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NSX、終了へ-S660やオデッセイも終了&F1も撤退…ホンダの「顔」はどこへ
NSXが2022年で生産終了へ

2021年8月3日、ホンダは2022年12月を以て2代目NSXの歴史に幕を下ろすと発表しました。
そして最終モデルとして、NSX Type Sが世界限定350台で販売されることが明らかとなっています。
有終の美を飾れるか。「NSX Type S」登場

先日目撃されたテストカーは、最終モデルとして登場する「NSX Type S」になるようです。

外観からはバンパーなどのエアロダイナミクスに変更が施されていることが確認できます。ホンダはNSX Type Sについて、「今までのNSXを超えることを目指し、パフォーマンスとデザインを追求した」と発表しているため、パワーユニットなどにも手が加えられていることでしょう。

世界限定350台のうち、日本では30台が販売されるようです。3000万円近くになるものと思われますが、即日完売が予想されます。
S660、オデッセイ、NSX…続々と消えていくホンダの名車

ホンダは往年の「ビート」を思わせる2人乗りのオープン軽スポーツカー「S660」を2022年3月で生産終了とすることを発表しています。また、走りのミニバンとして一世を風靡した「オデッセイ」も、2021年12月を以て国内販売を終了する予定です。
そのほかにも、ホンダのフラッグシップセダンである「レジェンド」など、ホンダの顔とも言える車種が続々と販売終了に。NSXもホンダのスポーティなイメージを牽引するモデルとして君臨していましたが、ついに終わりを迎えます。

人気のコンパクトカー「フィット」や、今年フルモデルチェンジを迎えた「ヴェゼル」、ピュアEV「e」など、ホンダはラインナップの新陳代謝をおこなっていますが、かつてのホンダを知る人にとって、相次ぐ生産終了のニュースはホンダの顔がなくなっていくような寂しさを覚えるかもしれません。
F1参戦も終了…「走る実験室」はもう不要か?

モータースポーツの最高峰「F1」に参戦しているホンダですが、2021年シーズンでF1活動を終了することも発表しています。
ホンダの創業者である本田宗一郎氏が、世界一を目指してF1参戦を果たした1964年。これまでに何度か撤退と参戦を繰り返しましたが、今回は撤退ではなく活動終了に。
ホンダはかつてモータースポーツを「走る実験室」と称し、積極的なモータースポーツ活動を実施、そこで培った技術を市販車へ反映してきました。
しかし、F1は活動終了、NSXも販売終了となります。ホンダが見据える未来に、スポーツカーの姿は残っているのでしょうか。
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