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【ホンダ新型N-VAN vs 日産 NV-100クリッパー】軽バンライバル車徹底比較!

【ホンダ新型N−VAN vs 日産 NV-100クリッパー】徹底比較!

ホンダ新型N-VANとはどんな車?

N-VAN G Honda SENSING

ホンダ新型N-VANの発売日

新型N-VANは2018年7月13日に発売された、ホンダ19年ぶりの新型軽バン(1BOXタイプのバン、キャブオーバーバン)です。ホンダは1999年に「バモス」を発売し、2018年5月まで販売していました。新型N-VANはバモスの後継車です。4ナンバーの商用車だけでなく、一般の方も購入できるラインナップ構成となっています。

ホンダ新型N-VANの開発コンセプト

新型N-VANは、従来のホンダが培ってきたNシリーズが持つ「車内を広くする技術」を盛り込んだ、今までにない革新的な軽バンとして開発されました。他の自動車メーカーの後輪駆動軽バンとは異なる、前輪駆動を採用していたり、低床フロアや、センタータンクレイアウトなどを採用しています。

ホンダ新型N-VANの特長

・センタータンクレイアウトを採用し、低床フロアを実現
・助手席側ピラーレスを採用し、簡易な荷物の積み下ろしを実現
・「Honda SENSING」を採用し、衝突被害軽減ブレーキなどを装備。高い安全性能を実現

ホンダ新型N-VANについてはこちら

日産 NV-100クリッパーとはどんな車?

日産NV-100クリッパー

日産NV-100クリッパーの発売日

2003年8月29日に、日産自動車は三菱自動車によるOEM供給を受けると発表し、新たな商用車として「クリッパー」を発売することを発表しました。初代クリッパーは、三菱 ミニキャブのOEM車でした。現行型のクリッパーは、三菱自動車ではなくスズキ エブリイからのOEM供給を受けています。

2015年からは、商用車向けの「NV100クリッパー」と乗用車向けの「「NV100クリッパーリオ」が販売されています。

日産NV-100クリッパーの開発コンセプト

NV-100クリッパーは、「毎日の暮らしからレジャーまで、幅広いシーンで活躍する」というコンセプトのもと、開発されました。車名のクリッパーには「駿馬、俊足を誇る馬」、NVには「日産(Nissan)のバン(Van)」という意味が込められています。
仕事でもプライベートでも活躍できる軽バンとしてオプションなども用意され、「平成27年度燃費基準」も満たしています。

日産NV-100クリッパーの特長

・「平成27年度燃費基準」も満たしている高燃費性能
・広い収納スペースを実現したインテリア
・先進・安全装備が充実しており、快適な安全運転を実現

新型N-VANとNV-100クリッパーの違いは?

人気軽バンである日産NV-100クリッパーと、新たに軽バンの常識を覆そうと登場した新型N-VAN。どちらも同じ軽バンでありながら、その開発コンセプトや、詰め込まれている技術はそれぞれのメーカーの異なるこだわりが詰め込まれています。
また、近年注目されている安全性能も充実しているなど、両車共に時代に合わせた車であると言えます。

新型N-VANは軽バンらしからぬポップなエクステリアも

ホンダ新型N-VAN

N-VAN +STYLE FUN Honda SENSING

N-VAN +STYLE FUN Honda SENSING

N-VAN +STYLE COOL Honda SENSING

N-VAN L Honda SENSING

ホンダ新型N-VANは商用車と乗用車で同じボディを共有していますが、趣異なるデザインとなっています。

商用車用のグレード、「G」「L」は、シンプルであまり威圧感のない、優しいフロントデザイン。趣味やレジャー用のグレード「+STYLE COOL」は、メッキグリルが採用されており、街中で走っていてもおしゃれな印象を与えます。ファッショナブルなコンセプトの「+STYLE FUN」は、近年のホンダのコンセプトカーで見られる、白い丸目のヘッドライトが印象的です。

様々な用途で活躍することを期待して開発されているだけあって、グレードごとの違いも明確で、自分好みのモデルを見つけることができそうです。

ボディ全体としては、「広々とした空間」を謳っているだけあって、車高が高く、がっしりとした印象を受けます。また、ボディパネルの強度を持たせるための、3本のビードが、「タフさ」や「道具らしさ」を演出しています。

日産 NV-100クリッパー

NV-100クリッパーリオ

日産 NV100クリッパー リオ フルモデルチェンジ2015年

NV-100クリッパーリオ

NV-100クリッパーのエクステリアは、極限まで広さや大きさを追求したデザインとなっています。広いバックドア開口部、後席ドアの高い開口部などにより、積み込みのし易さも確保されています。フロントマスクのデザインも圧迫感がなく、親しみやすい雰囲気です。

快適性と便利性の両立!インテリア比較

ホンダ新型N-VAN

N-VAN G

ホンダ N-VAN G

N-VAN G

ホンダ N-VAN

N-VAN G

ホンダ N-VAN

ホンダ新型N-VANは、ホンダのNシリーズで培われたインテリアに関する技術が随所に取り込まれています。そのため、室内も軽自動車とは思えないほど広々。低床フロアによって、バイク、サーフボードなど、大きいものや重いものも簡単に載せることが可能。Nシリーズ初の商用車グレードも用意されていることもあり、実用性を重視したインテリアと言えます。

日産 NV-100クリッパー

NV-100クリッパー

NV-100クリッパー

日産 NV100 クリッパー 内装 2013年

NV100クリッパーのインテリアは、自転車や長尺物も積載できる多彩なシートアレンジを特徴としています。フルフラットモードにすれば車中泊も快適にすることができます。
また、インストトレイ、オーバーヘッドコンソールなど、室内中に収納スペースがあり、利便性も抜群です。

ボディサイズはほぼ同じだが室内高や乗降性では新型N-VAN

  新型N-VAN NV-100クリッパー
全長 3,395 3,395
全幅 1,475 1,475
全高 1,945 1,815
1,915(ハイルーフ)
ホイールベース 2,520 2,430
車両重量 930〜1,020 950〜1,010
乗車定員 4 4
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人

ボディサイズの違い

両車とも商用向けの軽バンということで、軽自動車規格に沿ったボディサイズとなっています。
全高とホイールベースのみ新型N-VANの方が若干大きくなっていますが、その差はほとんどないに等しいです。

しかし新型N-VANは、前輪駆動や低床化により、1BOXスタイルとは思えない自然な着座姿勢や乗降性の高さもを実現している点で評価されています。NV-100クリッパーのハイルーフ装備モデルと比べても、N-VANの全高は高く設定されており、そのボディ剛性、広々とした車内空間は魅力的です。

【新型N−VAN vs NV-100クリッパー】エンジンスペック・パワートレイン比較

  新型N-VAN(グレードG,L) NV-100クリッパー
エンジン種類 水冷直列3気筒 直列3気筒DOHC
排気量 660cc 660cc
最高出力 39[53]/6,800 36[49]/5,700
最大トルク 64[6.5]/4,800 62[6.3]/3,500
トランスミッション 無段変速AT/6速MT 4速AT
駆動方式 FF/4WD FR/4WD
使用燃料 レギュラー レギュラー
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

エンジンスペック・パワートレインの違い

エンジン性能を比較すると、新型N-VANの方が最高出力、最大トルクで若干NV-100クリッパーを上回っています。
また、駆動方式もN-VANはFFが用意されているのに対し、NV-100クリッパーはFRが用意されています。従来型のFRの軽バンに対し、革新的なFFを採用しているN-VAN。そこが一番の違いと言えるでしょう。

気になる両車の燃費を比較

新型N-VAN(FF)NV-100クリッパー(FR)
JC08モード燃費23.8(無段変速機)/18.6(6速MT)20.2
16.2(ターボ
実燃費
[単位]km/L

燃費の違い

どちらとも、商用向けのグレードの比較をしています。
ホンダ新型N-VANは、無段変速機の性能が非常に高いため、6速MTのモデルよりも無段変速機のモデルの方が遥かに良い燃費性能を発揮しているようです。NV-100クリッパーは、軽バンとしては標準的な燃費性能となっています。
2015年に発売されたNV-100クリッパーと2018年に発売されたN-VANの比較では、やはり最新技術の投入されたエンジンを搭載したN-VANの方に、燃費性能では軍配が上がるようです。

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執筆者プロフィール
MOBY編集部
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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