと言えるでしょう。

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執筆者プロフィール
MOBY編集部
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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