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S2000の年間維持費まとめ!車検費用・税金・修理費・保証、ガソリン代など
目次
ホンダ S2000とはどんな車?

ホンダ S2000 は1998年に、ホンダ設立50周年を記念して設計、発売された2ドア2シーターのオープン・ピュアスポーツ車です。
ホンダでは約30年ぶりとなるFR車として高い注目を集めました。
2005年11月にマイナーチェンジし、AP2型 となり、(初期型はAP1型)2009年8月に販売が終了しました。
デビューの1998年から2009年の販売終了まで、日本国内では約21,000台の販売台数となっています。
前期型のエンジンは、直4 2.0L でホンダお家芸のVTEC(可変バルブシステム)で250psを出し、最高回転は9,000rpmという市販車では類まれなスペックとなっています。
マイナーチェンジ後の後期型のエンジンは、前期型のネックだった低回転域でのトルク不足などを改良し、2.2Lへ排気量をアップしました。
S2000 はエンジンを縦置きし前後輪の重量バランスを50:50にしたミッドシップFRに6速MTが組み合わされ、高い運動性能が発揮されています。
ホンダ S2000 の新車価格
338万~339万円
ホンダ S2000 の中古車価格
S2000の中古車市場は変わった傾向があります。
最多販売価格帯が300万円以上と130万円以下の2パターンとなっています。
中古車平均価格は220万円前後となるのですが、この価格帯の台数が非常に少ない状況です。
在庫数が多い程度の良い車は高価格となっているだけでなく、新車で購入し未登録のまま保管していたコレクターやプレミアを狙った投資目的のオーナーがいた背景があります。
安い価格帯のS2000は、事故歴や改造歴があるものが多いと推測されます。
※2016年6月時点での情報を元にしています。S2000 は相場価格の変動が比較的大きいので注意してください。
- 最新「S2000」中古車情報
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本日の在庫数 261台 平均価格 395万円 本体価格 176~1,100万円
ホンダ S2000 の自動車税 ※重課税に注意
ホンダ S2000 AP1型(前期型)

S2000は前期型と後期型で排気量が異なり、自動車税の排気量区分に相違が発生します。
また、「グリーン化税制による特例税率」によって初年度登録から13年以上が経っていると、税法上、15%の重課税が課され税金が割り増しとなります。
また、S2000はエコカー減税対象車ではないので、税金の減額はありません。
初年度登録からの経過年数 | 13年未満 | 13年以上(重課税) |
2.0L AP1型(1998-2005年) | 39,500 | 45,400 |
2.2L AP2型(2005-2009年) | 45,000 | 51,700 |
平成28年度の自動車税は、車検証の初年度登録「平成15年3月」までの車が重課税対象となります。(2016年6月時点では、AP2型のS2000は重課税対象外となります)
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...